海浜幕張駅
海浜幕張駅(かいひんまくはりえき)は、千葉県千葉市美浜区ひび野二丁目にある、東日本旅客鉄道(JR東日本)京葉線の駅である。西船橋駅から武蔵野線に乗り入れる列車も停車する。駅番号はJE 14。
海浜幕張駅 | |
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南口 駅ビル「ペリエ海浜幕張」 (2024年9月) | |
かいひんまくはり Kaihimmakuhari | |
◄JE 13 幕張豊砂 (1.7 km) (2.0 km) 検見川浜 JE 15► | |
所在地 | 千葉市美浜区ひび野二丁目110 |
駅番号 | JE14 |
所属事業者 | 東日本旅客鉄道(JR東日本) |
所属路線 |
■京葉線 (■武蔵野線直通含む) |
キロ程 |
31.7 km(東京起点) 府中本町から82.9 km |
電報略号 | カヒ |
駅構造 | 高架駅 |
ホーム | 2面4線 |
乗車人員 -統計年度- |
[JR 1]55,196人/日(降車客含まず) -2023年- |
開業年月日 | 1986年(昭和61年)3月3日[新聞 1] |
備考 |
概要
編集幕張新都心の玄関口となる駅であり、駅周辺には多くのオフィスビル・ホテル・ショッピングセンターが建ち並ぶ。駅南側には幕張メッセやプロ野球・千葉ロッテマリーンズの本拠地であるZOZOマリンスタジアムといった施設が立地し、イベントや野球試合が開催される日は多くの人でにぎわう。2005年のプロ野球開幕日から、地元の要望により列車の発車を告げる音楽(発車メロディ)にも千葉ロッテマリーンズの球団歌「We Love Marines」のサビ部分が採用されている。
武蔵野線から直通する列車(「しもうさ号」を含む)の千葉県側の終点駅となっている。このため、武蔵野線直通列車と京葉線内の列車の両方が利用可能である。ただし、朝夕通勤時間帯以外の早朝・日中・深夜などは当駅までの直通列車を設定していないため、南船橋駅もしくは市川塩浜駅での乗り換えとなる。2002年12月1日のダイヤ改正以前は日中にも直通列車が設定されていたが、京葉快速の南船橋駅への停車に伴い廃止された。
京葉線東京駅 - 当駅間の区間列車も多数設定されている。特に土曜・休日の日中の各駅停車は全列車が東京駅 - 当駅間の運転である。
京葉線快速の蘇我行きおよび内房線君津行き・東金線成東行き(土休日のみ)、日中の外房線上総一ノ宮行きは、当駅から先は各駅に停車するが、「各駅停車」とは案内されず、「快速」のまま案内される。
京葉線の途中駅では唯一特急「わかしお」が停車(特急「さざなみ」が運転される時間帯には、当駅に特急停車の設定がないため全列車が通過)し、東京発16時までの下り列車および当駅発11時以降の上り列車すべてが停車する。また、幕張メッセで開催されていた「東京モーターショー」・「Interop Tokyo」・「CEATEC JAPAN」などの大型イベント開催時に当駅始発東京駅直行の「さざなみ」が運行されたことがあった(2009年の「CEATEC JAPAN」向け列車までは「わかしお」として運転された)。
JR東日本が進める「エコステ」のモデル駅として2013年9月13日に駅リニューアルが竣工した。その際、4番線ホームのさらに南にあるスペースに太陽光パネルや風力発電機が設置されている。中央本線の四ツ谷駅・東北本線の平泉駅に続いて3番目の「エコステ」である。
歴史
編集京葉線が東京駅まで全通した当時は快速通過駅であったが、その後の幕張新都心の整備により駅周辺が発展し、現在では京葉線内の途中駅で唯一の特急停車駅となった。
年表
編集- 1986年(昭和61年)3月3日:日本国有鉄道(国鉄)の駅として開業[新聞 1]。
- 1987年(昭和62年)4月1日:国鉄分割民営化に伴い、東日本旅客鉄道(JR東日本)の駅となる。
- 1991年(平成3年)3月16日:ダイヤ改正により快速停車駅となる[3]。
- 1995年(平成7年)12月1日:2・3番線を新設[3]。
- 1997年(平成9年)3月19日:びゅうプラザが開業[新聞 2]。
- 2000年(平成12年)12月2日:ダイヤ改正により一部の特急「わかしお」・「さざなみ」停車駅となる[報道 2]。武蔵野線の列車の乗り入れを開始[4]。折り返し設備の使用を開始[3]。
- 2001年(平成13年)11月18日:ICカード「Suica」の利用が可能となる[報道 3]。
- 2005年(平成17年)3月26日:発車メロディを導入。
- 2013年(平成25年)
- 2020年(令和2年)
- 2025年(令和7年)春:蘇我駅方面に改札口を新設予定[報道 7][報道 8][新聞 4]。
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駅リニューアル前の南口(2012年8月)
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駅リニューアル前の北口(2005年7月)
