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紡錘状回

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
脳: 紡錘状回
左大脳半球の内側面。オレンジ色の所が紡錘状回
右大脳半球の内側面。画像下部、矢印の先、淡い緑色の部分が紡錘状回(Fusiform gyrus)
名称
日本語 紡錘状回
英語 Fusiform gyrus
ラテン語 gyrus fusiformis
略号 FuG, GF
関連構造
上位構造 側頭葉
画像
アナトモグラフィー 三次元CG
Digital Anatomist 内側
下方
下方
関連情報
Brede Database 階層関係、座標情報
NeuroNames 関連情報一覧
NIF 総合検索
グレイ解剖学 書籍中の説明(英語)
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紡錘状回(ぼうすいじょうかい、: Fusiform gyrus)は、側頭葉脳回。紡錘状回は後頭側頭回 (occipitotemporal gyrus)と呼ばれることもある。また、後頭側頭回の上、海馬傍回の下の脳回を紡錘状回とする文献もある[1]

機能

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紡錘状回の位置を様々な角度から見た動画。赤く塗られているところが紡錘状回。

この領域の機能に関しては、まだ論争が存在するが、以下の5つに関しては比較的合意が成されている。

  1. 色情報の処理
  2. 顔と身体の認知 (紡錘状顔領域 (FFA : fusiform face area))
  3. 単語認知
  4. 数字認知
  5. 抽象化

紡錘状回が相貌失認と呼ばれる障害と関係しているとする研究者も存在する。

共感覚における役割

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最近の研究によって、共感覚を持つ人が文字-色知覚をしている際に紡錘状回が活動していることが示されている[2]

参考文献

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関連項目

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外部リンク

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外側面 外側溝内部 内側面 - 上部
脳底部 - 眼窩面 脳底部 - 側頭葉下面 内側面 - 下部