Nothing Special   »   [go: up one dir, main page]

「劇場版ポケットモンスター 水の都の護神 ラティアスとラティオス」の版間の差分

削除された内容 追加された内容
編集の要約なし
m Cite web|和書における引数修正
 
(100人を超える利用者による、間の458版が非表示)
1行目:
{{pp-vandalism|small=yes}}
'''劇場版ポケットモンスター 水の都の護神 ラティアスとラティオス'''(げきじょうばんポケットモンスター みずのみやこのまもりがみ - 、Pocket Monsters The Guardians of Altomare)とは、[[アニメ|テレビアニメ]]「[[ポケットモンスター (劇場版)|ポケットモンスター]]」の映画版第5作目である。[[2002年]][[7月7日]]に公開された。同時上映作品は「[[ピカピカ星空キャンプ]]」。
{{Pathnav|frame=1|ポケットモンスター (アニメ)|ポケットモンスター (劇場版)}}
{{Infobox Film
| 作品名 = 劇場版ポケットモンスター<br />水の都の護神 ラティアスとラティオス
| 画像 =
| 画像サイズ =
| 画像解説 =
| 監督 = [[湯山邦彦]]
| 製作総指揮 = [[久保雅一]]<br />川口孝司
| 製作 = [[吉川兆二]]<br />松追由香子<br />盛武源
| 脚本 = [[園田英樹]]
| 出演者 = [[松本梨香]]<br />[[大谷育江]]<br />[[飯塚雅弓]]<br />[[うえだゆうじ|上田祐司]]<br />[[神田うの]]<br />[[釈由美子]]<br />[[グッチ裕三]]<br />[[山寺宏一]]
| 音楽 = [[coba]]<br />[[宮崎慎二]]
| 主題歌 = [[coba]] & [[宮沢和史]]<br />「[[ひとりぼっちじゃない]]」
| 撮影 = [[白井久男]]
| 編集 = 辺見俊夫
| 製作会社 = [[オー・エル・エム]]
| 配給 = {{flagicon|JPN}} [[東宝]]<br>{{flagicon|USA}} [[ミラマックス]]
| 公開 = {{flagicon|JPN}} [[2002年]][[7月13日]]<br>{{flagicon|USA}} [[2003年]][[5月16日]]
| 上映時間 = 72分
| 製作国 = {{JPN}}
| 言語 = [[日本語]]
| 製作費 =
| 興行収入 = 26億7000万円
| 前作 = [[劇場版ポケットモンスター セレビィ 時を超えた遭遇]]
| 次作 = [[劇場版ポケットモンスター アドバンスジェネレーション 七夜の願い星 ジラーチ]]
}}
『'''劇場版ポケットモンスター 水の都の護神 ラティアスとラティオス'''』(げきじょうばんポケットモンスター みずのみやこのまもりがみ ラティアスとラティオス)は、[[2002年]][[7月13日]]から公開された[[テレビアニメ]]『[[ポケットモンスター (1997-2002年のアニメ)|ポケットモンスター]]』の[[ポケットモンスター (劇場版)|劇場版]]5作目である。同時上映作品は『[[ピカピカ星空キャンプ]]』<ref>{{Cite web|和書|url=https://www.olm.co.jp/works/2002/|title=作品紹介OLM|accessdate=2015-06-04}}</ref>。
 
== 概要 ==
{{ネタバレ}}
[[画像:Venezia veduta aerea.jpg|thumb|right|240px|モデルとなったヴェネツィアの町並み]]
 
1998年より5年間続いていた無印編(オリジナル初期)の劇場版ポケットモンスターとしては最後の作品。舞台である「アルトマーレ」は[[イタリア語]]で、直訳すれば「永遠なる海」。アルトマーレのモデルは[[イタリア]]の都市[[ヴェネツィア]]であり、ポケットモンスター劇場版シリーズとしては初の実在の街がモデルとなっている<ref>[[ポケモン・ザ・ムービーXY 光輪の超魔神 フーパ]]でも登場している</ref>。アバンオープニングでは、新規にTVアニメ版第1話のダイジェストが描かれた。
==ストーリー==
:サトシ達一行は、水上レースに参加するべく、水の都「アルトマーレ」を訪れていた。
:激しいレース展開の末、カスミは昨年のチャンピオンであるロッシを破り、アルトマーレグラスのメダルを手にする。一方サトシはレース途中、コースアウトをしてしまう。
 
[[アコーディオニスト]]の[[coba]]が音楽を担当し、予告編にアルバム「運命のレシピ」の「most decision」を使用する。エンディングテーマのために[[宮沢和史]]が「most decision」に歌詞をつけ、「coba & 宮沢和史」名義で「[[ひとりぼっちじゃない]]」を発表。また、オープニングテーマのためにcobaが「[[めざせポケモンマスター]]」を編曲し、「coba & 松本梨香」名義で「めざせポケモンマスター2002」を発表する。本編は「[[2002年劇場版ポケットモンスター ミュージックコレクション]]」の「ひとりぼっちじゃない(映画バージョン)」を使用した。シングル「ひとりぼっちじゃない」は一部の歌詞が異なる。
:何とか合流した一行はロッシの好意でゴンドラに乗せて貰い、この街の護神、「ラティアス」と「ラティオス」の話を聞かされる。その後、ピカチュウは一匹、ある広場にて一人の少女と出会う。少女は探しに来たサトシに興味津々な態度を取ると、街中へと消えて行った。
:走り去った少女だったが、突如怪盗姉妹のザンナーとリオンに襲われる。然し危機を感じ取ったピカチュウのお陰で何とか追い払う。すると、少女はサトシを誘うように街を駆けて行く。迷いそうに成りながらも追い着くと、そこには少女の姿は無い。
 
