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ショウジョウトキ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
ショウジョウトキ
保全状況評価[1]
LEAST CONCERN
(IUCN Red List Ver.3.1 (2001))
分類
ドメイン : 真核生物 Eukaryota
: 動物界 Animalia
: 脊索動物門 Chordata
亜門 : 脊椎動物亜門 Vertebrata
: 鳥綱 Aves
: ペリカン目 Pelecaniformes
: トキ科 Threskiornithidae
亜科 : トキ亜科 Threskiornithinae
: シロトキ属 Eudocimus
: ショウジョウトキE. ruber
学名
Eudocimus ruber (Linnaeus1758)
英名
Scarlet Ibis
分布域
(動画)ショウジョウトキ

ショウジョウトキ (猩猩朱鷺、学名:Eudocimus ruber )は、ペリカン目トキ科に分類される鳥類の一種である。

同属のシロトキとは体形、習性が同じであり、飼育下では比較的簡単に交雑雑種をつくることができるため、一部には両者は同種として扱うべきだという意見もある。しかし、ベネズエラにある両種の混合コロニーで自然の交雑例がないことなどから、別種として扱う説が有力である。

分布

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南アメリカの北部の沿岸部に分布する。

形態

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幼鳥(手前)と成鳥

体長約60cm。体色は鮮やかな朱赤色で、非常に目立つ。嘴の基部から眼先にかけての皮膚の裸出部も赤い。幼鳥の体色は黒褐色である。

生態

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海岸岸のマングローブ林に生息する。

カエル魚類甲殻類などの小動物を捕食する。

集団繁殖地(コロニー)を形成して繁殖する。しばしば他種と共同でコロニーを作る。雄が巣材を集め、雌が水辺の樹上などに巣を作る。1腹2-4個の卵を産み、抱卵期間は21-23日である。抱卵、育雛とも雌雄共同で行う。雛は孵化後約42日で巣立ちする。

出典

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  1. ^ BirdLife International. 2016. Eudocimus ruber. The IUCN Red List of Threatened Species 2016: e.T22697415A93612751. doi:10.2305/IUCN.UK.2016-3.RLTS.T22697415A93612751.en Downloaded on 03 April 2017.

参考文献

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  • 『世界の動物|分類と飼育 コウノトリ目+フラミンゴ目』、財団法人東京動物園協会、1985年、81-82頁