三尾寺
岡山県新見市豊永赤馬にある高野山真言宗の寺院
三尾寺(みおじ)は、岡山県新見市豊永赤馬にある高野山真言宗の寺院。山号は如意山。本尊は木造十一面千手観世音菩薩坐像。備中高野山(びっちゅうこうやさん)の別名でも知られる。
三尾寺 | |
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位置 | 北緯34度59分36.8秒 東経133度36分4.6秒 / 北緯34.993556度 東経133.601278度座標: 北緯34度59分36.8秒 東経133度36分4.6秒 / 北緯34.993556度 東経133.601278度 |
山号 | 如意山 |
宗派 | 高野山真言宗 |
本尊 | 千手観音(十一面千手観世音菩薩) |
創建年 | 伝・神亀4年(727年) |
開山 | (伝)空海 |
開基 | (伝)行基 |
文化財 | 木造千手観音両脇士像(国の重要文化財) |
法人番号 | 9260005006306 |
歴史
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伝承によれば神亀4年(727年)行基が開基。大同2年(807年)弘法大師空海が開山。かつては蓮浄院と号して12箇所の僧坊を有し[1]、備中北部における真言密教の道場として繁栄したが、応仁の乱、文明の乱の兵火で伽藍を焼失した[2]。現在の本堂は永禄2年(1559年)に英賀郡呰部庄の丸山城(現在の真庭市下呰部)城主であった庄兵部大輔勝資によって再建されたもの[2]。
1959年(昭和34年)1月に本堂が岡山県指定重要文化財となり[2]、同年8月には木造千手観音坐像及び両脇士立像(不動明王、毘沙門天)が鎌倉時代の仏像として国の重要文化財に指定[3]。1968年(昭和43年)には境内に収蔵庫が建立された。
文化財
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脚注
編集関連資料
編集- 『おかやまの文化財一斉公開ガイドブック ぶらりおかやまの文化財』岡山県教育庁文化財課(2017年、25頁)