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ダイゼン (スーパーマーケット)

北海道上川郡鷹栖町でスーパーマーケットを展開する企業

株式会社ダイゼンは、北海道上川郡鷹栖町に本社(登記上の本店は旭川市)を置き、スーパーマーケットを展開する企業。

株式会社ダイゼン
種類 株式会社
本社所在地 日本の旗 日本
071-1200
北海道上川郡鷹栖町2962-136[1]
本店所在地 079-8442
北海道旭川市流通団地2条3丁目16[2]
業種 小売業
法人番号 3450001000240
代表者 代表取締役社長 柴田貢
資本金 5000万円
売上高 76億円(2022年)
従業員数 約500名
外部リンク 株式会社ダイゼン
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小型スーパーのDZマートを展開している。

概要

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[3]

前史

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現社長の父、柴田恵治が河西郡芽室町で家業の酒屋、柴田商店を継いだが、高度成長期で人口も減少してきたため、家業を畳んで帯広市内に移り住み、帯広フードセンター(現ダイイチ)に転職。1965年にダイイチが旭川に進出することになり、旭川店の店長として転勤、家族を連れて旭川に引越した。その後ふじスーパー[注 1]に移籍し、専務に就任した[4][5]

株式会社ダイゼン

1974年5月に独立し、旭川市流通団地に株式会社大善を設立し、食品問屋を開業。1984年5月、卸売業から小売業に転換を図り、生鮮3品を含む、酒類、食品のディスカウントストアを開設、先駆的店舗として高い成果を上げる。

1995年7月、酒のディスカウントチェーン展開を目指し、DAIZEN神居店を開店。2001年12月株式会社ダイゼンに社名変更。

2002年3月、酒のディスカウントから業態を変更する為、 実験店としてダバス ツインハープ店 (バラエティストア)をオープン。

2006年11月、本社事務所を鷹栖町に移転。

ドイツのアルディリドルが小型スーパーを世界的に展開していることを知り、国内では、大阪のサンディや東京のビッグ・エーが小型店を200店舗近く展開していることを知り、何度も店舗を見学し、2010年4月に春光5条店をDZマートに切り替え、2010年6月から既存店を転換していった[6]

2017年4月には、自動発注システムを導入。一部の生鮮品以外は全て単品管理をし、在庫が減った分だけ夜間に自動的に発注するもの[6]

2021年、美瑛店、上富良野店をリニューアルし、商品陳列にジャンブルバスケットを導入、商品補充の手間を省けるようにして1店舗2人体制で運営できるようにした。これにより過剰在庫も減り、粗利も上がった[7]

2023年9月期に5店舗、2024年9月期に10店舗近くの出店を計画し、これまで年間2〜3店舗の出店だったが、高速出店に踏み切る。店舗はリースバック方式により、初期コストを抑えて早期に軌道に乗せる。札幌圏を含めて全道への展開や製造小売り業態の導入も視野に入れていくとした[8]

ローコストオペレーションを徹底し、電話対応を本部に集約するなど店舗作業を4分の1に減らし、店員2人で営業している。売り場面積を1000平方メートル以下に抑え、商品数は一般的なスーパーの半分程度。精肉コーナーには北海道ではあまり食べない牛肉を置かず、飲料は常温で販売するなど、他店とのすみ分けを図り、安さに加え、短時間で買い物できる店舗を目指している[9]

沿革

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[3]

