アントノフスキー橋
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アントノフスキー橋 | |
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アントノフスキー橋(2006年撮影) | |
基本情報 | |
国 | ウクライナ |
所在地 | ヘルソン州ヘルソン |
交差物件 | ドニエプル川 |
路線名 | 高速道路M14号線 |
開通 | 1985年12月24日 |
閉鎖 | 2022年11月11日 |
座標 | 北緯46度40分11秒 東経32度43分12秒 / 北緯46.6696度 東経32.7200度座標: 北緯46度40分11秒 東経32度43分12秒 / 北緯46.6696度 東経32.7200度 |
構造諸元 | |
全長 | 1,366m |
関連項目 | |
橋の一覧 - 各国の橋 - 橋の形式 |
アントノフスキー橋(アントノフスキーばし、ウクライナ語: Антонівський міст, 発音 [ɐnˈtɔn⁽ʲ⁾iu̯sʲkɪj m⁽ʲ⁾ist])は、ウクライナヘルソン州ヘルソンにある、ドニエプル川を横断する橋桁橋。
歴史
[編集]ロシアのウクライナ侵攻
[編集]2022年ロシアのウクライナ侵攻が始まると、ロシア軍はクリミア半島方面などからアントノフスキー橋を越えてヘルソン州に侵入して制圧[1]。 しかし、徐々にウクライナ軍の反攻が始まるとアントノフスキー橋はロシア軍の重要な補給線の一つとして攻撃目標となり、ハイマースなどを使用した攻撃が行われるようになった。 同年7月にはアントノフスキー橋の床板が爆破され、穴が開いた横を自動車が通過する写真が報道されている[2]。
同年10月に入るとロシア軍はヘルソン市民に対してドニエプル川東岸への避難を勧告、アントノフスキー橋も避難路となった。この最中、ロシア側は10月21日にウクライナ軍がアントノフスキー橋を攻撃して4人が死亡したと発表している[3]。 さらに11月に入るとロシア軍はドニエプル川東岸への撤退を発表した。
11月11日にはウクライナ軍がヘルソンに入るとともに、完全に破壊されたアントノフスキー橋の映像が報道された[4]。
脚注
[編集]- ^ “露、南部へルソン州全域を制圧と発表 侵攻後初めて”. 産経新聞 (2022年3月15日). 2022年11月11日閲覧。
- ^ “ウクライナ軍、ロシア掌握のヘルソンの橋を攻撃”. AFP (2022年7月27日). 2022年11月11日閲覧。
- ^ “ドニエプル川を渡る市民 親ロシア派が映像公開”. AFP (2022年10月21日). 2022年11月11日閲覧。
- ^ “ウクライナ軍、ヘルソン奪還 ロシア軍も撤退「完了」”. 日本経済新聞 (2022年11月11日). 2022年11月11日閲覧。