キャッチコピーは「'''"心のしずく"が伝説のポケモンをよびさます。'''」。ポケットモンスター劇場版シリーズにおいて傑作と評価され、またシリーズで唯一、[[アカデミー長編アニメ映画賞]]に出品されるなど作品としては高評価を得た。しかし、同年は『[[猫の恩返し]]/[[ギブリーズ episode2]]』や『[[スター・ウォーズ エピソード2/クローンの攻撃]]』などの注目作と公開時期が重なったことで週末興行ランキングでは初登場4位<ref>{{Cite web|和書|url=https://eiga.com/ranking/020716/|title=eiga.com &#x5B;トップ10速報&#x5D;|quote=東京週末興行成績 2002年7月13日&amp;14日|publisher=[[映画.com|eiga.com]]|author=駒井尚文|date=2002-07-16|language=日本語|accessdate=2012-11-06|archiveurl=https://web.archive.org/web/20020812014641/http://www.eiga.com/ranking/020716.shtml|archivedate=2002-08-12}}</ref>、その後は9~10位となるなど興行面では苦戦を強いられ、同年の邦画興行収成績は第4位(洋画も含めた日本公開映画全体では第15位)となった。作品単独での[[興行成績]]は26.7億円を記録、第18作目の『[[ポケモン・ザ・ムービーXY 光輪の超魔神 フーパ|光輪の超魔神フーパ]]』が公開されるまで歴代のポケモン映画で最も低い作品であった<ref>[[2011年]]に同日公開された[[劇場版ポケットモンスター ベストウイッシュ ビクティニと黒き英雄 ゼクロム・白き英雄 レシラム|『黒き英雄 ゼクロム』と『白き英雄 レシラム』]]は、2作合算で43.3億円となっている。</ref>。
:大聖堂に着くと、サトシは先程の少女を見つけ、後を追うと言って街を駆けて行く。再び誘われ、辿り着いた秘密の庭の一角に少女の姿を発見する。然し、突然ざわめきが庭を包み身構えると、サトシとピカチュウは何者かに襲われる。だが少女がそれを制止し、姿を現したその正体はロッシから聞いた護神、ラティオスであった。その後少女と瓜二つの少女が現れ、侵入者と勘違いされるサトシだったが、ボンゴレの仲裁で事無きを得る。その少女、カノンに変身していたラティアス、ラティオスと仲良くなったピカチュウ、そしてサトシは共に遊んだり、彼らの歓迎の印である「ゆめうつし」を体験した後、二匹に纏わる昔話を聞くと、庭を去った。
:その夜、秘密の庭に昼間の怪盗姉妹が現れる。ラティアスとラティオスの彼らの奮闘も虚しくラティオスは捕らえられ、こころのしずくは奪われてしまう。
:一方、何とか逃げ出したラティアスの「ゆめうつし」を通じてラティオスとこの街が危機に瀕している事を知り、サトシはポケモンセンターを飛び出す。大聖堂に辿り着くと、そこには苦しむラティオスの姿とカノン、ボンゴレの姿が在った。
 
時系列は第249話以降である{{Refnest|group=注釈|カスミのニョロゾがニョロトノに進化しているため。ただし、当時の本編はフスベジム→ヨーギラス編→ジョウトリーグという流れのため、映画マップにおいてヒワダタウンの真南と設定されたアルトマーレには本編の展開上寄り道出来ないことから本編とは矛盾が生じる。}}。
:ラティオスと二人の救出に成功し、怪盗姉妹も撤収を図るが、漆黒に染まったこころのしずくに触れてしまったことでこころのしずくは砕け、街中からは一斉に水が引き、無気味な雰囲気が漂う。だが、二匹は力を振り絞り、襲い来る大津波を打ち消す。光の中で目が覚めたラティアスは眼前のラティオスの様子の違いに気付く。やがて消え行く兄の姿を、ラティアスはただ涙で見送った。
 
前作まで使用されていた[[セル画]]での制作を中止し、今作以降劇場版ポケットモンスターシリーズはすべて[[デジタル彩色]]制作となったため、無印編の劇場版においては最初で最後のデジタル制作となった<ref>テレビ東京系放送のアニメでは第261話「ヤドキング! おうじゃのしるし!」同年[[8月15日]]放送よりデジタル彩色化</ref>。
:夜が明け、見つかったラティアスにラティオスの行方を聞くと、空を見上げる。その後ラティアスは皆に「ゆめうつし」を見せる。煌く青の星。それを見下ろす場所。ラティオスの居場所はあそこなのだと、皆に教えたのだった。やがて、現れたこころのしずくをカノンは愛しそうに抱くと、再び庭へと戻した。
:やがて、街を去る日になりサトシは桟橋で見慣れた少女に一枚の絵を渡される。頬にキスをされた事に呆然としつつも紙を見ると。そこには、仲睦まじいサトシとピカチュウが描かれていた。
 
