吉田圭太
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選手情報 | ||||
フルネーム | ヨシダ ケイタ | |||
国籍 | 日本 | |||
競技 | 陸上競技 | |||
種目 | 中距離走・長距離走 | |||
大学 | 青山学院大学・地球社会共生学部地球社会共生学科 | |||
生年月日 | 1998年8月31日(26歳) | |||
生誕地 | 広島県東広島市 | |||
身長 | 172cm | |||
体重 | 52kg | |||
自己ベスト | ||||
5000m | 13分25秒50(2024年) | |||
10000m | 28分13秒34(2022年) | |||
ハーフマラソン | 1時間01分46秒(2019年) | |||
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𠮷田 圭太(よしだ けいた、1998年8月31日 - )は、広島県東広島市出身の陸上競技選手。専門は中距離・長距離走。世羅高等学校[1]、青山学院大学地球社会共生部地球社会共生学科卒業[2]。住友電工陸上競技部所属。
経歴
[編集]- 東広島市立高屋中学校2年時に第18回都道府県駅伝に出場[3]。3年時には全国中学陸上3000mで5位の成績を残している。
- 世羅高校では1・2年時の全国高校駅伝2連覇に貢献。3年時は主将を務めた[4]。2016年の全国高校総体で5000m14位。国体5000mでは2位に輝く。高校時代は都道府県駅伝に3年連続で出場した。
- 2017年、青山学院大学に入学。1年時は目立った成績は残せず、出雲駅伝・全日本大学駅伝でメンバー入りするものの出場はならなかった。
- 2年時はトラック・ロードともに実力を遺憾なく発揮。9月の日本インカレ5000mでは日本人トップの3位入賞[5]。10月の第30回出雲駅伝では4区で区間賞を獲得し、優勝に貢献[6]。11月の第50回全日本大学駅伝でも6区で区間賞を獲得。先頭の東海大学との差を24秒から11秒に縮める走りで、7区での首位逆転を呼び込んだ[7]。第95回箱根駅伝では9区を担当。3位でタスキを受けると区間記録を狙ってハイペースで突っ込み、中盤以降も粘って9区歴代5位の好タイムで区間賞を獲得[8][9]。2位・東洋大との差を3分30秒も縮め、復路優勝に貢献した[10]。
- 3年時の日本インカレ5000mでは2年連続の3位入賞。第31回出雲駅伝では3区を担当。4位でタスキを受けると國學院大・駒澤大・東洋大と激しく競り合ったが、終盤のスパート勝負で競り負け4位のままタスキリレー。区間4位にとどまった。その後4区の神林勇太が区間新記録の走りでトップ・駒澤大と秒差無しの2位まで押し上げたが、5区の竹石尚人と6区の中村友哉が共に伸びきらず順位を落とし5位に終わる[11]。第51回全日本大学駅伝は7区を担当。3位でタスキを受けると順大と東海大を捉え、14.5kmで単独先頭に立つ好走を見せ、1位でアンカーの飯田貴之にタスキリレー。しかし、飯田は2秒差の2位でタスキを受けた東海大・名取燎太に4.3kmで並ばれるとそのまま突き離され2位に終わり、連覇はならなかった[12]。第96回箱根駅伝では1区を担当[13]。ハイペースの展開の中で先頭集団に食らいつき、トップと18秒差の7位でタスキリレー[14]。チームの往路優勝に貢献した[15][16]。
- 4年時の日本インカレ5000mでは8位に入り、3年連続入賞。第52回全日本大学駅伝で8区を担当し、1位でタスキを受ける。しかし2位の東海大・名取と3位の駒澤大・田澤廉に40秒前後あった差をわずか8.8kmで追いつかれると、10.6km過ぎで2人に引き離され3位に後退。13.3kmでは明大・鈴木聖人にもかわされ4位でフィニッシュ。青学大は7年振りに表彰台を逃し、𠮷田自身も区間11位に終わった[17][18]。第97回箱根駅伝は1区を担当。ペースの上げ下げが激しい展開の中で先頭集団に食らいつき、トップと18秒差の6位でタスキリレー[19][20][21]。