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駅前歩道屋根改修前の南口(2013年12月)
駅構造
編集千葉ステーションビルが駅業務を受託している新浦安営業統括センター(新浦安駅)管理の業務委託駅[報道 1][新聞 3][1]。話せる指定席券売機[2][1]・自動券売機・自動改札機・自動精算機が設置されている。
2013年(平成25年)9月13日にJR東日本で3番目の「エコステ」としてリニューアルし、同時に高架下にペリエ海浜幕張がグランドオープンした。LED照明・高効率空調・節水トイレ・壁面緑化・地熱利用換気システム・太陽光採光システム・Low-E複層ガラス・遮光フィルムなどを採用し、上りホーム南側軌道脇には太陽光発電パネル、南側正面防風壁には風力発電機を設置している[報道 5]。延べ床面積は約4,540平方メートルで[報道 5]、うち店舗が約2,240平方メートルである[報道 4]。
線路の構造上、複雑な方向・案内になっている。開業後しばらくは2・3番線に線路が敷設されていなかったが、1995年12月1日のダイヤ改正直前に敷設された[3]。外側の1・4番線が本線、内側の2・3番線が副本線で、緩急接続や通過待ち・折り返しに使用される。
-
改札外コンコース(2024年9月)
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改札口(2019年12月)
のりば
編集番線 | 路線 | 方向 | 行先 | 備考 |
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1 | 京葉線 | 下り | 千葉みなと・蘇我方面 | |
2 | 一部列車のみ | |||
上り | 南船橋・舞浜・新木場・東京方面 | 主に当駅始発などに使用 | ||
武蔵野線 | 上り | 西船橋・新松戸・府中本町方面 | 朝ラッシュ時間帯に使用 | |
3 | 夕ラッシュ時間帯に使用 | |||
京葉線 | 上り | 南船橋・舞浜・新木場・東京方面 | 主に当駅始発などに使用 | |
4 |
(出典:JR東日本:駅構内図)
- 1・4番線の西側には地上に向かう線路の路盤が準備されており、4番線の南側にはこの線路に繋がる通過線のスペースも用意されている(1番線は駅の西側で線路が合流する設計になっている)。但し、駅構内の通過線に関しては太陽電池パネルの設置に活用され、線路の敷設は不可能になった。
- 2018年2月6日よりATOS案内が更新され、接近放送の英語放送追加や文面変更(「黄色い線まで」→「黄色い点字ブロックまで」)など、新形式での案内が他駅より先駆けて導入された。
運転番線 | 営業番線 | ホーム | 東京・西船橋方面着発 | 蘇我方面着発 | 備考 |
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1 | 10両分 | 到着可 | 出発可 | 下り主本線 | |
2 | 到着・出発可 | 副本線 | |||
3 | 到着可 | 副本線 | |||
4 | 出発可 | 上り主本線 |
- 主本線を発着する場合は通過が可能。
- 上りの機関車牽引の列車については駅の直後が上り勾配のため主本線で待避する場合有。
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駅構内のシェアオフィスサービス「STATION BOOTH」(2021年10月)
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1・2番線ホーム(2019年12月)
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3・4番線ホーム(2019年12月)
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1・2番線駅名標(2023年3月)
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3・4番線駅名標(2023年3月)
ペリエ海浜幕張
編集千葉ステーションビルにより、改札内に5店舗と改札外に22店舗の商業施設「ペリエ海浜幕張」が営業されている。詳細は公式サイト「ペリエ海浜幕張」を参照。また駅南口を出て蘇我寄りに第2幕張海浜保育園という保育施設がある。また南口高架下にはコインロッカーがある。2012年8月31日までは飲食店モール「Dila海浜幕張」が営業していた。
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北口側のペリエ海浜幕張(2024年9月)
利用状況
編集2023年(令和5年)度の1日平均乗車人員は55,196人[JR 1]である。
