森公章
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森 公章(もり きみゆき、1958年2月 - )は、日本の歴史学者。東洋大学文学部教授。専門は日本古代史。
来歴
[編集]岡山県生まれ。1981年東京大学文学部国史学科卒業、1988年同大学院博士課程単位取得退学、同年奈良国立文化財研究所文部技官、1994年高知大学人文学部助教授、1998年「古代日本の対外認識と通交」で東京大学より博士(文学)の学位を取得) 2001年東洋大学文学部教授。
第2期日韓歴史共同研究日本側委員であり、第1分科(古代)に参加し、浜田耕策と共同で「古代王権の成長と日韓関係 - 4~6世紀」を発表している[1]。
著書
[編集]- 『古代日本の対外認識と通交』(吉川弘文館) 1998、 POD版 2019、ISBN 9784642723282
- 『「白村江」以後 - 国家危機と東アジア外交』(講談社選書メチエ) 1998
- 『古代郡司制度の研究』(吉川弘文館) 2000、 POD版 2019、ISBN 9784642723466
- 『長屋王家木簡の基礎的研究』(吉川弘文館) 2000、 POD版 2019、ISBN 9784642723473
- 『東アジアの動乱と倭国』(吉川弘文館、戦争の日本史1) 2006、ISBN 9784642063111
- 『遣唐使と古代日本の対外政策』(吉川弘文館) 2008、 POD版 2019、ISBN 9784642724708
- 『奈良貴族の時代史 - 長屋王家木簡と北宮王家』(講談社選書メチエ) 2009
- 『地方木簡と郡家の機構』(同成社古代史選書) 2009
- 『倭の五王』(山川出版社、日本史リブレット人) 2010
- 『遣唐使の光芒』(角川選書) 2010
- 『古代豪族と武士の誕生』(吉川弘文館、歴史文化ライブラリー) 2012 ISBN 9784642057608
- 『在庁官人と武士の生成』(吉川弘文館) 2013年 ISBN 9784642046084
- 『成尋と参天台五臺山記の研究』(吉川弘文館) 2013 ISBN 9784642046046
- 『平安時代の国司の赴任 - 『時範記』をよむ』(臨川書店、日記で読む日本史11) 2016
- 『天智天皇』(吉川弘文館、人物叢書) 2016 ISBN 9784642052801
- 『古代日中関係の展開』(敬文舎、日本歴史 私の最新講義) 2018
- 『阿倍仲麻呂』(吉川弘文館、人物叢書) 2019 ISBN 9784642052917
- 『天神様の正体 菅原道真の生涯』(吉川弘文館、歴史文化ライブラリー) 2020 ISBN 9784642059060
- 『武者から武士へ 兵乱が生んだ新社会集団』(吉川弘文館) 2022 ISBN 9784642084161
- 『遣唐使と古代対外関係の行方 日唐・日宋の交流』(吉川弘文館) 2022 ISBN 9784642046701
- 『地方豪族の世界』(筑摩選書) 2023
- 『倭国の政治体制と対外関係』(吉川弘文館) 2023 ISBN 9784642046770
- 『平安時代の国衙機構と地方政治』(吉川弘文館) 2024 ISBN 9784642046817
編著
[編集]- 『倭国から日本へ』(吉川弘文館、日本の時代史3) 2002 ISBN 9784642008037
- 『遺跡で見る日本の歴史3』(吉川弘文館) 2010
脚注
[編集]- ^ 森公章・浜田耕策 (2010年). “古代王権の成長と日韓関係 ―4~6世紀―” (PDF). 日韓歴史共同研究報告書(第2期) (日韓歴史共同研究). オリジナルの2022年8月13日時点におけるアーカイブ。