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横浜聡子

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
よこはま さとこ
横浜 聡子
生年月日 1978年
出生地 日本の旗 日本 青森県青森市
職業 映画監督脚本家
ジャンル 映画ミュージック・ビデオ
活動期間 2005年 -
主な作品
ウルトラミラクルラブストーリー
俳優 亀岡拓次
いとみち
受賞
日本映画監督協会新人賞
2007年ジャーマン+雨
TAMA映画祭
最優秀作品賞

2009年ウルトラミラクルラブストーリー
特別賞
2021年いとみち
KINOTAYO現代日本映画祭
最優秀映像賞
2016年俳優 亀岡拓次
高崎映画祭
最優秀監督賞
2022年『いとみち』
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横浜 聡子(よこはま さとこ、1978年 - )は、日本映画監督脚本家である。青森県青森市出身[1]

経歴

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1978年、青森県に生まれる[2]青森県立青森高等学校を経て[3]、2001年、横浜市立大学国際文化学部を卒業する[4]。その後、東京での約1年間の会社勤務を経て、2002年、映画美学校第6期フィクション・コース初等科に入学[5]。2004年に同高等科を卒業する[5]

2006年、『ちえみちゃんとこっくんぱっちょ』が第2回CO2のオープン・コンペ部門にて最優秀賞を受賞する[6]。CO2からの助成金を元に製作した『ジャーマン+雨』は、第3回CO2のシネアスト大阪市長賞を受賞する[7]。また、同作で第48回日本映画監督協会新人賞を受賞した[8]

2009年、松山ケンイチ主演の長編『ウルトラミラクルラブストーリー』で商業映画デビュー[9]。同年、100sのアルバム『世界のフラワーロード』全曲のミュージック・ビデオを手がける[10]

2013年、永瀬正敏工藤夕貴を主演に迎えた短篇『りんごのうかの少女』が公開された[11]

2016年、戌井昭人原作、安田顕主演『俳優 亀岡拓次』公開。第11回KINOTAYO現代日本映画祭最優秀映像賞受賞[12]

2021年、青森を舞台にした、越谷オサムの小説『いとみち』を映画化。同県出身の駒井蓮を主演に迎え、全編青森にて制作される。

同作は第16回大阪アジアン映画祭にて観客賞とグランプリのダブル受賞、第13回TAMA映画賞特別賞を受賞。

その他、第36回山路ふみ子映画賞文化賞を受賞。

作品

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長編映画

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短編映画

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  • ちえみちゃんとこっくんぱっちょ(2005年) - 監督・脚本
  • おばあちゃん女の子(2010年) - 監督・脚本
  • 真夜中からとびうつれ(2011年) - 監督・脚本・編集
  • りんごのうかの少女(2013年) - 監督・脚本
  • トチカコッケ(2017年)- 監督・脚本

テレビドラマ(脚本)

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テレビドラマ(監督)

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ミュージック・ビデオ

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100s

漫画原作

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  • 片岡一郎の一日(河井克夫 作画、『月刊コミックビーム』2015年7月号掲載) - 原作
    • のちにアンソロジー『女神たちと』(河井克夫ほか、2015年7月25日発売[16][17]ISBN 978-4-04-730535-9)に収録

出演

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映画

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  • 息衝く(2018年2月、木村文洋監督) - 若い頃の則夫の母親 役

脚注

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  1. ^ 青森)「りんごのうかの少女」、県内で上映決定”. 朝日新聞 (2014年1月18日). 2015年1月9日閲覧。
  2. ^ 横浜聡子監督と語る”. 日本映画監督協会 (2008年5月22日). 2015年1月9日閲覧。
  3. ^ ゲスト”. あおもり映画祭. 2015年1月9日閲覧。
  4. ^ 卒業生インタビュー05 - 横浜聡子氏”. 横浜市立大学. 2015年1月9日閲覧。
  5. ^ a b 監督について”. りんごのうかの少女. リトルモア. 2015年1月9日閲覧。
  6. ^ 2大ゼロ年代監督が激突!! 横浜聡子×井上都紀@札幌シアターキノ「ゼロ年代映画祭」”. CINEMA TOPICS ONLINE (2009年7月27日). 2015年1月9日閲覧。
  7. ^ 短期連載「大阪CO2に見るインディペンデント映画のいま」第1回 - 新生CO2の描く近未来ネットワーク図”. 映画芸術 (2011年2月14日). 2015年1月9日閲覧。
  8. ^ 贈呈の歴史”. 日本映画監督協会. 2015年1月9日閲覧。
  9. ^ 松山ケンイチ、『ウルトラミラクル…』は24歳の僕そのもの”. ぴあ映画生活 (2009年6月23日). 2015年1月9日閲覧。
  10. ^ 100s「フラワーロードショー」で新アルバムを“上映””. ナタリー (2009年7月9日). 2015年1月9日閲覧。
  11. ^ 永瀬正敏&工藤夕貴「りんごのうかの少女」に続き横浜聡子監督と太宰原作で再々共演を約束”. 映画.com (2013年12月7日). 2015年1月9日閲覧。
  12. ^ KINOTAYO現代日本映画祭. “受賞者・作品アーカイブ”. 2024年10月2日閲覧。
  13. ^ 安田顕「俳優 亀岡拓次」で個性派「七変化」演じる”. 日刊スポーツ (2015年7月10日). 2015年7月10日閲覧。
  14. ^ “横浜聡子監督、津軽弁少女の青春を描く「いとみち」を映画化 駒井蓮&豊川悦司が共演”. 映画.com (株式会社エイガ・ドット・コム). (2020年8月11日). https://eiga.com/news/20200811/4/ 2020年10月10日閲覧。 
  15. ^ “WOWOWドラマ「有村架純の撮休」に柳楽優弥、満島真之介、伊藤沙莉ら豪華キャスト集結”. 映画.com. (2020年1月28日). https://eiga.com/news/20200128/5/ 2020年1月30日閲覧。 
  16. ^ “河井克夫が近藤ようこ、安永知澄ら女性作家とコラボした短編集「女神たちと」”. コミックナタリー (ナターシャ). (2015年7月24日). https://natalie.mu/comic/news/154853 2021年3月7日閲覧。 
  17. ^ 女神たちと”. KADOKAWA. 2021年3月7日閲覧。

関連項目

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外部リンク

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