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渡辺一平

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
渡辺一平
選手情報
フルネーム わたなべ いっぺい
国籍 日本の旗 日本
泳法 平泳ぎ
所属 トヨタ自動車
大学 早稲田大学
生年月日 (1997-03-18) 1997年3月18日(27歳)
生誕地 大分県津久見市
身長 193 cm
体重 89 kg
獲得メダル
競泳
世界水泳選手権
2017 男子200m平泳ぎ
2019 男子200m平泳ぎ
パンパシフィック水泳選手権
2018 男子200m平泳ぎ
アジア競技大会
2018 男子400mメドレーリレー
アジア水泳選手権
2016 男子100m平泳ぎ
2016 男子200m平泳ぎ
ユースオリンピック
2014 男子200m平泳ぎ
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渡辺 一平(わたなべ いっぺい、1997年3月18日 - )は、日本の競泳(平泳ぎ)選手。2017年世界水泳選手権・2019年世界水泳選手権200m平泳ぎで2大会連続銅メダリスト。リオデジャネイロパリオリンピック日本代表。LDH JAPAN所属。身長193センチメートル。血液型はB型。

人物

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1997年3月18日大分県津久見市出身[1]津久見市立津久見小学校津久見市立第一中学校と進む。中学2年では第33回全国JOCジュニアオリンピックカップに出場した記録が残っている[2]

2012年、大分県立佐伯鶴城高等学校に進学すると頭角を現し、高校3年の最後に出場した第37回全国JOCジュニアオリンピックカップ春季では100m・200m平泳ぎの二冠を制覇して[3]最優秀選手として表彰された[4]

また、2014年南京ユースオリンピックに高校3年で日本代表に選出され[5]、大会では男子200m平泳ぎで優勝して金メダルを獲得した[6]

2015年4月に早稲田大学スポーツ科学部へ入学[7]。大学1年目の第91回日本選手権水泳競技大会では5位に敗れてしまい、2015年夏季ユニバーシアード大韓民国光州)への出場を逸した[7]

2016年、大学2年となり、第92回日本選手権水泳競技大会に出場、男子200m平泳ぎでは予選で2分8秒83の自己ベストタイムを出すと[8]、決勝で2分9秒45を出して2位に入って派遣標準記録も突破したことにより2016年リオデジャネイロオリンピック代表の座を獲得した[1][9]

リオオリンピックでは準決勝で2分07秒22のオリンピックレコードを記録した。決勝は6位だった。

2017年、1月に開催された第10回東京都選手権水泳競技大会(北島康介杯2017)の200m平泳ぎ決勝において、2分6秒67の記録を出し、山口観弘が4年以上保持していた世界記録を0秒34更新して世界記録保持者となった[10]

2019年、トヨタ自動車に入社[11]

2021年、第97回日本選手権水泳競技大会(競泳競技)200m平泳ぎでは、2分08秒76のタイムで3位だった[12]

2024年パリオリンピック競泳男子200メートル平泳ぎでは、決勝に進出し、2分8秒83のタイムで6位となった[13]

自己記録

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  • 男子200m平泳ぎ - 2分06秒67(2017年1月29日、第10回東京都選手権水泳競技大会・元世界記録)

テレビ出演

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脚注

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  1. ^ a b 渡辺リオ切符 津久見市出身 競泳2百平 大分合同新聞 2016年4月9日付
  2. ^ 第33回全国JOCジュニアオリンピックカップ 標準記録突破者 大分県水泳連盟 スイムレコード
  3. ^ 高校生の活躍 (PDF) 大分県教育委員会
  4. ^ 【競泳・水球】第37回全国JOCジュニアオリンピックカップ春季水泳競技大会 6日目 日本水泳連盟 2015年03月30日
  5. ^ 渡辺 一平(わたなべ いっぺい) 第2回南京ユースオリンピック選手名鑑 日本オリンピック委員会
  6. ^ とても将来が楽しみである。男子200平で渡辺が金メダル 南京ユース五輪第5日 日本オリンピック委員会 2014年8月21日
  7. ^ a b 【連載】競泳ルーキー特集『NEW STAGE』 第1回 渡辺一平 早稲田スポーツ新聞会 2015年5月14日
  8. ^ 競泳日本選手権 渡辺準決1位突破 大分合同新聞 2016年4月8日
  9. ^ 小関也朱篤、渡辺一平が200平でリオ五輪内定 日刊スポーツ 2016年4月8日付
  10. ^ 渡辺一平、200M平泳ぎで世界新!東京都選手権で2分6秒台 スポニチ 2017年1月29日
  11. ^ “渡辺一平「一番いい条件」トヨタ入社後も拠点は早大”. nikkansports.com. (2019年3月19日). https://www.nikkansports.com/sports/news/201903190000668.html 2021年1月18日閲覧。 
  12. ^ “2種目で日本新記録が誕生 <第97回日本選手権水泳競技大会>”. 公益財団法人日本水泳連盟. https://swim.or.jp/topics/17893/ 2024年7月31日閲覧。 
  13. ^ “競泳 男子200m平泳ぎ 花車優 渡辺一平 メダル届かず パリ五輪”. NHK. https://www3.nhk.or.jp/news/html/20240801/k10014532141000.html 2024年7月31日閲覧。 
  14. ^ アスリートの魂「真の“世界最速”へ 競泳・渡辺一平」 - NHK”. NHKオンライン. 2017年6月11日閲覧。

外部リンク

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記録
先代
日本の旗 山口観弘
男子200m平泳ぎ
世界記録保持者(長水路)

2017年1月29日 – 2019年7月26日
次代
ロシアの旗 アントン・チュプコフ
先代
日本の旗 山口観弘
男子200m平泳ぎ
日本記録保持者(長水路)

2017年1月29日 – 2021年4月7日
次代
日本の旗 佐藤翔馬