- 大学卒業後は同期の岩見秀哉と共に住友電工陸上競技部に所属する。
人物
[編集]- 父親も世羅高校出身で、高校時代(当時1年)に原晋(同3年)と1984年の高校駅伝で襷を繋いだことがある[22]。また、3年時には1区で区間賞を獲得している[23]。
- 読売新聞社『箱根駅伝ガイド決定版2020』の名鑑に、ホノルルマラソンを完走してきた宇野実彩子(AAA)が好きと書かれた[24]。さらにTBSテレビ『炎の体育会TV』で、宇野が会いたい人と選ばれていた[25]。
戦績
[編集]主な戦績
[編集]年 | 大会 | 種目(区間) | 順位 | 記録 | 備考 |
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2013年 | 第18回全国都道府県対抗男子駅伝競走大会 | 6区(3km) | 5位 | 8分59秒 | チーム総合6位 |
2014年 | 第64回全国高等学校駅伝競走大会 | 7区(5km) | 2位 | 14分45秒 | チーム総合1位 |
2015年 | 第20回全国都道府県対抗駅伝競走大会 | 4区(10km) | 21位 | 14分39秒 | チーム総合13位 |
2015年 | 第66回全国高等学校男子駅伝競走大会 | 4区(8.0875km) | 8位 | 23分32秒 | チーム総合1位・大会連覇 |
2016年 | 第65回全国都道府県対抗男子駅伝競走大会 | 5区(8.5km) | 3位 | 24分41秒 | チーム総合2位 |
2016年 | 第67回全国高等学校男子駅伝競走大会 | 1区(10km) | 19位 | 30分33秒 | チーム総合7位 |
2017年 | 第22回全国都道府県対抗男子駅伝競走大会 | 1区(7km) | 6位 | 20分20秒 | チーム総合26位 |
2018年 | ホクレンディスタンスチャレンジ2018 | 5000mB | 4位 | 13分59秒21 | |
2018年 | 第87回日本学生陸上競技対校選手権大会 | 5000m | 3位 | 14分08秒75 | 入賞 |
2019年 | 第24回全国都道府県対抗男子駅伝競走大会 | 3区(8.5km) | 3位 | 24分12秒 | 総合4位 |
2019年 | 第73回香川丸亀国際ハーフマラソン | ハーフマラソン | 6位 | 1時間01分46秒 | 自己記録 |
2019年 | 熊日30キロロードレース | 30km | 2位 | 1時間29分47秒 | |
2019年 | 第88回日本学生陸上競技対校選手権大会 | 5000m | 3位 | 13分43秒54 | 入賞、自己記録 |
大学駅伝戦績
[編集]学年(年度) | 出雲駅伝 | 全日本大学駅伝 | 箱根駅伝 |
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1年生(2017年度) | 第29回 ― - ― 出走なし |
第49回 ― - ― 出走なし |
第94回 ― - ― 出走なし |
2年生(2018年度) | 第30回 4区-区間賞 18分00秒 |
第50回 6区-区間賞 37分29秒 |
第95回 9区-区間賞 1時間08分50秒 |
3年生(2019年度) | 第31回 3区-区間4位 23分58秒 |
第51回 7区-区間2位 52分24秒 |
第96回 1区-区間7位 1時間01分31秒 |
4年生(2020年度) | (開催中止) |
第52回 8区-区間11位 59分49秒 |
第97回 1区-区間6位 1時間03分18秒 |
自己記録
[編集]- 1500m - 3分49秒71(2018年4月21日、第262回日本体育大学長距離競技会)
