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ゲーイゼル (小型ミサイル艦)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
ゲーイゼル
Гейзер
ブレーマーハーフェンを訪問したゲーイゼル
2006年7月、ドイツのブレーマーハーフェンを訪問した
ゲーイゼル
艦歴
起工 1987年12月21日 レニングラード沿海造船工場
進水 1989年8月28日
竣工 1989年12月27日
編入 1990年2月28日
所属 ソ連海軍バルト艦隊
移籍 1992年7月26日
所属 ロシア海軍バルト艦隊
要目
艦種 小型ミサイル艦
艦型 12341号計画型
工場
番号
81
排水
基準排水量 640 t
満載排水量 730 t
全長 59.3 m
54 m(水線長)
全幅 11.8 m
8.86 m(水線長)
喫水 3.08 m
機関 ディーゼル機関M-507 3 基
出力 30,000 馬力
プロペラシャフト 3 基
スクリュープロペラ 3 基
電力 ディーゼル発電機 2 基
発電量 300 kWt
ディーゼル発電機 1 基
発電量 100 kWt
速力 35 kn
航続
距離
4,000 nm/12 kn
行動
期間
10 日
乗員 士官 10 名
水兵 55 名
武装 P-120「マラヒート」3連装発射機
KT-120-1234
2 基
艦対艦ミサイルP-120「マラヒート」 6 発
4K33「オサーMA」連装発射機
ZiF-122
1 基
艦対空ミサイル9M33M 20 発
9K34「ストレラ-3」4連装発射機 2 基
艦対空ミサイル9M36 16 発
59口径76.2 mm単装AK-176 1 基
弾数 316 発
30 mm6砲身高角複合AK-630M 1 基
弾数 3,000 発
電探 汎用捜索照準レーダー「チタニート」 1 基
航法レーダー「ペチョーラ」 1 基
航法レーダー「ミーウス1」 1 基[1]
EW 電子戦対抗複合「スペークトル-F」[2]
16連装82 mm欺瞞物資発射機
PK-16
2 基[3]
10連装122 mm欺瞞物資発射機
PK-10「スメールイ」
4 基[4]
FCS 汎用捜索照準レーダー「チタニート」
(P-120用)
1 基
低高度用照準レーダー(P-120用) 1 基
射撃管制レーダー4R33(4K33用) 2 基
射撃管制レーダーMR-123/176
「ヴィーンペル-R2」(火砲用)
1 基
通信 装置一式
IFF 装置一式

ゲーイゼルロシア語:Гейзерギェーイズィェル)は、ソ連で建造された小型ミサイル艦малый ракетный корабль)である。艦名は、ロシア語で「間欠泉」という意味。2009年現在、ロシア海軍バルト艦隊に在籍する。

概要

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ゲーイゼルは、1987年12月21日レニングラード・プリモルスキー造船工場で起工した。工場番号では第81号艦と呼ばれ、12341号計画型小型ミサイル艦の14番艦であった。同年12月30日付けでソ連海軍に登録された。1989年8月28日には進水、同年12月27日に竣工、1990年2月28日ソ連海軍バルト艦隊へ編入された。

ソビエト連邦の崩壊により、1992年7月26日を以って正式にロシア海軍所属となった。1999年には、スウェーデンカールスクルーナへ実務上の寄港をした。2006年7月22日から8月8日にかけては、キール運河を通過してドイツブレーマーハーフェンヴァーネミュンデを訪問した。2007年にも、スウェーデンへの親善訪問を実施した。2008年には、デンマークオーフスポーランドグディニャを親善訪問した。

2009年現在、同型艦のズィーピリーヴェニパッサートとともに第106小型ミサイル艦小艦隊を構成している。

脚注

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  1. ^ 予備として、1989年から各艦に順次搭載されたことになっている。
  2. ^ 1995年から各艦に順次搭載されたことになっている。
  3. ^ カタログデータ上の基本装備。写真を見る限り、ゲーイゼルには装備されていない。(2002年撮影の写真)。
  4. ^ カタログデータ上、1992年中頃より順次各艦に装備されたことになっている。しかし、写真を見る限りゲーイゼルには2 基しか装備されておらず、位置も甲板上両舷に装備する基本と異なり、MR-123レーダーの両脇上部構造上に装備されている。(上記写真参照)。

参考文献

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外部リンク

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Template:1234型小型ミサイル艦