  • 1974年5月 - 旭川市流通団地において、 株式会社大善を設立、食品問屋を開業。
  • 1984年5月 - 同地において卸売業から小売業に転換を図り、生鮮3品を含む、酒類、食品のディスカウントストアを開設、先駆的店舗として高い成果を上げる。
  • 1995年7月 - 酒のディスカウントチェーン展開を目指し、DAIZEN神居店オープン
  • 1996年
    • 7月 - 2号店として春光店オープン
    • 11月 - 3号店として神楽岡店オープン
  • 1997年
    • 5月 - 菓子類専門店としておかしワールド店オープン
    • 12月 - 4号店として豊岡店オープン
  • 1998年7月 - 5号店として富良野店オープン
  • 1999年
    • 9月 - 6号店として名寄店オープン
    • 1月 - 海外製品開発スタート
  • 2001年12月 - 株式会社ダイゼンに社名変更
  • 2002年3月 - 酒のディスカウントから業態を変更する為、 実験店としてダバス ツインハープ店(バラエティストア)をオープン。
  • 2005年1月 - ダバス末広店オープン
  • 2006年
    • 7月 - ダバス羽幌店オープン
    • 11月 - 本社事務所を鷹栖町に移転
  • 2007年6月 - ダバス近文店をオープン
  • 2010年
    • 4月 - バラエティストアから業態を変更する為、「DZマート春光5条店」(生活便利店)をオープン
    • 6月 - 既存店を新業態の店舗(DZマート)へ 順次改装
  • 2012年4月 - DZマート遠軽店オープン
  • 2013年1月 - DZマート枝幸店オープン
  • 2014年4月 - DZマート斜里店オープン
  • 2016年6月 - DZマート紋別店オープン
  • 2017年
    • 9月 - DZマート永山7条店オープン
    • 4月 - 自動発注システム開始
    • 8月 - セミセルフレジの導入
    • 12月 - DZマート東光8条店オープン
  • 2018年
    • 3月 - 物流センターを移管
    • 6月 - 旭川市内毎日納品スタート
  • 2019年8月 - DZマート美幌店オープン
  • 2020年
    • 7月 - DZマート紋別緑町店オープン
    • 9月 - DZマート美瑛店オープン
    • 1月 - 社内報ラベンダー創刊号 発行
    • 11月 - DZマート上富良野店オープン
  • 2021年7月 - DZマート芦別店オープン
  • 2022年
    • 7月 - DZマート豊岡6条店オープン
    • 12月 - DZマート士別店オープン
  • 2023年
    • 6月 - DZマート留萌沖見店オープン
    • 7月 - DZマート滝川朝日町店、DZマート北見とん田店オープン
    • 8月 - DZマート深川北光店オープン
    • 1月 - DZマート滝川新町店、旭川4条西店オープン
  • 2024年4月26日 - DZマート岩見沢大和店オープン[10]

店舗

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詳細情報は公式サイト「店舗一覧」を参照。

旭川市内11店舗、道北8店舗、道東6店舗、空知5店舗の計30店舗を展開している[11]。(2024年4月現在)

脚注

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注釈

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  1. ^ 2012年に株式会社道北ラルズと合併し、株式会社道北アークスとなる。

出典

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  1. ^ 代表あいさつと会社概要”. ダイゼン. 2024年8月29日閲覧。
  2. ^ 株式会社ダイゼンの情報”. 国税庁法人番号公表サイト (2020年9月15日). 2024年8月29日閲覧。
  3. ^ a b ダイゼンの歴史”. ダイゼン. 2024年7月11日閲覧。
  4. ^ 「DZマート」ダイゼン柴田貢社長インタビュー「小型店で経常利益率2.5%目指す」 | ページ 3”. リアルエコノミー. 2024年7月11日閲覧。
  5. ^ 旭川「DZマート」、ダイゼン会長故柴田恵治氏を「偲ぶ会」開催”. リアルエコノミー. 2024年7月11日閲覧。
  6. ^ a b 「DZマート」ダイゼン柴田貢社長インタビュー「小型店で経常利益率2.5%目指す」”. リアルエコノミー. 2024年7月11日閲覧。
  7. ^ ダイゼン、「DZマート」店舗運営2人体制に向け2店舗リニューアル”. リアルエコノミー. 2024年7月13日閲覧。
  8. ^ 小型スーパー「DZマート」高速出店、製造小売の「業務スーパー」モデルも模索”. リアルエコノミー. 2024年7月11日閲覧。
  9. ^ 低コスト運営武器に、子育て世帯に照準 ダイゼン<Pick Up ほっかいどう注目企業>:北海道新聞デジタル”. 北海道新聞デジタル. 2024年7月13日閲覧。
  10. ^ 4月26日 10:00 DZマート岩見沢大和店オープン”. ダイゼン. 2024年7月11日閲覧。
  11. ^ DZマート(ダイゼン)の店舗一覧”. ダイゼン. 2024年7月13日閲覧。

外部リンク

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