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乙原駅 (島根県)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
乙原駅
駅全景(2008年7月)
おんばら
Ombara
(2.2 km)
(2.9 km) 石見簗瀬
地図
所在地 島根県邑智郡美郷町乙原465[1]
北緯35度1分34.49秒 東経132度32分50.98秒 / 北緯35.0262472度 東経132.5474944度 / 35.0262472; 132.5474944座標: 北緯35度1分34.49秒 東経132度32分50.98秒 / 北緯35.0262472度 東経132.5474944度 / 35.0262472; 132.5474944
所属事業者 西日本旅客鉄道(JR西日本)
所属路線 三江線
キロ程 39.8 km(江津起点)
電報略号 オン
駅構造 地上駅
ホーム 1面1線[2][3]
乗車人員
-統計年度-
3人/日(降車客含まず)
-2017年-
開業年月日 1935年昭和10年)12月2日[4]
廃止年月日 2018年平成30年)4月1日[5]
備考
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乙原駅(おんばらえき)は、島根県邑智郡美郷町乙原にあった、西日本旅客鉄道(JR西日本)三江線廃駅)である。

三江線の廃止に伴い、2018年平成30年)4月1日に廃駅となった[5]

歴史

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年表

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地名の由来

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「乙原」は「おっぱら」と読む地域もあり、「越原」の字をあてるところもある。「落ち原」の意味で、山の斜面など、傾斜が急な原野、あるいは原野が出会う場所を指している[11]

駅構造

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浜原方面に向かって左側に、単式ホーム1面1線を有する地上駅停留所)であった[2][3]。ホームは、斜面上のやや高いところにあった[2][3]浜田鉄道部が管理する無人駅で駅舎はなく、ホーム上に待合室があるのみの簡素な駅であった[2][3]。入場時は、直接ホームに入る形状になっていた。なお、自動券売機などは設置されなかった。

利用状況

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近年の推移は下記の通り。

年度 乗車人員 備考
1985年 66 [12]
1992年 44 [13]
1993年 38 [14]
1994年 42 [15]
1995年 44 [16]
1996年 45 [17]
1997年 39 [18]
1998年 33 [19]
1999年 29 [20]
2000年 27 [21]
2001年 21 [22]
2002年 20 [23]
2003年 18 [24]
2004年 10 [25]
2005年 9 [26]
2006年 5 [27]
2007年 4 [28]
2008年 2 [29]
2009年 3 [30]
2010年 2 [31]
2011年 3 [32]
2012年 5 [33]
2013年 3 [34]
2014年 3 [35]
2015年 4 [36]
2016年 4 [37]
2017年 3

駅周辺

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駅周辺(2008年7月)

乙原集落の外れにあった。江の川からはやや離れており、田畑もある。

バス路線

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三江線廃止前は美郷町スクールバス邑智循環線「乙原駅前」バス停があった。2018年(平成30年)4月現在、乙原駅前停留所に大和観光の川本美郷線が乗り入れている[38]

その他

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  • 三江線活性化協議会により、石見神楽の演目名にちなんだ「帯舞」の愛称が付けられていた[2][3][39]

隣の駅

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西日本旅客鉄道(JR西日本)
F 三江線
竹駅 - 乙原駅 - 石見簗瀬駅

脚注

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  1. ^ 乙原駅”. JR西日本. 2010年11月23日時点のオリジナルよりアーカイブ。2019年6月11日閲覧。
  2. ^ a b c d e 『山陰駅旅』今井出版、2015年10月1日、249頁。ISBN 978-4-906794-90-4 
  3. ^ a b c d e f 『週刊 JR全駅・全車両基地』 59号 三次駅・備後落合駅・宇都井駅ほか、朝日新聞出版〈週刊朝日百科〉、2013年10月6日、22頁。 
  4. ^ a b 大蔵省印刷局編、『官報 1935年11月26日 鐵道省告示第五百四十七號』、1935年、613頁
  5. ^ a b c 近年廃止された鉄軌道路線” (PDF). 国土交通省. 2019年6月2日時点のオリジナルよりアーカイブ。2019年6月2日閲覧。
  6. ^ 石野哲(編)『停車場変遷大事典 国鉄・JR編 Ⅱ』(初版)JTB、1998年10月1日、332頁。ISBN 978-4-533-02980-6 
  7. ^ 「運輸省告示第143号」『官報』1948年5月07日(国立国会図書館デジタルコレクション)
  8. ^ a b c 曽根悟(監修) 著、朝日新聞出版分冊百科編集部 編『週刊 歴史でめぐる鉄道全路線 国鉄・JR』 33号 木次線・堺線・芸備線・呉線・可部線・福塩線・三江線、朝日新聞出版〈週刊朝日百科〉、2010年3月7日、25頁。 
  9. ^ “日本国有鉄道公示第9号”. 官報. (1975年4月15日) 
  10. ^ “「通報」●三江北線乙原駅の駅員無配置について(旅客局)”. 鉄道公報 (日本国有鉄道総裁室文書課): p. 2. (1975年4月15日) 
  11. ^ 『コンパクト版日本地名事典』、吉田茂樹著、新人物往来社、1991年
  12. ^ 島根県統計書(昭和60年)
  13. ^ 島根県統計書(平成4年)
  14. ^ 島根県統計書(平成5年)
  15. ^ 島根県統計書(平成6年)
  16. ^ 島根県統計書(平成7年)
  17. ^ 島根県統計書(平成8年)
  18. ^ 島根県統計書(平成9年)
  19. ^ 島根県統計書(平成10年)
  20. ^ 島根県統計書(平成11年)
  21. ^ 島根県統計書(平成12年)
  22. ^ 島根県統計書(平成13年)
  23. ^ 島根県統計書(平成14年)
  24. ^ 島根県統計書(平成15年)
  25. ^ 島根県統計書(平成16年)
  26. ^ 島根県統計書(平成17年)
  27. ^ 島根県統計書(平成18年)
  28. ^ 島根県統計書(平成19年)
  29. ^ 島根県統計書(平成20年)
  30. ^ 島根県統計書(平成21年)
  31. ^ 島根県統計書(平成22年)
  32. ^ 島根県統計書(平成23年)
  33. ^ 島根県統計書(平成24年)
  34. ^ 島根県統計書(平成25年)
  35. ^ 島根県統計書(平成26年)
  36. ^ 三江線沿線地域公共交通網形成計画(案)” (PDF). 三江線沿線地域公共交通活性化協議会. p. 11 (2017年8月). 2017年8月22日時点のオリジナルよりアーカイブ。2017年8月22日閲覧。
  37. ^ 島根県統計書(平成28年)
  38. ^ 三江線沿線バスマップ・時刻表 安芸高田市
  39. ^ 三江線神楽愛称駅名・大型愛称駅名板・神楽演目解説” (PDF). ぶらり三江線WEB. 三江線活性化協議会. 2016年3月13日時点のオリジナルよりアーカイブ。2019年4月14日閲覧。

関連項目

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外部リンク

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  • 乙原駅”. JR西日本. 2010年11月23日時点のオリジナルよりアーカイブ。2019年6月11日閲覧。
  • 乙原”. ぶらり三江線WEB. 三江線改良利用促進期成同盟会・三江線活性化協議会. 2017年7月3日時点のオリジナルよりアーカイブ。2019年6月11日閲覧。