2017年、「[[劇場版ポケットモンスター キミにきめた!]]」の公開記念として、人気投票企画「推しポケモン映画ナンバーワンはキミにきめた!」でポケモン映画19作品の中から1位に選ばれ、[[中川翔子]]に「あの頃感。美しい水の街の描写とアコーディオンの音色!」と評された。
==主な登場キャラクター==
*サトシ:[[松本梨香]]
*ピカチュウ:[[大谷育江]]
*カスミ:[[飯塚雅弓]]
*タケシ:[[うえだゆうじ|上田祐司]]
*トゲピー:[[こおろぎさとみ]]
 
===2022年に再上映が決定===
以上の人物については、[[ポケットモンスター (アニメ)の登場人物]]を参照のこと。
歴代のポケモン映画23作品の中から投票で選ばれた3作品が全国の映画館で再上映される「夏の思い出、ゲットだぜ!25周年ポケモン映画祭」が開催され、2022年6月17日から同年7月1日の間投票が実施された。7月15日放送の[[テレビアニメ]]「[[ポケットモンスター (2019年のアニメ)|ポケットモンスター]]」内で結果が発表され、『[[劇場版ポケットモンスター アドバンスジェネレーション 七夜の願い星 ジラーチ|七夜の願い星 ジラーチ]]』(同時上映『[[おどるポケモンひみつ基地]]』)及び『[[劇場版ポケットモンスター ダイヤモンド&パール ディアルガVSパルキアVSダークライ]]』と共に再上映が決まった<ref>{{Cite web|和書|url=https://www.pokemon.co.jp/info/2022/06/220624_a01.html|title=「夏の思い出、ゲットだぜ! 25周年ポケモン映画祭」が開催!|publisher=ポケットモンスターオフィシャルサイト|accessdate=2022-07-17}}</ref><ref name ="kekka">{{Cite web|和書|url=https://www.pokemon-movie.jp/filmfes/|title=夏の思い出、ゲットだぜ!25周年ポケモン映画祭|publisher=ポケモン映画公式サイト|accessdate=2022-07-17}}</ref><ref name ="fami">{{Cite web|和書|url=https://www.famitsu.com/news/202207/16268866.html|title=【25周年ポケモン映画祭】投票結果を発表。再上映されるのは『水の都の護神』『七夜の願い星』『ディアルガVSパルキアVSダークライ』|publisher=ファミ通|accessdate=2022-07-17}}</ref><ref name ="ori">{{Cite web|和書|url=https://www.oricon.co.jp/news/2242474/full/|title=『ポケモン映画祭』上映3作品決定 ラティアスとラティオス、ジラーチ…入場者プレゼントも実施|publisher=ORICON NEWS|accessdate=2022-07-17}}</ref>。
 
それぞれ入場者プレゼントとして、[[コンピュータRPG|ロールプレイングゲーム]]『[[ポケットモンスター ソード・シールド]]』にて「映画で活躍するポケモン」及び「サトシのピカチュウ」が手に入る[[シリアルコード]]と、[[アーケードゲーム]]『[[ポケモンメザスタ]]』で使えるスペシャルタグの「ピカチュウ」が数量限定で配布された。当映画では「映画で活躍するポケモン」はラティアスとなった<ref name ="kekka"/><ref name ="fami"/><ref name ="ori"/>。
*カノン:[[折笠富美子]]
:祖父のボンゴレと共に「こころのしずく」を守る、絵を書くことが大好きな美少女。劇中ではラティアスがカノンに度々変身するが、帽子を被っているのがカノン自身で、被っていないのがラティアス。最後のサトシへのキスシーンでは、本物(つまりカノン自身)か、ラティアスのどっちがしたのか。という事で物議をかもした(映画監督の話から、最後にキスしたのはラティアスという事とカノンがサトシに好意をもっている事は明らかになっている)。
*ボンゴレ:[[グッチ祐三]]
:アルトマーレのゴンドラ職人で、カノンの祖父。「こころのしずく」をカノンと共に守っている。
*ザンナー:[[神田うの]]
:怪盗姉妹の姉。宝石などの金品を好む。自らの容姿に心酔している。使うポケモンは[[エーフィ]]。
*リオン:[[釈由美子]]
:怪盗姉妹の妹。姉とは違い、宝石などの金品には興味が無い。使うポケモンは[[アリアドス]]。
*ロッシ:[[山寺宏一]]
:水上レースの前大会優勝者。レース時のパートナーは[[ホエルコ]]。カスミが優勝した際には、選別としてゴンドラに乗せてくれるなど、気前の良い人物。
*[[ラティアス]]:[[林原めぐみ]]
:水の都「アルトマーレ」に住まう伝説のポケモン。ラティオスと共に「水の都の護神」と呼ばれ、「秘密の庭」に住まう。大昔、街に齎された「こころのしずく」を代々護って来た。(伝説のポケモンながら、他にも仲間が居た事を考えると、大昔から代替わりしながら護って来たと考えられる)然し、護神でありながら水上レース中のサトシに悪戯したり、カノンに変身して一人で秘密の庭を出るなど、少し幼さを残している事が伺える。ラティオスとはとても中の良い兄妹であり、劇中の前半部分ではその仲の良さが強く描かれている。対して後半から結末へと至る展開とのギャップが「こころのしずく」と言う存在の持つ観念を、観る者へと強く提示する。
*[[ラティオス]]:[[江原正士]]
:ラティアスと共にアルトマーレに住まう伝説のポケモン。ラティアス同様「こころのしずく」を代々護って来ている。非常に妹想いであり、怪盗姉妹の秘密の庭への襲撃時、自らの身が傷付く事を厭わずにラティアスを庇い、逃がしたり、傷付きながらも街を護る為に津波に立ち向かう等と言った行動が、無私の愛と勇ましさを感じさせると共に悲しさを誘う。サトシが初めて庭を訪れた際は、侵入者と勘違いし全力で追い払おうとする(単にサトシがラティアスに危害を加えると危惧したとも考えられなくはない)が、誤解が解けた後は傷付いたピカチュウを気遣い、遊びに付き合ってあげたり、ラティアスの悪戯で空中から落とされたサトシを受け止める等、素直な優しさも見せる。彼を単なる悲劇の存在と見るか、否かによってこの作品に対する評価が変わると言える。
 
