佐藤一郎 (中国文学者)
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佐藤 一郎(さとう いちろう、1928年5月27日[1] - 2020年2月8日)は、日本の中国文学者、慶應義塾大学名誉教授。
人物
[編集]東京府生まれ。1950年慶應義塾大学文学部卒。慶應義塾大学助教授、教授、1991年「中国文章論」で慶應義塾大学より文学博士の学位を取得。1993年に退任し名誉教授、大正大学教授を務めた。2000年、定年退職。
2020年2月8日午後9時、脳梗塞のため横浜市の病院で死去した。91歳没[2]。
著書
[編集]- 『唐宋八家文』明徳出版社「中国古典新書」 1968
- 『中国文学史』慶応通信 1971、改訂1985
- 『中国文学史(下) 近世(後期)・現代』高文堂出版社「中国文化全書6」 1983
- 『中国文章論』研文出版 1988
- 『江南の士大夫文学』近代文藝社 1994
- 『中国文学の伝統と再生 清朝初期から文学革命まで』研文出版 2003
- 『新しい中国 古い大国』文藝春秋「文春新書」2007
共編著
[編集]翻訳
[編集]- 『日出』現代中国文学全集 第13巻 曹禺篇、河出書房新社 1954。奥野信太郎共訳
- 金聖嘆『水滸伝』 世界文学全集・集英社、1969、新版 全2巻 1979
- 呉承恩『西遊記』 すばる書房 1979、児童出版
脚注
[編集]- ^ 『読売年鑑 2016年版』(読売新聞東京本社、2016年)p.319
- ^ “佐藤一郎氏死去/慶応大名誉教授”. 四国新聞社. (2020年2月13日) 2020年2月14日閲覧。