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岡山石

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
岡山石
化学式 Ca2B2SiO7
結晶系 正方晶系
文献 Satoshi Matsumoto; Ritsuro Miyawaki; Akira Kato; Kazumi Yokoyama (October 1998). “Okayamalite, Ca2B2SiO7, a new mineral,boron analogue of gehlenite” (pdf). Mineralogical Magazine 62 (5): 703-706. http://www.minersoc.org/pages/Archive-MM/Volume_62/62-5-703.pdf 2014年12月3日閲覧。. 
プロジェクト:鉱物Portal:地球科学
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岡山石(おかやませき、 Okayamalite)は、1998年に発表された日本産新鉱物国立科学博物館鉱物学者松原聰などにより、岡山県川上郡備中町布賀(現高梁市地図 - Google マップ)から発見された[1]。布賀はゲーレン石・スパー石スカルンが発達している[2]化学組成はCa2B2SiO7で、正方晶系ゲーレン石 (Gehlenite) のアルミニウム硼素で置き換えた組成の種である。産出地の県名から命名された。

脚注

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  1. ^ Matsubara, S. (1998): Okayamalite, Ca2B2SiO7, a new mineral, boron analogue of gehlenite. Mineral. Mag., 62, 703-706.
  2. ^ 草地功, 逸見千代子, 逸見吉之助、岡山県備中町布賀産含大江石脈 『岩石鉱物鉱床学会誌』 1984年 79巻 7号 p.267-275, doi:10.2465/ganko1941.79.267

関連項目

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外部リンク

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