バジャー (補助巡洋艦)
表示
艦歴 | |
---|---|
発注 | |
起工 | 1889年 |
進水 | |
就役 | 1898年4月25日 |
退役 | 1899年10月31日 |
その後 | 1900年4月7日に陸軍省へ移管 |
除籍 | |
性能諸元 | |
排水量 | 4,784トン |
全長 | 329.6 ft (100 m) |
全幅 | 48.3 ft (14.7 m) |
吃水 | 18.5 ft (5.6 m) |
機関 | |
最大速 | 16ノット (30 km/h) |
乗員 | 士官、兵員235名 |
兵装 | 5インチ砲6門 |
バジャー (USS Badger) は、アメリカ海軍の補助巡洋艦。艦名はアナグマに因む。
艦歴
[編集]バジャーはペンシルベニア州チェスターのジョン・ローチ・アンド・サンズ社で1889年に建造された。1898年4月19日に米西戦争に使用するため購入され、ニューヨーク海軍工廠で補助巡洋艦へと改修、1898年4月25日に艦長A・S・スノー中佐の指揮下就役し、北部偵察戦隊に合流した。
1898年7月1日から8月18日までバジャーはキューバ封鎖に参加した。1898年7月26日にはドライ・トートガス沖で検疫旗を掲げた2隻の船を牽引するスペインの曳船を拿捕した。それらの船は医療支援と食糧が与えられ、8月3日まで港に抑留された。曳船はニューヨークに送られ、残りの2隻と399名の捕虜はハバナに送られた。
バジャーは1898年8月18日に陸軍の分遣隊を乗せてグアンタナモ湾を出航、8月24日にニューヨーク州モントークに上陸させた。バジャーは東海岸に留まり、12月26日に太平洋に向けて出航、1899年4月15日にサンフランシスコに到着した。4月26日にサモアへ向けて高等弁務官を運び5月13日に到着、その後サモア海域を巡航した。1899年8月14日にメア・アイランド海軍造船所に帰還し、オレゴン州およびカリフォルニア州の海軍民兵を乗せて1899年10月6日まで太平洋岸を巡航、訓練を行った。1899年10月31日にバジャーは退役し、1900年4月7日に陸軍省に移管され、ロートン (Lawton) と改名の上輸送任務に使用された。
外部リンク
[編集]- Navy photographs of Badger - ウェイバックマシン(2001年3月4日アーカイブ分)
- history.navy.mil - ウェイバックマシン(2006年7月24日アーカイブ分)
- この記事はアメリカ合衆国政府の著作物であるDictionary of American Naval Fighting Shipsに由来する文章を含んでいます。