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四ツ倉駅

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
四ツ倉駅
東口(2022年4月)
よつくら
Yotsukura
草野 (4.4 km)
(4.8 km) 久ノ浜
地図
福島県いわき市四倉町字鬼越138[1][2]
北緯37度6分9.17秒 東経140度58分52.70秒 / 北緯37.1025472度 東経140.9813056度 / 37.1025472; 140.9813056座標: 北緯37度6分9.17秒 東経140度58分52.70秒 / 北緯37.1025472度 東経140.9813056度 / 37.1025472; 140.9813056
所属事業者 東日本旅客鉄道(JR東日本)
所属路線 常磐線
キロ程 219.2 km(日暮里起点)
電報略号 ヨツ
駅構造 地上駅
ホーム 2面2線[2]
乗車人員
-統計年度-
516人/日(降車客含まず)
-2023年-
開業年月日 1897年明治30年)8月29日[1][2]
備考 業務委託駅[2][3]
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西口(2022年4月)

四ツ倉駅(よつくらえき)は、福島県いわき市四倉町字鬼越(おにごえ)[1]にある、東日本旅客鉄道(JR東日本)常磐線である[2]

歴史

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駅構造

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相対式ホーム2面2線を持つ地上駅である[2]。かつては2番線の隣に3番線が設置されていた[注 2][2]JR東日本ステーションサービスが業務を受託する業務委託駅であるが[3]、インターホンが設置されており、終日遠隔対応を行う[1]

2018年(平成30年)11月にJR東日本といわき市が跨線人道橋の整備に係る基本事項の締結を行い、2019年度(令和元年度)には同人道橋整備のための設計や用地取得が実施された[10]。その後、2020年(令和2年)3月に同人道橋工事の役割分担等を定めた施行協定をJR東日本といわき市が締結したことから、2020年度(令和2年度)より人道橋整備の工事に本格着手し、2022年(令和4年)3月26日に供用を開始した[9][10]。なお、駅舎の整備はJR東日本が行い、新たに西口改札が整備された[9][10]

多機能券売機が設置されている[1]。また、西口・東口ともに簡易Suica改札機が設置されている。

のりば

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番線 路線 方向 行先
1 常磐線 上り いわき水戸方面[11]
2 下り 原ノ町仙台方面[11]

1986年(昭和61年)9月まで、駅の西側に隣接して住友セメント四倉工場が広がっていた[2]。当駅から分岐していた専用線を使って、製品のセメント輸送、燃料の重油石炭輸送などが行われていたが、工場閉鎖より一足先の1985年(昭和60年)に廃止された。また、八茎鉱山で採掘された石灰石を工場へ輸送するため、索道が鉱山と玉山鉱泉付近にあった積換所を、専用鉄道(玉山線、全長6.8キロメートル)が積換所と工場を結んでいた。

利用状況

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JR東日本によると、2023年度(令和5年度)の1日平均乗車人員516人である[利用客数 1]

2000年度(平成12年度)以降の推移は以下のとおりである。

1日平均乗車人員推移
年度 定期外 定期 合計 出典
2000年(平成12年)     1,175 [利用客数 2]
2001年(平成13年)     1,099 [利用客数 3]
2002年(平成14年)     1,074 [利用客数 4]
2003年(平成15年)     1,028 [利用客数 5]
2004年(平成16年)     1,006 [利用客数 6]
2005年(平成17年)     930 [利用客数 7]
2006年(平成18年)     893 [利用客数 8]
2007年(平成19年)     863 [利用客数 9]
2008年(平成20年)     875 [利用客数 10]
2009年(平成21年)     839 [利用客数 11]
2010年(平成22年)     806 [利用客数 12]
2011年(平成23年) 非公表
2012年(平成24年) 194 521 715 [利用客数 13]
2013年(平成25年) 198 497 696 [利用客数 14]
2014年(平成26年) 194 444 638 [利用客数 15]
2015年(平成27年) 206 450 657 [利用客数 16]
2016年(平成28年) 200 452 652 [利用客数 17]
2017年(平成29年) 187 436 624 [利用客数 18]
2018年(平成30年) 183 427 610 [利用客数 19]
2019年(令和元年) 181 436 617 [利用客数 20]
2020年(令和02年) 125 378 503 [利用客数 21]
2021年(令和03年) 124 348 473 [利用客数 22]
2022年(令和04年) 144 358 502 [利用客数 23]
2023年(令和05年) 161 355 516 [利用客数 1]

駅周辺

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駅前

その他

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  • 常磐線は当駅以北、広野駅 - 木戸駅間を除き単線となる。
  • 上野発の中距離電車の北限は、長らくこの駅であったが、現在は高萩までとなっている。
  • 当駅の駅名は「四倉」であるが地名は「四倉」である。また付近を走る常磐自動車道のパーキングエリアも「四倉PA」である。

隣の駅

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東日本旅客鉄道(JR東日本)
常磐線
草野駅 - 四ツ倉駅 - 久ノ浜駅

脚注

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記事本文

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注釈

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  1. ^ 久ノ浜地区が福島第一原子力発電所事故に伴う屋内退避命令を受けていたため。
  2. ^ 2番線は上下の待避線、3番線は下り本線だった。

