リル=ジュルダン (ヴィエンヌ県)
L'Isle-Jourdain | |
---|---|
| |
行政 | |
国 | フランス |
地域圏 (Région) | ヌーヴェル=アキテーヌ地域圏 |
県 (département) | ヴィエンヌ県 |
郡 (arrondissement) | モンモリヨン郡 |
小郡 (canton) | リュサック=レ=シャトー小郡 |
INSEEコード | 86112 |
郵便番号 | 86150 |
市長(任期) |
ジャン=ピエール・ムロン (2014年-2020年) |
自治体間連合 (fr) | fr:Communauté de communes du Montmorillonnais |
人口動態 | |
人口 |
1159人 (2014年) |
人口密度 | 196人/km2 |
住民の呼称 | Lislois, Lisloises ou Islois, Isloises |
地理 | |
座標 | 北緯46度13分59秒 東経0度41分12秒 / 北緯46.2330555556度 東経0.686666666667度座標: 北緯46度13分59秒 東経0度41分12秒 / 北緯46.2330555556度 東経0.686666666667度 |
標高 |
平均:?m 最低:87m 最高:183m |
面積 | 5.92km2 |
リル=ジュルダン (L'Isle-Jourdain)は、フランス、ヌーヴェル=アキテーヌ地域圏、ヴィエンヌ県のコミューン。
地理
[編集]ヴィエンヌ川は非常に近くにあり、川の右岸へと町が徐々に伸びていく。高さが約40mある高架橋は、忘れることのできないパノラマを提供する。植物相はこの地方で非常に豊かである。
由来
[編集]コミューンの名は、ラテン語のInsula Jordani、文字通り『ジュルダンの島』からきている。1080年から1120年まで存在したジュルダン領主は、ヴィエンヌ川に浮かぶ小さな島に本拠地を置き、自分の名を残した[1]。
歴史
[編集]コミューンには少なくとも4世紀から人が定住していた。
11世紀から12世紀にかけてのジュルダン領主は、橋の通行料を徴収し、岩がちな小島の上に築かれた城に住んでいた[2]。
リル=ジュルダンは、フランス革命の進展を歓迎した。革命の象徴である自由の木が植えられた。そこでは、全ての祝祭や革命に関する行事が行われた。しかし、1798年におきた王党派の反乱で自由の木は引き抜かれて燃やされた[3]。
1848年、1848年のフランス革命で、フランスに共和制が復活すると、自由の木(もみの木)が植えられた[4]。
第二次世界大戦中、リル=ジュルダンは本土での戦闘から遠く離れていた。しかし、空中戦は村の空で行われていた。1943年6月、フォッケウルフ Fw190が空中戦で撃墜され、リル=ジュルダンに墜落した[5]。
1940年から1942年、ヴィシー政府のイル・ド・フランス連隊の第72砲兵連隊が、イスーダンとダン・シュル・オロン、リル=ジュルダンに閉じ込められていた[6]。
人口統計
[編集]1962年 | 1968年 | 1975年 | 1982年 | 1990年 | 1999年 | 2008年 | 2014年 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
1251 | 1265 | 1223 | 1336 | 1269 | 1287 | 1225 | 1159 |
参照元:1962年から1999年までは複数コミューンに住所登録をする者の重複分を除いたもの。それ以降は当該コミューンの人口統計によるもの。1999年までEHESS/Cassini[7]、2006年以降INSEE[8][9]。
脚注
[編集]- ^ Le Patrimoine des communes de la Vienne en 2 tomes – Édition FLOHIC – 2002 – ISBN 2-84234-128-7
- ^ Michel Laverret, "La démolition de la tour de Calais en Basse-Marche, et sa situation", Bulletin de la Société des antiquaires de l'Ouest (Poitiers), 4e série, t. 12, 1974, p. 471-478.
- ^ Robert Petit, Les Arbres de la liberté à Poitiers et dans la Vienne, Poitiers : Éditions CLEF 89/Fédération des œuvres laïques, 1989, p. 144
- ^ Robert Petit, op. cit., p. 216
- ^ Christian Richard, 1939-1945 : la guerre aérienne dans la Vienne, Geste éditions, 2005. 348 p. (ISBN 2-84561-203-6), p. 76
- ^ Roger Picard, La Vienne dans la guerre 1939/1945 : la vie quotidienne sous l’Occupation, Lyon : Horvath, 1993. 264 pages. ISBN 2-7171-0838-6, p. 41
- ^ http://cassini.ehess.fr/cassini/fr/html/fiche.php?select_resultat=17497
- ^ https://www.insee.fr/fr/statistiques/2534314?geo=COM-86112
- ^ http://www.insee.fr