==主題歌 あらすじ ==
旅を続けるサトシ達一行は、水の都と呼ばれる美しい町'''アルトマーレ'''にやって来ていた。サトシとカスミはこの時期に行われるアルトマーレの名物「水上レース」に参加する。
===オープニングテーマ===
*「めざせポケモンマスター 2002」
**作詞:戸田昭吾/作曲:[[田中宏和|たなかひろかず]]/編曲:CHOKKAKU/歌:[[松本梨香]]
 
レース後に街を観光をしていると、サトシは怪盗姉妹の'''ザンナー'''と'''リオン'''に女の子が襲われているところに遭遇し、彼女を助けるが、逃げる途中で彼女とはぐれてしまう。博物館で再び姿を見かけ追いかけるが、女の子はサトシのことなど知らないという。
===挿入歌===
*「SECRET GARDEN」
**作詞:Natsumi Watanebe/作曲・編曲:宮崎慎二/歌:MADOKA
 
みたび女の子を見つけ、今度こそと追いかけていると、壁に偽装された通路を通り抜けた先の庭園で、その女の子は伝説のポケモン、'''ラティアス'''が変身していたと判明する。サトシは'''ラティオス'''とラティアスに歓迎を受け、ラティアスが姿を借りていた絵描きの少女'''カノン'''と、その祖父'''ボンゴレ'''に、この町に伝わる御伽話を聞かされる。<blockquote>その昔、この島に住んでいた老夫婦が、波打ち際に倒れていた2人の子供を介抱した。その後、島に邪悪なものが迫った時、子どもたちはその正体、ラティオスとラティアスの姿を表し、仲間たちとともに邪悪なものを追い払った。彼らは老夫婦に'''こころのしずく'''という邪悪を払う宝石を渡した。その後、島が邪悪なものに襲われることは二度となかった。島には今でも、ラティオスとラティアスやその子孫がときおり訪れているという。</blockquote>この秘密の庭園は、ラティオスとラティアスをもてなすためにボンゴレの一族が管理しているものであった。そして、この庭園の噴水の中には、こころのしずくが収められている。アルトマーレには、先祖たちにより作られた、こころのしずくとラティオスたちを使うことで発動する強力な防衛システムが存在するので、悪しき者に利用されないようこうして秘密にしているのであった。
===エンディングテーマ===
*「ひとりぼっちじゃない(映画バージョン)」
**作詞:[[宮沢和史]]/作曲:[[coba]]/編曲:coba/歌:宮沢和史、coba
 
その晩、ついにザンナーとリオンが庭園を発見し、ラティオスとこころのしずくを手に入れてしまう。命からがら逃げ出したラティアスは、サトシに助けを求める。サトシとラティアスは街へと飛び出し、防衛システムの妨害をともにくぐり抜け、ラティオスのところにたどり着く。
==備考==
 
*映画公開記念として、ラティアスとラティオスをデザインしたゲームボーイアドバンスが発売された。(現在生産中止)
ラティオスを助け出し、防衛システムを止めることに成功したが、こころのしずくが淀み、防衛システムが暴走を始めてしまう。街に押し寄せた津波を、ラティオスとラティアスは身を挺して防ぐが、ラティオスが命を落としてしまう。ラティオスの命は新たなこころのしずくとなり、庭園からこの街を見守るのだった。
*劇中で使われている「ひとりぼっちじゃない」は表記通り映画バージョンであり、「ポケットモンスター映画主題歌ソング集パーフェクトベスト」などに収録されている。対してマキシシングル「ひとりぼっちじゃない」(2002年7月10日発売。現在廃盤)に収録されている「ひとりぼっちじゃない」は同曲のオリジナルであり、一部歌詞が異なる。
 
*作品の舞台であるアルトマーレはイタリア語で意訳すると「永遠なる海」。
サトシたちが街を出るボートに乗っていると、カノンらしき少女が見送りに現れ、サトシに絵を渡し、キスをする。無言のまま去っていってしまうので、彼女が本物のカノンだったのか、それともカノンの姿になったラティアスだったのかはわからない。サトシはもらった絵を見て微笑み、ボートで次の街へと出発する。
*アルトマーレのモデルとなった街は[[ヴェネツィア|ヴェネツィア]]。
 
