瀬戸内クルージング
株式会社瀬戸内クルージング(せとうちクルージング)は、広島県尾道市に事務所を置く日本の旅客船を運航する海運会社である。
種類 | 株式会社 |
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本社所在地 |
日本 〒722-0014 広島県尾道市新浜二丁目13番 |
設立 | 2012年(平成25年)6月 |
業種 | 海運業 |
法人番号 | 3240001044366 |
事業内容 |
一般旅客定期航路運航 内航不定期航路運航 |
代表者 | 藤井瑠夏 |
資本金 | 300万円 |
従業員数 | 5名 |
外部リンク | https://s-cruise.jp |
本記事では瀬戸内クルージングの母体となっている個人事業主の「瀬戸内中央観光汽船」も合わせて触れる。
概要
編集瀬戸内中央観光汽船は1898年(明治31年)創業。笠岡市本土と同市に属する離島・北木島を結ぶフェリー航路を運航している。本航路は保有する船名「金風呂丸」で呼ばれることが多いとされる。岡山県日生港-香川県大部港(小豆島)でフェリー航路を運航している瀬戸内観光汽船とは別事業者であり双方に関係はない。
瀬戸内クルージングは従来瀬戸内中央観光汽船が手がけていた尾道と生口島(瀬戸田)を結ぶ瀬戸田航路、また鞆の浦(福山市)の観光航路を運航している。従来尾道航路と笠岡航路の両方を「瀬戸内クルージング」としていたが、2019年(平成31年/令和元年)に双方を分離、笠岡航路は「瀬戸内中央観光汽船」、尾道航路は「瀬戸内クルージング」としている。
沿革
編集瀬戸内中央観光汽船
- 1898年(明治31年) - 人と荷物を運ぶ船舶として創業
- 1902年(明治35年) - 郵便物委託事業 昭和24年 海上運送法施行
- 1949年(昭和24年) - 同年10月10日中国第314号一般旅客定期航路事業の免許を受け岡山県笠岡市~同市笠岡諸島北木島間、金風呂~笠岡航路運航開始
- 1970年(昭和45年)2月 - 金風呂~笠岡航路へフェリー導入
- 1999年(平成11年)3月24日 - 中国不第240号 一般旅客不定期航路事業 広島県福山市~香川県丸亀市 開始
- 2001年(平成13年)
- 2004年(平成16年)
- 2005年(平成17年)12月21日 - 中国第314号 一般旅客定期航路事業「第二十一金風呂丸」に昇降装置を設置
瀬戸内クルージング
航路
編集離島航路(生活航路)
編集廃止された航路
- 尾道-弓削 快速船(旅客、二輪車のみ)
観光航路
編集船舶
編集運航中の船舶
編集- フェリー
- 第二十一金風呂丸
- 1986年(昭和61年)9月竣工、藤原造船所建造(第103番船)
- 196総トン、全長40.25m、幅10.3m、深さ3.0m、ディーゼル×1基、機関出力1,000PS、航海速力11.0ノット、旅客定員93名、8トントラック4台、乗用車2台
- ゴールドフェニックス
- 1997年(平成9年)10月進水、1998年竣工、三保造船所建造
- 19総トン、全長21.57m、幅6.46m、深さ1.7m、ディーゼル×2基、機関出力1,622PS、最高速力30.3ノット、航海速力22ノット,旅客定員92名(最大150名)
- 新門司八号(貨物フェリー)
- 1968年6月進水、同年7月竣工、備南船舶工業建造、新門司海運より購入、2018年8月廃船
- 153.0総トン、全長32.9m、幅7.0m、深さ2.7m、ディーゼル×1基、機関出力450PS、最大速力10.5ノット、航海速力10ノット、旅客定員12名(臨時定員180名)、乗用車15台
- 旅客船
- シトラス
- GOLD II
- ジュゴン
- 藤馬
- ラズリ
過去の船舶
編集- ホワイトドルフィン
- ニューみしま
- 第三十五金風呂丸
脚注
編集外部リンク
編集- 瀬戸内クルージング【公式】 (@SetouchiC) - X(旧Twitter)
- 瀬戸内クルージング (SetouchiCruising) - Facebook
- 瀬戸内クルージング (@setouchicruising) - Instagram