京葉線内の中間駅では、新木場駅に次いで第3位、千葉市内では千葉駅に次いで第2位である(JR東日本全体では長津田駅に次いで第74位)。また、単独路線の駅、他社線への乗り換えがない駅としては県内1位である(舞浜駅とリゾートゲートウェイ・ステーション駅を別駅とみなすと2位)。利用者は年々増加しており、2007年度には5万人を超え、2011年度には新浦安駅を上回った。
年度別1日平均乗車人員(1985年 - 2000年)
編集開業以降の1日平均乗車人員の推移は下表の通りである。
年度 | 1日平均乗車人員 | 出典 | ||
---|---|---|---|---|
定期外 | 定期 | 合計 | ||
1985年(昭和60年) | 398 | 156 | 554 | [千葉県統計 1] |
1986年(昭和61年) | 368 | 379 | 747 | [千葉県統計 2] |
1987年(昭和62年) | 415 | 499 | 914 | [千葉県統計 3] |
1988年(昭和63年) | 691 | 1,152 | 1,843 | [千葉県統計 4] |
[備考 1]1989年(平成元年) | 4,766 | 2,384 | 7,150 | [千葉県統計 5] |
1990年(平成 | 2年)9,641 | 5,759 | 15,400 | [千葉県統計 6] |
1991年(平成 | 3年)10,927 | 8,518 | 19,445 | [千葉県統計 7] |
1992年(平成 | 4年)10,378 | 12,646 | 23,024 | [千葉県統計 8] |
1993年(平成 | 5年)13,601 | 16,163 | 29,764 | [千葉県統計 9] |
1994年(平成 | 6年)13,765 | 18,205 | 31,970 | [千葉県統計 10] |
1995年(平成 | 7年)15,222 | 18,331 | 33,553 | [千葉県統計 11] |
1996年(平成 | 8年)13,886 | 18,486 | 32,362 | [千葉県統計 12] |
1997年(平成 | 9年)15,422 | 18,880 | 34,302 | [千葉県統計 13] |
1998年(平成10年) | 14,189 | 19,030 | 33,219 | [千葉県統計 14] |
1999年(平成11年) | 16,049 | 19,717 | 35,766 | [千葉県統計 15] |
2000年(平成12年) | 17,141 | 20,915 | [JR 2]38,056 | [千葉県統計 16] |
年度別1日平均乗車人員(2001年以降)
編集年度 | 1日平均乗車人員 | 出典 | ||
---|---|---|---|---|
定期外 | 定期 | 合計 | ||
2001年(平成13年) | 18,370 | 23,360 | [JR 3]41,730 | [千葉県統計 17] |
2002年(平成14年) | 18,902 | 24,152 | [JR 4]43,054 | [千葉県統計 18] |
2003年(平成15年) | 18,804 | 24,858 | [JR 5]43,662 | [千葉県統計 19] |
2004年(平成16年) | 18,169 | 26,234 | [JR 6]44,403 | [千葉県統計 20] |
2005年(平成17年) | 20,574 | 28,239 | [JR 7]48,813 | [千葉県統計 21] |
2006年(平成18年) | 19,702 | 29,859 | [JR 8]49,561 | [千葉県統計 22] |
2007年(平成19年) | 22,213 | 31,153 | [JR 9]53,366 | [千葉県統計 23] |
2008年(平成20年) | 21,103 | 31,692 | [JR 10]52,795 | [千葉県統計 24] |
2009年(平成21年) | 20,875 | 32,147 | [JR 11]53,022 | [千葉県統計 25] |
2010年(平成22年) | 19,628 | 32,769 | [JR 12]52,397 | [千葉県統計 26] |
2011年(平成23年) | 20,825 | 32,897 | [JR 13]53,722 | [千葉県統計 27] |
2012年(平成24年) | [JR 14]21,756 | [JR 14]33,924 | [JR 14]55,681 | [千葉県統計 28] |
2013年(平成25年) | [JR 15]24,132 | [JR 15]35,383 | [JR 15]59,515 | [千葉県統計 29] |
2014年(平成26年) | [JR 16]25,327 | [JR 16]35,785 | [JR 16]61,112 | [千葉県統計 30] |
