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ニコラモデルオーディション

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
ニコラ (雑誌) > ニコモ > ニコラモデルオーディション

ニコラモデルオーディションは、新潮社が中学生向けファッション雑誌ニコラ』の誌上でほぼ一年間隔で実施しているオーディション。略称はニコモオーデニコモオーディション

旧名称はニコラ読者モデルオーディション(ニコラどくしゃモデルオーディション)だが、一般的な意味の読者モデル(アマチュアの立場のまま紙面に登場する)を選出する仕組みではない(後述)。

概説

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『ニコラ』誌上に登場するファッションモデルである「ニコモ」を選出するオーディション。合格者は全員、芸能プロダクションと契約を結ぶことになる。 過去には、卒業後に人気女優になった新垣結衣川口春奈池田エライザ南沙良など、人気ニコモの半数ほどがオーディションから輩出されているため、芸能界への登竜門として多くの小中学生から注目されている。また我妻三輪子らがグランプリに選ばれた2002年夏の第6回オーディションの場合、一次審査を通過し誌面に仮登場しながらも最終起用に結びつかなかった者として平山綾(女優)、赤谷奈緒子(ファッションモデル)、上堂薗恭子(元グラビアアイドル)、多部未華子(女優)、入船加澄実(元グラビアアイドル)が、後に他ルートから芸能デビューしている[注 1]

ルールと状況

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基本的にオーディションは毎年6月号から告知・募集され、10月号で最終発表となる[注 2]。初期にはグランプリ、準グランプリを分けて発表していたが、2001年からは区別がなくなり、受賞者全員がそのままグランプリとなる新ルールに変更された。グランプリの数は決まっていないが、最近は5、6人となっている。2022年は芸能事務所の所属者も応募可能。

応募資格は、10歳(小5)〜15歳(中3)までの女児で、身長が150cm以上。国籍・居住地は問わない。プロダクション(芸能事務所)や劇団に所属していないことが条件となっている。第10回頃までは毎回5,000人ほどの参加にとどまったが、近頃は増加の傾向が見られ、第14回のオーディションでは過去最多の15,650人の応募があった。最終審査に残るのは難しく、第16回の12,272人の応募者の中で最終審査に残った人数は16人、最終的なグランプリは5人だった。

