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大島宏彦

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
おおしま ひろひこ

大島宏彦
生誕 (1934-04-26) 1934年4月26日
日本の旗 日本 愛知県名古屋市
死没 (2023-08-23) 2023年8月23日(89歳没)
日本の旗 日本 愛知県名古屋市
出身校 東京大学法学部
職業 実業家
子供 大島宇一郎
大島一衛(実父)
大島一郎(養父)
家族 大島建彦(実兄)
栄誉 従三位
旭日大綬章
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大島 宏彦(おおしま ひろひこ、1934年4月26日[1] - 2023年8月23日)は、日本の実業家。位階は従三位、勲章は旭日大綬章中日新聞社最高顧問。愛知県名古屋市出身。

経歴

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愛知県立旭丘高等学校を経て、1957年東京大学法学部卒業。同年に中日新聞社に入社[2]

1968年にはワシントン特派員、1979年6月には取締役、1981年6月には常務、1983年6月には専務、1984年6月には副社長を歴任し、1987年6月から社長に就任し[2]1997年5月からは会長に就任し、2003年6月からは取締役最高顧問に就任した[2]

1995年から2000年までは株式会社中日ドラゴンズ代表取締役オーナーを務めた。第2次星野仙一政権をバックアップし、球団の黄金期を作った一人といわれる[3]

2020年3月、中日ドラゴンズ名誉オーナーを退任した[4]

東海ラジオ放送会長、東海テレビ放送代表取締役、共同通信社理事会長、名古屋商工会議所副会頭、全日本広告連盟副会長、日本相撲協会横綱審議委員中部日本放送取締役、三好ゴルフ倶楽部の取締役などを歴任[2]

2007年4月に旭日大綬章を受章[2]

2023年8月23日、呼吸不全のため、名古屋市の病院で死去した[5]。89歳没。死没日付をもって従三位に叙された[6][7]

家族・親族

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中日新聞社の前身の1社に当たる新愛知新聞社の創業家である大島家の出身。実父で東京新聞社理事・営業局長を歴任した大島一衛(旧姓・山中)は愛知県守山町の第6代町長を歴任した大島藤次郎の娘に入婿し、次男の宏彦が血縁上の伯父(母の兄)であり中日新聞社社主を務めた大島一郎の養嗣子となった[8]。そのため、血縁上は母親を通じて新愛知を創刊した大島宇吉の曽孫に当たる。実兄(一衛長男)の大島建彦東洋大学名誉教授。

長男は中日新聞社社長の大島宇一郎

著書

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  • 大島宏彦『新聞の歴史と未来 : 名古屋大学大学院メディアプロフェッショナル論講義録』中日新聞社、2013年11月。ISBN 9784806204688 
  • 興信データ株式會社『人事興信録 第45版 上』興信データ、2009年。 

脚注

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  1. ^ "三好ゴルフ倶楽部 有価証券報告書" (PDF). IR Bank]. 2021年3月16日閲覧
  2. ^ a b c d e 興信データ株式會社 2009, お125頁.
  3. ^ “60点台の採点を忘れない”. デイリースポーツ online (株式会社デイリースポーツ). (2023年10月27日). https://www.daily.co.jp/tigers/yoshida/2023/10/27/0016961169.shtml 2023年11月5日閲覧。 
  4. ^ “中日・白井オーナーが退任 名誉職に 新オーナーに大島宇一郎オーナー代行”. デイリースポーツ. (2020年2月28日). https://www.daily.co.jp/baseball/2020/02/28/0013151508.shtml 2021年5月14日閲覧。 
  5. ^ “大島宏彦さん死去 中日新聞社最高顧問”. 共同通信. (2023年8月25日). https://nordot.app/1067687902248731103 2023年8月25日閲覧。 
  6. ^ 『官報』第8号1070頁 令和5年9月27日
  7. ^ 故大島宏彦氏に従三位 - 時事ドットコム 2023年9月19日
  8. ^ 人事興信所 編『人事興信録』第25版 上(1969), お146頁。 NCID BN02643889

関連項目

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