2015年(平成27年) | [JR 17]27,100 | [JR 17]36,125 | [JR 17]63,225 | [千葉県統計 31] |
2016年(平成28年) | [JR 18]28,348 | [JR 18]37,029 | [JR 18]65,377 | [千葉県統計 32] |
2017年(平成29年) | [JR 19]30,115 | [JR 19]37,457 | [JR 19]67,572 | [千葉県統計 33] |
2018年(平成30年) | [JR 20]30,851 | [JR 20]37,527 | [JR 20]68,378 | [千葉県統計 34] |
2019年(令和元年) | [JR 21]29,956 | [JR 21]38,154 | [JR 21]68,111 | [千葉県統計 35] |
2020年(令和 | 2年)[JR 22]11,946 | [JR 22]28,127 | [JR 22]40,073 | |
2021年(令和 | 3年)[JR 23]16,357 | [JR 23]27,538 | [JR 23]43,896 | |
2022年(令和 | 4年)[JR 24]23,405 | [JR 24]28,652 | [JR 24]52,058 | |
2023年(令和 | 5年)[JR 1]25,794 | [JR 1]29,402 | [JR 1]55,196 |
- 備考
- ^ 1989年10月9日、幕張メッセが開館。
駅周辺
編集当駅は幕張新都心の玄関口であり、北西側と南西側にはイオン本社ビル(イオンタワー)をはじめとしたオフィスビルや商業施設・宿泊施設などが立地する。駅周辺は路上喫煙禁止区域となっている。
北口側
編集- 日本貿易振興機構 (JETRO) アジア経済研究所
- 独立行政法人高齢・障害・求職者雇用支援機構
- 独立行政法人高齢・障害・求職者雇用支援機構 千葉職業能力開発促進センター高度訓練センター(高度ポリテクセンター)
- 千葉県総合教育センター
- 千葉運転免許センター
- 千葉市幕張勤労市民プラザ
- 千葉西警察署 幕張メッセ交番
- 全国共済農業協同組合連合会幕張総合研修センター
- 神田外語大学
- 放送大学(放送大学学園)
- 放送大学 ICT活用・遠隔教育センター(旧:独立行政法人 メディア教育開発センター(NIME))
- 千葉県立保健医療大学 幕張キャンパス
- 東都大学 幕張キャンパス
- 千葉県立幕張総合高等学校
- 昭和学院秀英中学校・高等学校
- 渋谷教育学園幕張中学校・高等学校
- 幕張テクノガーデン
- エム・ベイポイント幕張
- 住友ケミカルエンジニアリングセンタービル
- セイコーインスツル 本社ビル
- シャープ 幕張ビル
- スターツコーポレーション 幕張ビル
- キヤノンマーケティングジャパン 幕張事業所
- 富士通 幕張システムラボラトリ
- 日本アイ・ビー・エム 幕張テクニカルセンター
- ちばぎん幕張ビル
- リアライズ 幕張ビル
- 新日本建設 本社ビル
- イオンタワー(イオン本社ビル)
- イオンタワーアネックス
- メッセ・アミューズ・モール
- スーク海浜幕張
- aune MAKUHARI
- イオン海浜幕張店
- かねたや家具店 本社
- パルプラザ幕張
- 公園通りビル
- ホテルスプリングス幕張
- 幕張海浜公園 Aブロック
- 幕張ベイパーク
-
イオンタワー(イオン本社ビル)
-
エム・ベイポイント幕張
-
セイコーインスツル本社ビル
-
キヤノンマーケティングジャパン幕張事業所ビル
-
日本貿易振興機構アジア経済研究所
-
放送大学(放送大学学園)
-
千葉県立幕張総合高等学校
-
メッセ・アミューズ・モール
-
スーク海浜幕張
-
幕張ベイパークのタワーマンション群
南口側
編集- 幕張メッセ
- 国際展示場(1-8ホール)
- 国際展示場北ホール(9-11ホール)
- 国際会議場
- 幕張イベントホール
- 千葉マリンスタジアム(ZOZOマリンスタジアム)
- 千葉県総合救急災害医療センター
- 美浜消防署打瀬出張所
- ワールドビジネスガーデン
- QVCジャパン 本社
- 東京ガス 幕張ビル
- ホテル ザ・マンハッタン
- ホテルフランクス
- ホテルグリーンタワー幕張
- ホテルニューオータニ幕張
- アパホテル&リゾート 東京ベイ幕張
- 三井アウトレットパーク 幕張
- プレナ幕張
- イオンモール幕張新都心
- 幕張海浜公園 B~Gブロック
- 見浜園(日本庭園)
- 高円宮記念JFA夢フィールド
- 幕張ベイタウン
- 幕張ベイタウン郵便局
- みはま病院
-
三井アウトレットパーク 幕張(B~C-SITE)
-
QVCジャパン 本社
-
イオンモール幕張新都心 グランドモール
-
幕張ベイタウンのマンション群
-
高円宮記念JFA夢フィールド
バス路線