*2005年公開の[[劇場版ポケットモンスター アドバンスジェネレーション ミュウと波導の勇者 ルカリオ]]のエンディングクレジット中に、アルトマーレと思われる街が登場する。
== 登場人物 ==
=== レギュラーキャラクター ===
詳細は個別記事か[[アニメ版ポケットモンスターの登場人物]]を参照。
; [[サトシ (アニメポケットモンスター)|サトシ]]
: [[声優|声]] - [[松本梨香]]
: ポケモンマスターを目指す主人公。偶然ラティアスと出会い、仲良くなる。
; [[ピカチュウ (サトシのポケモン)|ピカチュウ]]
: 声 - [[大谷育江]]
: 技:10まんボルト
: サトシの相棒であるポケモン。
; [[カスミ (アニメポケットモンスター)|カスミ]]
: 声 - [[飯塚雅弓]]
: サトシを旅を共にする少女。水上レースで優勝を果たす。
; [[タケシ (アニメポケットモンスター)|タケシ]]
: 声 - [[うえだゆうじ|上田祐司]]
: サトシと旅を共にし、ブリーダーを目指している。
; [[トゲピー]]
: 声 - [[こおろぎさとみ]]
: カスミの所持するポケモン。
; [[ムサシ (アニメポケットモンスター)|ムサシ]]
: 声 - [[林原めぐみ]]
: ロケット団員。今回のロケット団はサトシ達と絡まず、別行動をしている。散々な目にあう三枚目として登場する。
; [[コジロウ (アニメポケットモンスター)|コジロウ]]
: 声 - [[三木眞一郎]]
: ロケット団員。怪盗姉妹のザンナーとリオンの存在を知っていた。
; [[ニャース (ロケット団のポケモン)|ニャース]]
: 声 - [[犬山イヌコ|犬山犬子]]
: 人間の言葉を珍しく話せるロケット団員。
; [[ソーナンス]]
: ムサシのポケモン。
; [[ワニノコ]]
: 声 - [[西村ちなみ]]
: サトシの手持ちポケモン。水上レースのパートナーとして使用するが、優勝を逃してしまった。
; [[サニーゴ]]、[[ニョロトノ]]
<!-- : 声 - 大谷育江、三木眞一郎 -->
: 技:バブルこうせん(サニーゴ)、みずでっぽう(ニョロトノ)
: カスミの手持ちポケモンたち。サニーゴは水上レースでカスミに優勝をもたらしている。その後、カスミにサトシを探すよう頼まれ、ニョロトノと共に「バブルこうせん」と「みずでっぽう」のダブルでカブトプスを撃退した。
; [[クロバット]]
<!-- : 声 - 三木眞一郎 -->
: 技:たいあたり
: タケシの手持ちポケモン。タケシにサトシを探すよう頼まれる。サトシがカブトプスに襲われた際は体当たりで吹っ飛ばした。
 
