小島裕史
表示
小島 裕史 こじま ひろし | |
---|---|
内閣危機管理監就任に際して公表された肖像写真 | |
生年月日 | 1965年1月24日(59歳)[1] |
出生地 | 日本・大阪府[2] |
出身校 | 東京大学法学部[2] |
第23代 内閣危機管理監 | |
在任期間 | 2024年4月2日[3] - 現職 |
第98代 警視総監 | |
在任期間 | 2022年10月6日[4] - 2024年1月26日[5] |
在任期間 | 2021年9月22日[6] - 2022年10月6日[4] |
小島 裕史(こじま ひろし、1965年〈昭和40年〉1月24日[1] - )は、日本の警察官僚。第23代内閣危機管理監。
来歴
[編集]大阪府出身[2]。1988年(昭和63年)、東京大学法学部を卒業し、警察庁へ入庁[2]。入庁後、主に警備部門に携わり[7]、在ドイツ日本国大使館一等書記官、警察大学校国際捜査研修所国際捜査第一研修室長、警備局外事情報部外事課理事官、同外事情報部調査官、警察庁長官官房企画官、警視庁公安部公安総務課長、刑事局組織犯罪対策部国際組織犯罪対策官、内閣官房内閣参事官(内閣情報調査室)、警察庁長官官房参事官(特殊組織犯罪対策・右翼対策担当)、警察庁長官官房参事官(拉致問題対策担当)、石川県警察本部長、警備局外事情報部外事課長、警察庁長官官房人事課長、警察庁長官官房審議官(警備局担当)、警視庁警備部長などを歴任[1][7]。印象に残っている職務について、小島は天皇の即位に際した諸儀式に係る警衛、警護、警備を全国の警察からの特別派遣を得て警視庁をあげて完遂したことを挙げている[7]。
2020年(令和2年)8月24日、北海道警察本部長に就任[7]。翌2021年(令和3年)8月30日まで務め、東京オリンピックのマラソン・競歩の警備を担った[8]。
2021年(令和3年)9月21日、警察庁長官官房長に就任[6]。
2022年(令和4年)10月6日、第98代警視総監に就任[4]。在任中、G7広島サミットや天皇・皇后が出席した「警視庁創立150年記念式典」の警備指揮にあたった[9]。2024年(令和6年)1月26日、退職[5]。同年4月2日、内閣危機管理監に就任[3]。
脚注
[編集]出典
[編集]- ^ a b c "略歴書" (PDF). 2022年1月9日閲覧。
- ^ a b c d “警察庁長官に中村氏 大石氏が警視総監に”. 日本経済新聞電子版 (日本経済新聞社). (2021年9月14日) 2022年1月9日閲覧。
- ^ a b “危機管理監に小島氏 前警視総監”. 日本経済新聞電子版 (日本経済新聞社). (2024年4月2日) 2024年4月2日閲覧。
- ^ a b c “警視総監に小島裕史氏就任へ 国葬警備指揮の大石氏退職”. 毎日新聞デジタル (毎日新聞社). (2022年10月3日) 2022年10月9日閲覧。
- ^ a b “人事 警察庁”. 毎日新聞デジタル (毎日新聞社). (2024年1月26日) 2022年10月9日閲覧。
- ^ a b “警察庁長官に中村格氏、警視総監に大石吉彦氏が就任へ 閣議で承認”. 朝日新聞デジタル (朝日新聞社). (2021年9月14日) 2022年1月9日閲覧。
- ^ a b c d “"五輪マラソン"「テロ未然防止に向け…万全を尽くしていきたい」北海道警の新本部長が着任で抱負語る”. 北海道文化放送 (北海道文化放送株式会社). (2020年8月24日). オリジナルの2022年1月9日時点におけるアーカイブ。 2022年1月9日閲覧。
- ^ “「円滑な進行でき安堵」五輪の警備遂行に手応え…北海道警本部長 離任会見 "道民に頼りにされる警察を"”. 北海道文化放送 (北海道文化放送株式会社). (2021年8月28日). オリジナルの2022年1月9日時点におけるアーカイブ。 2022年1月9日閲覧。
- ^ “第99代 警視総監に警察庁の緒方禎己次長が就任へ”. NHK WEB NEWS (日本放送協会). (2024年1月23日) 2024年1月23日閲覧。
外部リンク
[編集]官職 | ||
---|---|---|
先代 村田隆 |
内閣危機管理監 第23代:2024年 - |
次代 現職 |
先代 大石吉彦 |
警視総監 第98代:2022年 - 2024年 |
次代 緒方禎己 |
先代 露木康浩 |
警察庁長官官房長 2021年 - 2022年 |
次代 楠芳伸 |
先代 山岸直人 |
北海道警察本部長 2020年 - 2021年 |
次代 扇沢昭宏 |
先代 下田隆文 |
警視庁警備部長 2019年 - 2020年 |
次代 森元良幸 |