編集バスターミナルが北口側にあり、当駅近辺の施設を目的地とする多くの路線バスが運行される。とりわけ、総武線および京成千葉線の幕張本郷駅を結ぶ路線は運行本数・利用者数ともに非常に多くなっている。そのため、連節バス「シーガル幕張」を一部系統で運行している。この他、茨城県潮来市・神栖市・鹿嶋市、羽田空港、成田空港、中部・関西方面への高速バスも運行される。京成バス・千葉海浜交通・平和交通・千葉シーサイドバスなどが乗り入れている。
ZOZOマリンスタジアムで千葉ロッテマリーンズの試合が開催される日に運行されるマリンスタジアム直行バスは、南口にある商業施設「プレナ幕張」にある、マリーンズのオフィシャルグッズショップ「マリーンズストア 海浜幕張駅前店」前の臨時バス停から発車する。
路線バス
編集「海浜幕張駅」停留所にて、以下の路線バスが発着する。
のりば | 運行事業者 | 系統・行先 | 備考 |
---|---|---|---|
1 | 京成バス | 幕01:幕張本郷駅 | |
2 | 幕01:幕張メッセ中央 / ZOZOマリンスタジアム / 医療センター | ||
3 | |||
京成バス | イオン65:幕張豊砂駅(イオンモール幕張新都心) | ||
幕張豊砂駅(イオンモール幕張新都心) | |||
4 |
|
海01・海02・海03・海11[注釈 1]:ベイタウン循環 / ハイテク通り循環 | |
5 | 海03・海21・海22・海23[注釈 1]:ベイタウン循環 / ハイテク通り循環 | ||
京成バス | 海51・海52:京成幕張駅 | ||
6 | |||
千葉海浜交通 | 稲毛駅 / 新検見川駅 | ||
7 | ZOZOマリンスタジアム / 海浜病院 | ||
千葉シーサイドバス |
|
||
8 | 平和交通 | 稲毛駅 / 幕張本郷駅 | |
あすか交通 | 深夜急行:山田インター入口 |
高速バス
編集のりば | 運行事業者 | 系統・行先 | 備考 |
---|---|---|---|
海浜幕張駅3番 | 羽田空港 | ||
|
成田空港 | ||
関東鉄道 | 水郷潮来・鹿島神宮駅 | ||
|
富士急ハイランド・河口湖駅 | ||
千葉中央バス | きょうと号:大津駅・山科駅・三条京阪・京都駅八条口 | ||
京成バス | Kスターライナー:千里中央駅・新大阪駅・大阪駅・神戸三宮バスターミナル | ||
成田空港交通 | サウスウェーブ号:堺東駅・堺駅・泉ケ丘駅・和歌山駅・和歌山市駅 | ||
ホテルグリーンタワー幕張前 | 山一サービス | アミー号:南草津駅・京都駅八条口・梅田・心斎橋 / 京都駅八条口・梅田・神戸三宮 | |
武井観光 | アミー号:名古屋南(ささしまライブ) | ||
ホテルスプリングス幕張アネックス前 | WILLER EXPRESS | WILLER EXPRESS:梅田・USJ | |
プレナ幕張前 | ツーリストバス | Tourist Bus:京都・梅田・難波 |
その他
編集隣の駅
編集脚注
編集注釈
編集出典
編集- ^ a b c d e f g “営業施策について提案を受ける!” (PDF). JR東労組千葉地方本部 (2020年6月12日). 2020年6月13日時点のオリジナルよりアーカイブ。2020年6月13日閲覧。
- ^ a b c d “駅の情報(海浜幕張駅):JR東日本”. 東日本旅客鉄道. 2020年10月17日時点のオリジナルよりアーカイブ。2020年10月23日閲覧。
- ^ a b c d 末次清「京葉線車両ダイジェスト」『鉄道ピクトリアル』第52巻第8号(通巻720号)、電気車研究会、2002年8月1日、66頁、ISSN 0040-4047。
- ^ 中村大介「武蔵野線の旅客車両略史」『鉄道ピクトリアル』第52巻第8号(通巻720号)、電気車研究会、2002年8月1日、61頁、ISSN 0040-4047。
報道発表資料
編集- ^ a b c 『「ペリエ」を運営する千葉ステーションビルが駅運営を受託 ペリエステーションから始まる新たな京葉沿線のくらしづくり』(PDF)(プレスリリース)千葉ステーションビル、2020年11月19日。オリジナルの2020年11月19日時点におけるアーカイブ 。2020年11月26日閲覧。
- ^ 『2000年12月 ダイヤ改正について > II.在来線』(プレスリリース)東日本旅客鉄道、2000年9月22日。オリジナルの2019年12月19日時点におけるアーカイブ 。2020年6月22日閲覧。
- ^ “Suicaご利用可能エリアマップ(2001年11月18日当初)” (PDF). 東日本旅客鉄道. 2019年7月27日時点のオリジナルよりアーカイブ。2020年4月28日閲覧。
- ^ a b 『2013年3月1日(金)海浜幕張駅にエキナカ商業施設が開業します。 ~My Better Life Station~ 毎日のライフシーンに、潤い、やすらぎと良質&上質なスタイルを提供する、6ショップが誕生します。』(PDF)(プレスリリース)東日本旅客鉄道千葉支社/千葉ステーションビル、2013年2月15日。オリジナルの2020年5月19日時点におけるアーカイブ 。2020年5月19日閲覧。