=== ゲストキャラクター ===
; カノン
: 声 - [[折笠富美子]]
: 本作のゲストヒロイン。絵を描くことが好きな少女。祖父のボンゴレと共に「こころのしずく」を守っている。ラティアスとは友達であり、最初は庭園に無断で入ったサトシを疑うが、すぐに誤解と分かり仲良くなる。
: 予告編では、サトシやピカチュウと共に古代装置から現れた人間の腕の様な姿をした存在に立ち向かっていたり、彼女が「こころのしずく」の力を開放しているシーンがある<ref group="注釈">「2002年劇場版ポケットモンスター・水の都の護神 ラティアスとラティオス/ ピカピカ星空キャンプ ミュージックコレクション」には、このシーンと類似した挿絵が描かれている。</ref>が、本編ではそれらのようなシーンはなかった。
: 「[[ポケットモンスター (2019年のアニメ)|ポケットモンスター めざせポケモンマスター]]」の第10話では一瞬のみでセリフこそないものの、自身に変身したラティアスと共に再登場している。
; ボンゴレ
: 声 - [[グッチ裕三]](特別出演)
: アルトマーレのゴンドラ職人でカノンの祖父。博物館の案内なども行う。
: 先祖代々からの「こころのしずく」を守る一族である。
; 怪盗姉妹
: 本作のゲスト悪役。名の知れたおしゃれな怪盗。アルトマーレには「こころのしずく」を盗みに訪れ、その目的のためにラティアスやラティオスを襲う。ED中にて、逮捕され刑務所に収監されている描写が描かれている。
: なお、視聴者に彼女らが姉と妹の区別を付けられるのは、リオンが一瞬だけ「姉さん」と叫ぶシーンのみである。
:; ザンナー
:: 声 - [[神田うの]](特別出演)
:: 怪盗姉妹の姉。長いカールのかかった金髪が特徴。宝石などの金品を好む。高飛車で自らの容姿に心酔しており、毎日メイクは欠かせない。ただし、妹とは異なり金品を手に入れる事が目的のため、世界征服等の野心はなく、暴走する妹に止めるように忠告している。
::; 使用ポケモン
:::; [[エーフィ]]
:::: 声 - [[かないみか]]
:::: 技:サイケこうせん、サイコキネシス、スピードスター、たいあたり
:; リオン
:: 声 - [[釈由美子]](特別出演)
:: 怪盗姉妹の妹。短い銀髪が特徴。姉とは違い、宝石などの金品には興味が薄く、野心的かつ冷酷な性格で世界征服を目論む。姉との姉妹喧嘩にはムキになる面も{{Refnest|group=注釈|幼い頃、[[クサイハナ]]を[[ラフレシア (ポケモン)|ラフレシア]]に進化させたことを未だに根に持っているらしく、そのことを姉にからかわれた。}}。
::; 使用ポケモン
:::; [[アリアドス]]
:::: 声 - [[坂口候一]]
:::: 技:ナイトヘッド、いとをはく
; ロッシ
: 声 - [[山寺宏一]](特別出演)
: 水上レースの前大会優勝者。カスミが優勝した際には、餞別としてゴンドラに乗せてくれるなど、気前の良い人物。
:; 使用ポケモン
::; [[ホエルコ]]
::: レース時のパートナー。
; アナウンサー
: 声 - [[広川太一郎]](特別出演)
: 水上レースの実況アナウンサー。アドリブ(広川節)で有名な広川が担当し、アドリブの多い実況を演じた。
; [[プテラ]]、[[カブトプス]]
: 声 - [[小西克幸]](プテラ)<!-- 、三木眞一郎 -->
: 技:はかいこうせん(プテラ)、きりさく(カブトプス)
: 「こころのしずく」の力により復活したポケモンたち。通常よりも大柄で白目な上に非常に凶暴な性格。リオンの命令でラティアスを捕まえようとするが、プテラは巨体が裏目に出てしまい建物に激突、カブトプスは駆けつけたクロバット、ニョロトノ、サニーゴに撃退。
: 予告編で見られたカブトプスには瞳があり、本編よりも巨大だった。
; [[ラティアス]]
: 声 - 林原めぐみ
: 技・能力:ゆめうつし<ref group="注釈">[[ポケットモンスター ルビー・サファイア|ポケットモンスター ルビー]]のラティオスのポケモン図鑑では「見た物や考えたイメージを相手に映像として見せる能力を持つ」と記載されている。</ref>、透明化および変身<ref group="注釈">ゲーム作品における「へんしん」とは異なる。[[ポケットモンスター ルビー・サファイア|ポケットモンスター サファイア]]等では、「ガラスの様な羽毛で体を包み込み 光を屈折させて姿を変えたり姿を見えなくする能力を持つ」とポケモン図鑑に記載されている。しかし、『水の都の護神』の劇中では、ザンナーとリオンの装置に映し出されたカノンに変身したラティアスの体温が人間の姿状に放出されているシーンがあるため、ゲーム作品の変身能力の説明とは原理が異なる可能性がある。</ref>、光の結界を放出する技<ref group="注釈">[[ポケットモンスター ルビー・サファイア]]における「ラスターパージ」のエフェクトに類似しており、また、ゲーム上での「ラスターパージ」の説明文にある「光を放出して攻撃する」という記載とも合致しているが、ラティアスはゲーム作品では「ラスターパージ」を覚えない。また、アニメダイヤモンド&パール第189話「シンオウリーグ準決勝! ダークライ登場!! 」にてタクトが繰り出したラティオスが放った「ラスターパージ」は、明確に光線の様な技として描かれていた。</ref>
: 水の都「アルトマーレ」に住む伝説のポケモンでラティオスの妹。ラティオスと共に「水の都の護神」と呼ばれ、「秘密の庭」に住む。大昔、街にもたらされた「こころのしずく」を代々護っている。ラティオスとはとても仲の良い兄妹。また、ラティオスが見ている状況をその場で映す「ゆめうつし」を使う。
: 水上レース中、壁に激突しそうになったサトシを助け、その後水道を使いたがっていたピカチュウのために水を出すなど心優しく、また好奇心旺盛で無邪気な性格。自分の見た目を変えることで透明になる他、カノンの姿にも変身でき、その姿で秘密の庭から出て街を散策することもある。ただし体温は違うほか、人の言葉を話すことはできない。
: 襲われていたところをサトシに助けられたためか、彼に好意を持ち、自分達が住んでいる秘密の庭に導く。ラティアスがカノンに度々変身しサトシたちを度々混乱させる場面があるが、基本的に帽子を被っているのがカノン自身で、被っていないのがラティアスである。
; [[ラティオス]]
: 声 - [[江原正士]]
: 技・能力:ゆめうつし、透明化、光の結界を放出する技
: ラティアスと共にアルトマーレに住む伝説のポケモンでラティアスの兄。ラティアス同様「こころのしずく」を代々護っている。滅多に人に姿は見せず、普段は妹と共に透明になっている。サトシが初めて庭を訪れた際は、不審感から全力で追い払おうとするが、誤解が解けた後は傷付いたピカチュウを気遣い、遊びに付き合ったり、ラティアスの悪戯で空中から落とされたサトシを受け止めるなど、素直な優しさも見せるようになる。非常に妹想いで、怪盗姉妹の秘密の庭への襲撃時は自らの身が傷付くことをいとわず、ラティアスを庇い逃がす。最終的にはアルトマトーレを救うために命を落とし、新たな「こころのしずく」として生まれ変わる。
: なお、アメリカ版で公開されたバージョンでは江原ではなく、林原に差し替えており、外国版でポケモンの声優が別の日本語声優に変更されるのは今作のみである{{Refnest|group=注釈|他のパターンでは英語声優、あるいは日本統一声優等がある。}}。
 