過去の結果

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各ニコモの学年は全て発表当時のもの。

第1回
1998年10月号発表
応募者数: 5,062人
書類審査: 59人
最終審査: 52人
グランプリ
  • 清光りさ(中1)
準グランプリ
  • 前田紀至子(中1)
  • 白順玉(中2・愛媛県
  • 高橋加奈(中2)
第2回
1999年10月号発表
応募者数: 4,238人[2]
グランプリ
準グランプリ
第3回
2000年6・7月号募集
2000年10月号発表
グランプリ
準グランプリ
第4回
2001年6・7月号募集
2001年10月号発表
応募者数: 5,530人
最終審査: 11人[注 3]
グランプリ
第5回
2001年12月号募集
2002年4月号発表
応募者数: 4608名
グランプリ
第6回
2002年10月号発表
グランプリ
第7回
2003年6・7月号募集
2003年10月号発表
応募者数: 5,978人(当時最多)
グランプリ
第8回
2004年6・7月号募集
2004年10月号発表
応募者数: 4,970人
書類審査: 50人
最終審査: 13人
グランプリ
第9回
2005年6・7月号募集
2005年10月号発表
応募者数: 5,090人
書類審査: 51人
最終審査: 12人
グランプリ
第10回
2006年6・7月号募集
2006年10月号発表
応募者数: 5,986人(当時最多)
書類審査: 69人
最終審査: 12人
グランプリ
第11回
2007年6・7月号募集
2007年10月号発表
応募者数: 7,780人(当時最多)
書類審査: 65人
最終審査: 14人
グランプリ
第12回
2008年6・7月号募集
2008年10月号発表
応募者数: 9,822人(当時最多)
書類審査: 66人
最終審査: 16人
グランプリ
第13回
2009年6・7月号募集
2009年10月号発表
応募者数: 14,076人(当時最多)
書類審査: 54人
最終審査: 13人
グランプリ
第14回
2010年6・7月号募集
2010年10月号発表
応募者数: 15,650人(歴代最多)
書類審査: 71人
最終審査: 14人
グランプリ
  • 藤麻理亜(中1・東京都)
  • 中川可菜(中1・奈良県)
  • 田中日奈子(中1・東京都)
  • 三瓶みなみ(中1・千葉県)
  • 駒形咲希(小6・新潟県
第15回
2011年6・7月号募集
2011年10月号発表
応募者数: 12,603人
書類審査: 67人
最終審査: 14人
グランプリ
  • 小林玲美(中1・大阪府)
  • 小山内花凜(中1・東京都)
  • 三上朱里(中1・埼玉県)
  • 高嶋芙佳(小6・千葉県)
第16回
2012年6・7月号募集
2012年10月号発表
応募者数: 12,272人
書類審査: 60人
最終審査: 16人
グランプリ
第17回
2013年6・7月号募集
2013年10月号発表
応募者数: 10,626人
書類審査: **人
最終審査: **人
グランプリ
第18回
2014年6・7月号募集
2014年10月号発表
応募者数: 11,256人
書類審査: 59人
最終審査: 16人
グランプリ
第19回
2015年6・7月号募集
2015年10月号発表
応募者数: 11,836人
書類審査: **人
最終審査: **人
グランプリ
第20回
2016年6・7月号募集
2016年10月号発表
応募者数: 13,252人
書類審査: 65人
最終審査: 15人
グランプリ
第21回
2017年6・7月号募集
2017年10月号発表
応募者数: 14,734人
書類審査: **人
最終審査: **人
グランプリ
  • 小林花南(中1・東京都)
  • 池未来実(小6・大阪府)
  • 平澤遙(小6・和歌山県)
  • 広瀬まのか(小6・東京都)
  • 湊胡遥(小6・大阪府)
  • 組橋星奈(小5・福島県)
第22回
2018年6・7月号募集
2018年10月号発表
応募者数: 11,728人
書類審査: **人
最終審査: **人
グランプリ
第23回
2019年6・7月号募集
2019年10月号発表
応募者数: 10,680人
書類審査: **人
最終審査: **人
グランプリ
  • 田中南(中1・東京都)
  • 太田雫(中1・愛知県)
  • 近藤結良(小6・愛知県)
  • 河村果歩(小6・岐阜県)
  • 吉岡優奈(小5・大阪府)
第24回
2020年6月号・7&8月合併号募集
2021年1月号発表
応募者数: 12,546人
書類審査: **人
最終審査: **人
グランプリ
  • 足川結珠(中1・東京都)
  • 佐藤菜月海(中1・神奈川県)
  • 髙橋快空(中1・宮城県)
  • 藤野有紗(中1・栃木県
  • 林美央子(小6・愛知県)
第25回
2021年
2021年10月号発表
応募者数:10,104人
書類審査:**人
最終審査:18人
グランプリ
第26回
2022年
2022年9月号発表
グランプリ
  • 白尾留菜(小6)
  • 青山姫乃(中1)
  • 国本姫万里(中1)
  • 松田美優(中1)
第27回
2023年
グランプリ
  • 十文字陽菜(中1・群馬県)
  • 松尾そのま(中1・大阪府)
  • 梨里花(中1・東京都)
  • 上妻美咲(中3・熊本県)

脚注

[編集]

注釈

[編集]
  1. ^ うち、赤谷と上堂薗は最終審査まで進んだ[1]
  2. ^ ただし、第5回オーディションのみ前回から半年後の冬季に開催された[要出典]
  3. ^ このうち、「モデルになりたいぞ選手権」から一人選出[要出典]

出典

[編集]
  1. ^ 一次審査通過者紹介記事は『ニコラ』2002年8月号125ページ付近、最終審査通過者紹介記事は同2002年10月号107ページ付近を参照。
  2. ^ Guest Profile 篠原さや”. Girl's Station (2002年). 2008年7月10日閲覧。
  3. ^ 小森裕佳” (Internet Archive). ニコラネット★ニコモ's FILE(リニューアル前の旧ページ・2002年版). 新潮社 (2003年6月25日). 2003年6月25日時点のオリジナルよりアーカイブ。2008年7月10日閲覧。
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外部リンク

[編集]