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浅川造船

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
浅川造船株式会社
ASAKAWA SHIPBUILDING Co.,Ltd.
本社ビル
種類 株式会社
本社所在地 日本の旗 日本
799-2111
愛媛県今治市小浦町2丁目4番39号
設立 1947年6月(創立)
業種 輸送用機器
法人番号 2500001011068 ウィキデータを編集
事業内容 造船・船舶修理事業等
代表者 代表取締役社長 浅海武弘
資本金 5,000万円
売上高 150億円(2019年3月期)
従業員数 450名(社内協力工含む)
決算期 3月
外部リンク http://www.asazo.com/
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浅川造船株式会社(あさかわぞうせん、英語: ASAKAWA SHIPBUILDING Co.,Ltd.)は、愛媛県今治市に本社を置く造船会社。

概要

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1947年に今治市大新田で創業した[1]。社名は今治市内北部を流れる「浅川」に由来している[1]1961年に今治市の港湾計画によって現在の小浦地区に移転した[1]

ステンレスタンクを採用した[2]ケミカルタンカーを主に建造している[3]

社団法人日本中小型造船工業会の会員である[4]

主要事業所

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  • 本社・本社工場 - 愛媛県今治市小浦町2丁目4番39号
    • 新造船建造設備
      • 第2号船台 146メートル×26.45メートル
    • 修繕船設備
      • 浮ドック 84.9メートル×16.5メートル
  • 東予工場 - 愛媛県西条市北条962番54
    • ブロック工場

沿革

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  • 1947年6月 - 今治市大新田に浅川造船所を創立。
  • 1960年5月 - 株式会社に改組。
  • 1961年7月 - 今治市港湾計画により現在地に移転。
  • 1968年12月 - 1,999G/T浮ドック建造。
  • 1971年3月 - 本社ビル(鉄骨7階建て)落成。
  • 1973年5月 - 波方工場(カッティング工場)開設。
  • 1978年2月 - 実質倒産、負債総額約50億円。会社更生法を申請[5]
  • 1992年10月 - 二号船台を5,999G/Tに能力変更。
  • 1993年
    • 3月 - NC切断機等最新鋭設備を導入した波方工場リニューアルオープン。浮ドックを2,599G/Tに能力変更。
    • 12月 - 本社工場に全天候型移動式建屋落成。
  • 1996年12月 - 100トンジブクレーン設置。
  • 1997年1月 - 二号船台を7,100G/Tに能力変更。
  • 1998年11月 - NC型鋼切断機導入。
  • 1999年3月 - 3次元設計システム導入。
  • 2001年10月 - 本社工場に艤装・配管工場建屋及び自動倉庫落成。
  • 2004年11月 - 200トンジブクレーン設置。
  • 2009年
    • 5月 - 馬刀潟工場開設。
    • 6月 - 二号船台を13,000G/Tに能力変更。
  • 2010年6月 - 東予工場開設。
  • 2013年11月 - 最大船型25,900DWT Typeケミカルタンカー船竣工。
  • 2016年8月 - 二号船台を15,100G/Tに能力変更。
  • 2017年3月 - 平鋼形鋼6軸ロボット切断システム導入。
  • 2020年 - 真聖建設・オズマピーアルと共同で、造船所で利用する足場板を家具に再生させる「瀬戸内造船家具プロジェクト」をスタート[6]

脚注

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  1. ^ a b c 海事プレス社「浅川造船 14型ケミカル船を年4隻建造」『隔月刊COMPASS 増刊号』、2005年1月号、55頁。
  2. ^ 愛媛県経済労働部産業創出課. “浅川造船株式会社”. 愛媛ものづくり企業『すご技』データベース. 2012年5月5日閲覧。
  3. ^ 建造実績”. 浅川造船. 2012年5月5日閲覧。
  4. ^ 会員紹介”. 日本中小型造船工業会. 2012年5月5日閲覧。
  5. ^ 伊予銀行(2019年)『伊予銀行140年史』、479頁。
  6. ^ 造船の足場板、家具に再生 愛媛の浅川造船など - 日本経済新聞(2020年7月15日)、2021年4月17日閲覧。

外部リンク

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