出典

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  1. ^ a b c d e f 駅の情報(四ツ倉駅):JR東日本”. 東日本旅客鉄道. 2024年8月25日時点のオリジナルよりアーカイブ。2024年11月3日閲覧。
  2. ^ a b c d e f g h i 『週刊 JR全駅・全車両基地』 50号 郡山駅・会津若松駅・三春駅ほか、朝日新聞出版〈週刊朝日百科〉、2013年8月4日、20頁。 
  3. ^ a b 事業エリアマップ - JR東日本ステーションサービス.2021年11月22日閲覧
  4. ^ a b c d e 石野哲(編)『停車場変遷大事典 国鉄・JR編 Ⅱ』(初版)JTB、1998年10月1日、434頁。ISBN 978-4-533-02980-6 
  5. ^ 『逓信省告示第169号』大正3年3月20日官報第491号3ページ
  6. ^ 水戸駅・常磐線 | JR東日本旅客鉄道株式会社 水戸支社”. 2011年5月13日時点のオリジナルよりアーカイブ。2024年11月3日閲覧。
  7. ^ 駅の情報(四ツ倉駅):JR東日本”. 東日本旅客鉄道. 2018年3月7日時点のオリジナルよりアーカイブ。2018年3月7日閲覧。
  8. ^ 土屋武之. “「張り紙1枚」で交通の利便性は飛躍的に高まる”. 東洋経済ONLINE. 2021年11月3日閲覧。
  9. ^ a b c 四ツ倉駅人道橋・西口交通広場の供用開始について” (PDF). 市長記者会見(令和4年3月15日). いわき市 (2022年3月15日). 2022年3月24日時点のオリジナルよりアーカイブ。2022年3月24日閲覧。
  10. ^ a b c 四ツ倉駅跨線人道橋整備事業について”. いわき市 (2020年4月1日). 2022年3月9日時点のオリジナルよりアーカイブ。2022年3月9日閲覧。
  11. ^ a b JR東日本:駅構内図・バリアフリー情報(四ツ倉駅)”. 東日本旅客鉄道. 2024年11月3日閲覧。

報道発表資料

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  1. ^ a b 常磐線(富岡駅~浪江駅間)の運転再開について』(PDF)(プレスリリース)東日本旅客鉄道、2020年1月17日。オリジナルの2020年1月17日時点におけるアーカイブhttps://web.archive.org/web/20200117080118/https://www.jreast.co.jp/press/2019/20200117_ho01.pdf2020年1月17日閲覧 
  2. ^ Suicaエリア外もチケットレスで! 東北エリアから「えきねっとQチケ」がはじまります』(PDF)(プレスリリース)東日本旅客鉄道、2024年7月11日。オリジナルの2024年7月11日時点におけるアーカイブhttps://web.archive.org/web/20240711051550/https://www.jreast.co.jp/press/2024/20240711_ho02.pdf2024年8月1日閲覧 

利用状況

[編集]
  1. ^ a b 各駅の乗車人員(2023年度)”. 東日本旅客鉄道. 2024年7月21日閲覧。
  2. ^ 各駅の乗車人員(2000年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年3月4日閲覧。
  3. ^ 各駅の乗車人員(2001年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年3月4日閲覧。
  4. ^ 各駅の乗車人員(2002年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年3月4日閲覧。
  5. ^ 各駅の乗車人員(2003年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年3月4日閲覧。
  6. ^ 各駅の乗車人員(2004年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年3月4日閲覧。
  7. ^ 各駅の乗車人員(2005年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年3月4日閲覧。
  8. ^ 各駅の乗車人員(2006年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年3月4日閲覧。
  9. ^ 各駅の乗車人員(2007年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年3月4日閲覧。
  10. ^ 各駅の乗車人員(2008年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年3月4日閲覧。
  11. ^ 各駅の乗車人員(2009年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年3月4日閲覧。
  12. ^ 各駅の乗車人員(2010年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年3月4日閲覧。
  13. ^ 各駅の乗車人員(2012年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年3月4日閲覧。
  14. ^ 各駅の乗車人員(2013年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年3月4日閲覧。
  15. ^ 各駅の乗車人員(2014年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年3月4日閲覧。
  16. ^ 各駅の乗車人員(2015年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年3月4日閲覧。
  17. ^ 各駅の乗車人員(2016年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年3月4日閲覧。
  18. ^ 各駅の乗車人員(2017年度)”. 東日本旅客鉄道. 2018年7月6日閲覧。
  19. ^ 各駅の乗車人員(2018年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年7月6日閲覧。
  20. ^ 各駅の乗車人員(2019年度)”. 東日本旅客鉄道. 2020年7月12日閲覧。
  21. ^ 各駅の乗車人員(2020年度)”. 東日本旅客鉄道. 2021年7月24日閲覧。
  22. ^ 各駅の乗車人員(2021年度)”. 東日本旅客鉄道. 2022年8月7日閲覧。
  23. ^ 各駅の乗車人員(2022年度)”. 東日本旅客鉄道. 2023年7月9日閲覧。

関連項目

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外部リンク

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