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ブラッチャーノ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
ブラッチャーノ
Bracciano
ブラッチャーノの風景
ブラッチャーノの紋章
紋章
行政
イタリアの旗 イタリア
ラツィオ州の旗 ラツィオ
県/大都市 ローマ
CAP(郵便番号) 00062
市外局番 06
ISTATコード 058013
識別コード B114
分離集落 #分離集落参照
隣接コムーネ #隣接コムーネ参照
公式サイト リンク
人口
人口 18516 人 (2024-01-01 [1])
人口密度 129.9 人/km2
文化
住民の呼称 Braccianesi
守護聖人 聖セバスティアーノ
(San Sebastiano)
祝祭日 1月20日
地理
座標 北緯42度06分 東経12度11分 / 北緯42.100度 東経12.183度 / 42.100; 12.183座標: 北緯42度06分 東経12度11分 / 北緯42.100度 東経12.183度 / 42.100; 12.183
標高 280 (125 - 530) [2] m
面積 142.52 [3] km2
ブラッチャーノの位置(イタリア内)
ブラッチャーノ
ブラッチャーノの位置
ローマ県におけるコムーネの領域
ローマ県におけるコムーネの領域 地図
イタリアの旗 ポータル イタリア
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ブラッチャーノ: Bracciano)は、イタリア共和国ラツィオ州ローマ県にある、人口約19,000人の基礎自治体コムーネ)。

首都のローマやバチカン市国へ上水を提供するイタリアで8番目に大きいブラッチャーノ湖英語版の西側にあり、船でセーリングなどができる風光明媚な土地柄で観光地である。

水源があることから古い時代から重要な地域であり、15世紀までの文書に、Castrum Brachianiとあり、この自治体が要塞化された居住地であったことを示している。このCastrum Brachianiはサラセン人に対抗するための塔の名前であり、11世紀にPrefetti di Vico英語版家の所有となり城に建て替えられた。その後、オルシーニ家等を経て、1375年に教皇領となる。1419年に再びオルシーニ家の領地となった。

15世紀に建造されたオデスカルキ城英語版は、町を何度も防衛した。また、この城塞は裕福な生活を送っていた貴族によって発展しており、文化的にも装飾的にも貴重な観光名所である。この城は、20世紀に博物館として利用されているほか、2007年1月18日に俳優のトム・クルーズが結婚式を行っており、数々の著名人が結婚式を挙げるイベント会場ともなっている[4]

地理

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位置・広がり

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ローマ県北西部のコムーネ。ローマの北北西30 kmにある。

隣接コムーネ

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隣接するコムーネは以下の通り。括弧内のVTはヴィテルボ県所属を示す。

気候分類・地震分類

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ブラッチャーノにおけるイタリアの気候分類 (itおよび度日は、zona D, 1786 GGである[5]。 また、イタリアの地震リスク階級 (itでは、zona 3B (sismicità bassa) に分類される[6]

ブラッチャーノ湖

行政

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分離集落

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ブラッチャーノには、以下の分離集落(フラツィオーネ)がある。

  • Castel Giuliano, Pisciarelli, Sambuco, Vicarello, Vigna di Valle

姉妹都市

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文化・観光

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脚注

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  1. ^ Popolazione residente per sesso, età e stato civile al 1° gennaio 2024” (イタリア語). 国立統計研究所(ISTAT). 2024年7月4日閲覧。メニューでVista per singola areaを選択。Anno:2024, Ripartizione:Centro, Regione:Lazio, Provincia:Roma, Comune:Bracciano を選択
  2. ^ 国立統計研究所(ISTAT). “Tavola: Popolazione residente - Roma(dettaglio loc. abitate) - Censimento 2001.” (イタリア語). 2014年11月23日閲覧。
  3. ^ 国立統計研究所(ISTAT). “Tavola: Superficie territoriale(Kmq) - Roma(dettaglio comunale) - Censimento 2001.” (イタリア語). 2014年11月23日閲覧。
  4. ^ T・クルーズとK・ホームズ、イタリア古城で挙式”. Reuters. ロイター (2007年1月20日). 2022年9月10日閲覧。
  5. ^ Tabella dei gradi/giorno dei Comuni italiani raggruppati per Regione e Provincia”. 新技術エネルギー環境局(ENEA) (2011年3月1日). 2017年1月1日時点のオリジナルよりアーカイブ。2020年9月20日閲覧。
  6. ^ classificazione sismica aggiornata al aprile 2023” (xls). https://rischi.protezionecivile.gov.it/it/sismico/attivita/classificazione-sismica/. イタリア市民保護局. 2023年12月16日閲覧。

関連項目

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外部リンク

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