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月刊コミックブンブン

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
『月刊コミックブンブン』が並ぶ売場(上から2段目(下から4段目)の左端に、『マミイ』『げんき』と隣り合わせで並んでいる。2004年撮影)

月刊コミックブンブン』(げっかんコミックブンブン)とは、かつてポプラ社が発行していた月刊児童向け漫画雑誌

概要

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月刊プレコミックブンブン』として、2003年12月6日に創刊(2004年1月号)。

当時のポプラ社社長の坂井宏先は、『かいけつゾロリ』のアニメ化に際して、雑誌展開を他社に取られることを避けるための企業防衛として本誌を創刊したと語っている[1]

創刊当初の雑誌コンセプトは童話・児童文学と少年漫画雑誌の中間を狙ったものであり、誌名の「プレコミック」もそのコンセプトに由来する。また、男子向け・女子向け・両性向けの作品が混在していた。その後『月刊コロコロコミック』のような児童向け漫画誌に転換、ほとんどの作品が男子向けとなり女子向けのものは少なくなっていた。同社からの童話、児童文学のコミカライズ作は転換後も連載されてはいたが、創刊当初よりは雑誌全体の連携色は薄まっていた。

編集は2004年1月号(創刊号)はマッグガーデンが、2004年2月号から2005年2月号まではポプラ社とマッグガーデンの共同出資で設立した編集プロダクションである株式会社ビープラスがそれぞれ行っていた。合弁は2005年に解消されビープラスがポプラ社に吸収合併されたため、2005年3月号以降はポプラ社へ編集が移行された。

児童誌としては珍しく、掲載作品に「この漫画はフィクションです。実在の人物・事件とは関係ありません」という但し書きが添えられていた。

創刊当初からマッグガーデンとの合弁解消までは、『月刊コミックブレイド』や初期『月刊少年ガンガン』で執筆していた作家の作品が多かったが、合弁解消以降はその比率を減らしていった。

2008年10月15日に発売された2008年11月号にて新装刊となり、誌名をそれまでの『月刊プレコミックブンブン』から『月刊コミックブンブン』へ改めた。その際『月刊コロコロコミック』と同じサイズとなり、毎月6日発売から毎月15日発売になるなどの変更が行われた。

2009年9月15日に発売された2009年10月号をもって休刊。なお、該当号の表紙には「最終号」の文字が書かれており、全ての連載作品が完結している。

単行本である「ブンブンコミックス」は、毎月10日に発売されていた。

アニメ化一覧

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NHK
テレビ朝日系列
テレビ東京系列
フジテレビ系列

連載作品

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連載終了作品

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2004年9月号 - 2006年12月号終了

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2007年1月号 - 12月号終了

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2008年1月号 - 12月号終了

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2009年1月号 - 9月号終了

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発行部数

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  • 2006年(2005年9月 - 2006年8月) 80,309部[11]
  • 2007年(2006年9月 - 2007年8月) 62,838部[11]
  • 2008年(2007年10月 - 2008年9月) 40,984部[11]

脚注

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  1. ^ 「ポプラ社社長坂井宏先氏──おれさま『かいけつゾロリ』(ヒットを語る)」『日経MJ』2005年3月23日付、16頁。
  2. ^ 開始当初は「鈴木みえ」名義で出演
  3. ^ 開始当初は松尾銀三だったが、逝去後は島田に交代
  4. ^ 開始当初は大塚周夫だったが、2015年1月に逝去したため、息子の明夫が引き継いでいる
  5. ^ 開始当初は辻村真人だったが、その後は浦山が引き継いだ
  6. ^ 一時期は丹下桜が務めたこともあった
  7. ^ 愛河の産休中は野沢雅子が代役
  8. ^ くまいの病気療養中は小林沙苗が代役
  9. ^ ナレーション
  10. ^ 当初は辻希美だったが、産休により変更された。
  11. ^ a b c 社団法人日本雑誌協会JMPAマガジンデータによる該当期間中に発売された雑誌1号当たりの平均印刷部数。

外部リンク

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