== その他 ==
* [[ゲームボーイアドバンス]]
映画公開記念として、ラティアスとラティオスをデザインしたゲームボーイアドバンスが発売された。
 
* エンディングの少女
エンディング直前に、"帽子を被っていない"カノンの姿をした少女がサトシの頬にキスをする場面が存在するが、このシーンに関して、カノン本人がしたのか、カノンに変身しているラティアスがしたのかは不明。
 
本作品の書籍版「劇場版ポケットモンスター―水の都の護神ラティアスとラティオス ピカピカ星空キャンプ (This is animation)」(ISBN 4091015662)では、他の場面では少女がカノン本人か変身したラティアスかのどちらかであるかが明記されているが、このキスシーンのみ「少女」とのみ表記されている。また、[[劇場版ポケットモンスター 水の都の護神 ラティアスとラティオス・ピカピカ星空キャンプ ミュージックコレクション|この場面に使用されているBGMの曲名は「カノン」となっている]]。それ以外のカノン、カノンに変身したラティアスが登場する場面で使用されているBGMの曲名は「謎の少女」および「謎の少女、再び(迷宮)」。見分け方として少女がどちらであるかは、帽子を被っているか否かで判ると前述の書籍では解説されているが、エンディング直前の場面では帽子はカノンの部屋のイーゼル(三脚)に掛けてある状態であり、例えカノンだとしてもその時カノン本人は被っていないことがわかる。
 
* [[ポリゴン (ポケモン)|ポリゴン]]
オープニングにて一瞬だけポリゴンが登場している。これは[[ポケモンショック]]が起きた「でんのうせんしポリゴン」以来の登場。劇場版でのポリゴンの登場がこれが最初で最後となった。
 
* 伝説のポケモンのモチーフ
 
歴代の映画の主役ポケモン([[ミュウツー]]・[[ルギア]]・[[エンテイ]]・[[セレビィ]])それぞれのモチーフが映画のどこかに登場する。
 
== スタッフ ==
* 原案 - [[田尻智]]
* スーパーバイザー - [[石原恒和]]
* アニメーション監修 - [[小田部羊一]]
* エグゼクティブプロデューサー - [[久保雅一]]、川口孝司
* プロデューサー - [[吉川兆二]]、松追由香子、盛武源
* アニメーションプロデューサー - [[奥野敏聡]][[神田修吉]]
* アソシエイトプロデューサー - 川原章三、山内克仁、大橋美紀子、山下善久、千田寿嗣、吉田紀之
*脚本:園田秀樹
* アシスタントプロデューサー - 福田剛士
*絵コンテ:[[湯山邦彦]]
* TVリレーションシップス - 岩田圭介、岩田牧子
*演出:[[日高政光]]、越智浩仁、吉村章、井硲清高
* デスク - 藁科久美子、島村優子、金原由香里
*キャラクターデザイン:一石小百合、松原徳弘、玉川明洋
* 脚本 - [[園田英樹]]
*総作画監督:玉川明洋
* 絵コンテ - [[湯山邦彦]]、[[毛利和昭]]、[[長濱博史]]
*色彩設計:吉野記通、佐藤美由紀
* 演出 - [[於地紘仁|越智浩仁]]、鈴木輪流郎、[[浅田裕二]]、井硲清高
*美術監督:金森勝義
* キャラクター原案 - [[杉森建]]、藤原基史、森本茂樹、吉田宏信、太田敏、にしだあつこ、斎藤むねお、吉川玲奈、奥谷順
*撮影監督:白川久男
* キャラクターデザイン - 玉川明洋、[[一石小百合]]、[[松原徳弘]]
*音楽:宮崎慎二、coba
* デザインワークス - 近永健一、ゴトウマサユキ、コレサワシゲユキ、[[毛利和昭]]
*音楽プロデューサー:斎藤裕二、たなかひろかず
* 作画監督 - 玉川明洋、[[井ノ上ユウ子]]、松原徳弘、毛利和昭、高橋英吉、[[辻初樹]]、[[池田和美]]
*音響監督:三間雅文
* 動画チェック - 榎本富士香、齋藤徳明、室岡辰一、大島嘉代、吉野満純、山中正博、森出剛
*アニメーション制作:[[オー・エル・エム|OLM]]
* 色彩設計 - 吉野記通、佐藤美由紀
*制作:[[小学館プロダクション]]
* 色指定 - 手嶋明美
*監督:湯山邦彦
* 検査 - 石川直樹、伊藤良樹、伊藤敦子、奥井恵美子、安藤有由美、粕田信治、川崎亜矢、中沢賢宏
*製作:ピカチュウプロジェクト2002
* 特殊効果 - 太田憲之
* 美術監督 - [[スタジオじゃっく|金村勝義]]
* デジタルワークス - 高尾克己
* 撮影監督 - [[白井久男]]
* CGI監督 - 鹿住郎生
* 2Dディレクター - [[水谷貴哉]]
* プロダクションマネージャー - 大竹研次
* チーフ3DCGデザイナー - 佐藤誠
* 編集 - [[ジェイ・フィルム]](辺見俊夫)
* 編集助手 - 板部浩章、神野学、今井大介
* 現像 - [[IMAGICA|イマジカ]]
* 音楽 - [[coba]]、[[宮崎慎二]]
* 音楽プロデューサー - 斎藤裕二、[[たなかひろかず]]
* 一部原曲・作曲 - 一之瀬剛、青木森一
* 音響監督 - [[三間雅文]]
* 音響プロデューサー - 南沢道義、西名武
* 制作担当 - 小板橋司
* 制作進行 - 牧野治康、児玉隆、加藤浩幸、[[新田典生]]、古宮磨里、村上修一、亀井康輝、上野弘泰
* アニメーション制作協力 - [[スタジオコクピット]]、[[京都アニメーション]]
* アニメーション制作 - [[オー・エル・エム|OLM]]
* 制作 - [[小学館プロダクション]]
* 監督 - 湯山邦彦
* 製作 - 亀井修、[[鶴宏明]]、富山幹太郎、芳原世彦、宮川鑛一、福田年秀、八木正男、[[製作委員会方式|ピカチュウプロジェクト2002]]
 
