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CCO

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

CCO

  • アメリカを中心に用いられている幹部役員職の略称。内容は各企業によって異なる場合がある。
  1. Chief Customer Officer - 最高顧客責任者。顧客満足(CS、Customer satisfaction)の責任を負う。日本では顧客満足担当役員が、これに相当する。
  2. Chief Creative Officer - チーフ・クリエイティブ・オフィサー。デザインやブランドマネジメント、宣伝戦略の運営を行う。日本での代表例は日産自動車中村史郎常務執行役員兼CCO。
  3. Chief Compliance Officer - 最高コンプライアンス責任者。コンプライアンス(法令遵守)に責任を持ち、米国では特にいわゆるSOX法の対策に大きな力を持つ。
  4. Chief Communication Officer - 最高コミュニケーション責任者。他社との交渉や友好のほか、記者会見など対外的コミュニケーションのやり取りに責任を持つ。日本では一般的でない。
  5. Chief Content Officer - チーフ・コンテンツ・オフィサー。コンテンツ及びクリエイティブに関する最高責任者。日本では一般的ではない。
  6. Chief Credit Officer - CFO(最高財務責任者)に相当する役員を企業によってはこう呼ぶ。日本では一般的でない。
  7. Chief Center Officer - 総合大学において、すべての学部の責任を持つ責任者。日本ではおらず、学長などがこれに相当する。
  8. Chief Commercial Officer - 最高商務責任者。商業戦略と組織開発の責任を負う。
  9. Chief Control Officer - 最高監査責任者・最高管理責任者。CFOとは別に経営管理・財務管理の責任を持ち、銀行や証券、監査法人等とのやり取りなどを行う。