ハイハイ3人娘
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ハイハイ3人娘 | |
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監督 | 佐伯幸三 |
脚本 | 井手俊郎 |
原作 | 川上宗薫 |
製作 | 杉原貞雄 |
出演者 |
中尾ミエ 伊東ゆかり 園まり スリーファンキーズ ハナ肇とクレージーキャッツ 田辺靖雄 高島忠夫 |
音楽 | 平岡精二 |
主題歌 |
中尾ミエ、伊東ゆかり、園まり 「ハイハイ3人娘」 |
撮影 | 梁井潤 |
製作会社 | 宝塚映画 |
配給 | 東宝[1] |
公開 | 1963年1月29日[1] |
上映時間 | 87分[1] |
製作国 | 日本 |
言語 | 日本語 |
『ハイハイ3人娘』(ハイハイさんにんむすめ)は、1963年1月29日に東宝系で公開された日本映画である。カラー[1]。東宝スコープ。宝塚映画作品[1]。
キャッチコピーは「チャオ! 若さいっぱいスパーク娘颯爽登場!」。
概要
[編集]『森永スパーク・ショー』(フジテレビ系列)で人気者となった中尾ミエ・伊東ゆかり・園まりの通称「スパーク3人娘」を主演とした、ミュージカル仕立ての青春映画。中尾の主演作『夢で逢いましょ』の佐伯幸三が監督を務め、3人娘の所属する渡辺プロからハナ肇とクレージーキャッツや田辺靖雄らが助演、更に宝塚映画常連の高島忠夫も出演する。またラウル・アペルが振り付けを担当する傍ら、自らが主催する「ラウル・アペル・ダンサーズ」も出演する。
なおクレージーが東宝映画で全員脇役で出演するのは本作が最後、また傍系作品に出演するのも本作が最後である[注釈 1]。
スタッフ
[編集]- 製作:杉原貞雄[1]
- 原作:川上宗薫(『先生・先輩・後輩』より)[2]
- 脚本:井手俊郎[1]
- 監督:佐伯幸三[1]
- 撮影:梁井潤[1]
- 音楽:平岡精二[1]
- 美術:小島基司[1]
- 照明:下村一夫[1]
- ショウ構成:渡邊晋[1]、平岡精二[1]
- 振付:ラウル・アペル
出演者
[編集]以下の役名と出演者名は東宝に従った[1]。
- 間宮京子:中尾ミエ
- 天野千恵子:伊東ゆかり
- 江藤悠子:園まり
- 浦太一:高倉一志(スリーファンキーズ)
- 内村満春:長沢純(同上)
- 折口敬治:手塚しげお(同上)
- 間宮雅義:田辺靖雄
- 岡本和雄:夏洋一
- 飯田幸四郎:高島忠夫
- 間宮甲太郎:植木等(ハナ肇とクレージーキャッツ)
- 間宮房江:北川町子
- 間宮早苗:藤山陽子
- 天野清一郎:谷啓(ハナ肇とクレージーキャッツ)
- 江藤教頭:ハナ肇(同上)
- 大塚先生:江原達怡
- 山野辺先生:若林映子
- 先生A:犬塚弘(ハナ肇とクレージーキャッツ)
- 先生B:安田伸(同上)
- 先生C:桜井センリ(同上)
- 先生D:石橋エータロー(同上)
- ラウル・アペル・ダンサーズ
映像ソフト
[編集]2008年3月28日発売のDVD-BOX「植木等のゴクラク映画ボックス」に、『日本一の裏切り男』『日本一の断絶男』『若い季節/続・若い季節』と共に収録されている。2015年にレンタルを開始した。
タイアップ
[編集]本作は『森永スパーク・ショー』の森永製菓がタイアップしており、天野家の食卓に「森永インスタントコーヒー・赤ラベル」が置いてあったり、学園祭に森永のアイスクリームストッカーが置いてあるなどのタイアップがなされている。また劇中では、中尾が見ているテレビで『スパーク・ショー』が放送されている(ただし新録)。
CS放送
[編集]CS放送は、2007年11月にチャンネルNECO、2010年9月に日本映画専門チャンネルで、それぞれ放送された。
同時上映
[編集]脚注
[編集]注釈
[編集]脚注
[編集]参考資料
[編集]関連項目
[編集]- スパーク3人娘
- 森永スパーク・ショー
- レッツ・ゴー三人娘
- 夢で逢いましょ(中尾の初主演映画。本作と同じ佐伯監督作品)
- 若い仲間たち うちら祇園の舞妓はん(1963年6月公開の3人娘出演映画。これも佐伯作品)
- 続・若い季節(本作に次ぐ主演作)
外部リンク
[編集]- ハイハイ3人娘 - allcinema
- ハイハイ3人娘 - ウェイバックマシン(2015年4月5日アーカイブ分) - 東宝WEB SITE 資料室
- ハイハイ3人娘 - KINENOTE
- ハイハイ3人娘 - 日本映画データベース
- Hai hai sannin musume - IMDb