== 主題歌・挿入歌 ==
{{see also|ひとりぼっちじゃない|劇場版ポケットモンスター 水の都の護神 ラティアスとラティオス・ピカピカ星空キャンプ ミュージックコレクション}}
; オープニングテーマ「めざせポケモンマスター2002」[[coba]] & [[松本梨香]]
: 作詞:[[戸田昭吾]] / 作曲:[[田中宏和|たなかひろかず]] / 編曲・アコーディオン:[[coba]] / 歌:[[松本梨香]]
: 無印編の劇場版では公開当時放送中のTV版と異なる唯一の劇場用OPテーマが使用された。
; エンディングテーマ「[[ひとりぼっちじゃない]]」[[coba]] & [[宮沢和史]]
: 作詞・歌:[[宮沢和史]] / 作曲・編曲・アコーディオン:[[coba]]
; 挿入歌「SECRET GARDEN」[[MADOKA.]]
: 作詞:Natsumi Watanabe / 作曲・編曲:[[宮崎慎二]] / 歌:[[MADOKA.]]
 
== 映像ソフト化 ==
* 本編の[[DVD]]と[[VHS|ビデオ]]は、[[2002年]][[12月20日]]発売。本作以降DVDは公開された年の12月発売となっている。
* 映画10周年を記念して発売された「劇場版ポケットモンスター PIKACHU THE MOVIE BOX 1998-2002」に収録されている。
* 映画15周年を記念して発売された「PIKACHU THE MOVIE PREMIUM BOX 1998-2010」に収録されている。こちらは映像や音声がリマスタリングされ規格も[[ブルーレイ]]へ変更されている。
 
== 海外版 ==
前作同様、全米でも『Pokémon Heroes』として2003年5月16日に全米200館で公開された<ref>https://www.boxofficemojo.com/release/rl409699841/</ref>。
 
なお、オリジナル版とは、
* プロローグで神話が語られる部分が削除されている
* ザンナーとリオンがロケット団に所属している
* 「こころのしずく」にラティオスの魂が宿った旨の表現が明確化されている
などの点で異なる。
 
== 脚注 ==
{{脚注ヘルプ}}
===注釈===
<references group="注釈"/>
 
===出典===
{{Reflist}}
 
== 関連項目 ==
* [[ポケットモンスター]]
* [[ポケットモンスター (アニメ)]]
* [[ポケットモンスター (1997-2002年のアニメ)]]
* [[ピカピカ星空キャンプ]]
* [[劇場版ポケットモンスター 水の都の護神 ラティアスとラティオス・ピカピカ星空キャンプ ミュージックコレクション]]
== 外部リンク ==
* [https://www.pokemon.co.jp/tv_movie/movie/2002/ 映画紹介ページ]{{ja icon}}
* [https://www.pokemon.com/us/pokemon-episodes/pokemon-movies/pokemon-heroes-2003 Pokémon Heroes | Pokemon.com]{{en icon}}
* [https://www.miramax.com/movie/pokemon-v-heroes/ Pokemon V: Heroes - Official Site - Miramax]{{en icon}}
 
==外部リンク==
*[http://www.pokemon.co.jp/anime/movie/2002/index.html 映画紹介ページ]
 
[[Category:2002年の映画|けきしようはんほけつともんすたあみすのみやこのまもりかみ]]
[[Category:劇場版ポケットモンスター|みすのみやこのまもりかみ]]
{{ポケモンの映画}}
{{ポケットモンスター|メディア}}
{{OLM}}
{{Movie-stub}}
 
{{デフォルトソート:ほけつともんすたあみすのみやこのまもりかみらていあすとらていおす}}
[[en:Pokémon Heroes]]
[[Category:劇場版ポケットモンスター|みすのみやこのまもりかみらていあすとらていおす]]
[[nl:Pokémon 5 Helden]]
[[Category:アニメ作品 ほ|けつともんすたあみすのみやこのまもりかみらていあすとらていおす]]
[[Category:2002年のアニメ映画]]
[[Category:メディアファクトリーのアニメ映画]]
[[Category:ミラマックスの作品]]