- 3000m - 7分59秒68(2022年7月2日、ホクレンディスタンスチャレンジ士別大会)
- 5000m - 13分25秒50 (2024年5月19日、セイコーゴールデングランプリ陸上 2024 東京)
- 10000m - 28分13秒34(2022年12月10日、エディオン ディスタンスチャレンジ)
- ハーフマラソン - 1時間01分46秒(2019年2月3日、第73回香川丸亀国際ハーフマラソン)
脚注
[編集]- ^ 箱根駅伝選手名鑑 青山学院大学 スポーツ報知
- ^ 青山学院大学陸上競技部 長距離ブロック 部員紹介
- ^ 天皇盃 全国男子駅伝 大会結果 全国男子駅伝ウェブサイト
- ^ 世羅高、次は男女アベック連覇だ デイリースポーツ 2016年3月11日
- ^ 青学大“2冠”5000Mで吉田圭が日本人トップ3位 スポーツ報知 2018年9月8日
- ^ 【レース結果】青学大、出雲2年ぶり4度目V! 1区から首位譲らず「ヨロシク大作戦」成就/駅伝 サンケイスポーツ 2018年10月8日
- ^ 青学大2年ぶり2度目V 史上初2度目の3冠に王手 日刊スポーツ 2018年11月4日
- ^ 【箱根駅伝9区】青学大・吉田 区間賞「往路の選手の悔しい思いを晴らそうと走った」 サンケイスポーツ 2019年1月3日
- ^ 青学大9区吉田圭太、復路3人目の区間賞で王者逆襲 日刊スポーツ 2019年1月3日
- ^ 東海大が悲願の初V 青学大2位/箱根駅伝復路詳細 日刊スポーツ 2019年1月3日
- ^ 第31回出雲全日本大学選抜駅伝競走・大会結果
- ^ 第51回全日本大学駅伝 スポーツナビ 2019年11月3日
- ^ 第96回東京箱根間往復大学駅伝競走 区間エントリー(東京箱根間往復大学駅伝競走・公式サイト)
- ^ 往路区間成績 1区(速報記録)東京箱根間往復大学駅伝競走・公式サイト
- ^ 青学大が新記録V 東洋大11位/箱根駅伝往路詳細 日刊スポーツ 2020年1月2日
- ^ やっぱり箱根は青学大 2年ぶり5度目の総合優勝 日刊スポーツ 2020年1月3日
- ^ 青学大「凸凹駅伝」4位 8区エース吉田圭太3人に抜かれた…箱根サバイバル激化 スポーツ報知 2020年11月2日
- ^ 青学が全日本大学駅伝4位、アンカーで敗れた吉田圭太の悔しさを全員が箱根で晴らす 4years.#大学スポーツ(大学陸上・駅伝、特集:第52回全日本大学駅伝))2020年11月3日
- ^ 箱根駅伝超スロースタート 瀬古氏「見たことない」日刊スポーツ 2021年1月2日
- ^ 箱根駅伝1区超スローペース 「最初の1キロは長く感じた」青学大エース吉田圭太が振り返ったスポーツ報知 2021年1月8日
- ^ 箱根駅伝・第97回大会成績
- ^ 父親が3区、原は4区で出場していた
- ^ 【箱根への道】5連覇狙う青学大、父が原監督とタスキつないだ新エース・吉田圭 スポーツ報知 2018年12月7日
- ^ 「第96回箱根駅伝 出場全21チーム 徹底分析&選手名鑑」『箱根駅伝ガイド決定版2020』 127巻、読売新聞社、東京〈YOMIURI SPECIAL〉、2019年12月6日、41-88頁。ASIN 4643190116。ISBN 9784643190113。全国書誌番号:23193500。
- ^ “★箱根復路V!青学駅伝部が赤坂TBS激走&巨人軍参戦SP”. TVでた蔵. 炎の体育会TV. TBSテレビ (2021年1月30日). 2023年10月24日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年10月24日閲覧。
外部リンク
[編集]- 𠮷田 圭太|陸上競技部Webサイト|住友電工
- Keita Yoshida (@ysd_kit_831) - Instagram