ベント (戯曲)
(ベント/堕ちた饗宴から転送)
『ベント』(英: Bent)は、マーティン・シャーマンによる戯曲である。1930年代のベルリンを舞台に、ナチスによって迫害された同性愛者たちの悲劇を描く。
『ベント/堕ちた饗宴』(原題は同じ)として映画化されている。
舞台劇
編集この節の加筆が望まれています。 |
ウエスト・エンド
編集→詳細は「ウエスト・エンド (ロンドン)」を参照
ブロードウェイ
編集- 初演:1979年12月2日 ニュー・アポロ劇場
- 演出:ロバート・アラン・アッカーマン
- 出演:リチャード・ギア(マックス)、デイヴィッド・デュークス(ホルスト)、ジョージ・ホール(フレディ)
マックス役は、のちにマイケル・ヨークへ引継がれた。
日本
編集- 初演:1981年(上演タイトル「BENT〜ねじまげられて〜」劇団薔薇座 第6回公演)
- 1986年
- 2002年12月28日〜1月19日 TPT(シアタープロジェクト・東京)@ベニサン・ピット
- 2004年1月7日〜2月1日 PARCO劇場
- 2016年7月 - 8月 世田谷パブリックシアター 他 (PARCO PRODUCE「BENT」)[1]
日本でも、これまでに様々な俳優によって上演されている。2002年、2003年の両年にわたり上演された舞台では、リチャード・ギア主演のアメリカ初演版と同じくロバート・アラン・アッカーマンが演出を手がけ、長谷川博己が初舞台を踏んだ。
映画
編集ベント/ | |
---|---|
Bent | |
監督 | ショーン・マサイアス |
脚本 | マーティン・シャーマン |
原作 | マーティン・シャーマン |
製作 |
ディキシー・リンダー ショーン・マサイアス マーティン・シャーマン マイケル・ソリンジャー |
製作総指揮 |
黒岩久美 サラ・ラドクリフ |
出演者 |
ロテール・ブリュトー クライヴ・オーウェン |
音楽 | フィリップ・グラス |
主題歌 | ミック・ジャガー |
撮影 | ヨルゴス・アルヴァニティス |
編集 | イザベル・ロレント |
配給 | 日本ヘラルド |
公開 |
1997年10月4日 1998年3月18日 |
上映時間 | 108分 |
製作国 | イギリス |
言語 | 英語 |
興行収入 | $496,059[2] |
『ベント/堕ちた饗宴』(ベント おちたきょうえん)は、原作者であるマーティン・シャーマンの脚本により、1997年にイギリスで製作された映画化作品である。
カンヌ国際映画祭でのユース賞(海外作品部門)を始め、多数の映画賞を受賞した。
キャスト
編集- マックス:クライヴ・オーウェン
- ホルスト:ロテール・ブリュトー
- フレディ:イアン・マッケラン
- ウルフ:ニコライ・コスター=ワルドー
- グレタ / ジョージ:ミック・ジャガー
- ルディ:ブライアン・ウェバー
- ナチス親衛隊:ジュード・ロウ
- ナチス将校(列車内):ルパート・グレイヴス
- 看守(列車内):チャーリー・ワッツ
- 大尉:ポール・ベタニー
- マックスの友人:サディ・フロスト
- 売春婦:レイチェル・ワイズ
スタッフ
編集- 原作・脚本:マーティン・シャーマン
- 監督:ショーン・マサイアス
- 音楽:フィリップ・グラス
- 挿入歌:「Streets of Berlin」
- 作詞:マーティン・シャーマン
- 作曲:フィリップ・グラス
- 歌:ミック・ジャガー
参考文献
編集- ^ “同性愛者の運命描く「BENT」で佐々木蔵之介「演劇の醍醐味見せたい」”. ステージナタリー. (2016年6月14日) 2016年6月15日閲覧。
- ^ “Bent”. Box Office Mojo (Amazon.com) 2012年2月7日閲覧。