- ^ a b c d e 『2013年9月13日(金)海浜幕張駅に「エコステ」モデル駅、および「ペリエ海浜幕張」がグランドオープンします。』(PDF)(プレスリリース)東日本旅客鉄道千葉支社/千葉ステーションビル、2013年6月27日。オリジナルの2020年7月20日時点におけるアーカイブ 。2020年7月20日閲覧。
- ^ 『両国駅3番線にて「N'EX でテレワーク!」を実施します! ~臨時ホームと鉄道車両を活用したシェアオフィス実証実験~』(PDF)(プレスリリース)東日本旅客鉄道千葉支社、2020年11月18日、3頁。オリジナルの2020年11月18日時点におけるアーカイブ 。2020年11月18日閲覧。
- ^ 『京葉線海浜幕張駅新改札口(仮称)の工事に着手します』(PDF)(プレスリリース)千葉市/東日本旅客鉄道千葉支社、2023年4月18日。オリジナルの2023年4月18日時点におけるアーカイブ 。2023年4月18日閲覧。
- ^ a b 『「京葉線海浜幕張駅における新改札口設置に関する基本協定書」を締結しました』(PDF)(プレスリリース)千葉市都市局都市部交通政策課、2021年1月27日。オリジナルの2021年1月27日時点におけるアーカイブ 。2021年1月28日閲覧。
新聞記事
編集- ^ a b “首都圏の2新動脈スタート”. 交通新聞 (交通協力会): p. 1. (1986年3月4日)
- ^ “海浜幕張駅にびゅうプラザ JR千葉支社来月19日開店”. 交通新聞 (交通新聞社): p. 3. (1997年2月28日)
- ^ a b “「ペリエ」の知見で駅運営 京葉線3駅 コロナで客減、魅力向上へ”. 千葉日報 (千葉日報社). (2020年12月3日). オリジナルの2021年3月7日時点におけるアーカイブ。 2021年3月7日閲覧。
- ^ a b “海浜幕張駅に新改札口 千葉市、JR東など 費用分割で協定”. 千葉日報 (千葉日報社). (2021年1月28日). オリジナルの2021年1月28日時点におけるアーカイブ。 2021年1月28日閲覧。
利用状況
編集- JR東日本の2000年度以降の乗車人員
- ^ a b c d e 各駅の乗車人員(2023年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2000年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2001年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2002年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2003年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2004年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2005年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2006年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2007年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2008年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2009年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2010年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2011年度) - JR東日本
- ^ a b c 各駅の乗車人員(2012年度) - JR東日本
- ^ a b c 各駅の乗車人員(2013年度) - JR東日本
- ^ a b c 各駅の乗車人員(2014年度) - JR東日本
- ^ a b c 各駅の乗車人員(2015年度) - JR東日本
- ^ a b c 各駅の乗車人員(2016年度) - JR東日本
- ^ a b c 各駅の乗車人員(2017年度) - JR東日本
- ^ a b c 各駅の乗車人員(2018年度) - JR東日本
- ^ a b c 各駅の乗車人員(2019年度) - JR東日本
- ^ a b c 各駅の乗車人員(2020年度) - JR東日本
- ^ a b c 各駅の乗車人員(2021年度) - JR東日本
- ^ a b c 各駅の乗車人員(2022年度) - JR東日本
- JRの統計データ
- 千葉県統計年鑑
関連項目
編集外部リンク
編集- 駅の情報(海浜幕張駅):JR東日本