久居花火大会
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久居花火大会(ひさいはなびたいかい)とは、三重県津市久居地域において、毎年8月第一週の土曜日に行われる花火大会である。旧称はサマーフェスタ イン ひさい。
花火大会
[編集]この夏祭りの呼び物は、花火大会である。花火大会の会場は陸上自衛隊第10師団第33普通科連隊のグラウンドを利用しており、打ち上げ場所が観客席に近いため、市街地の上空で弾ける大迫力の花火が体感できる。
2019年(令和元年)に「サマーフェスタ イン ひさい」から「久居花火大会」に改称した[1][2][3]。開催回数はサマーフェスタ イン ひさいから引き継ぎ、2019年(令和元年)大会を第58回とした[1]。2020年(令和2年)・2021年(令和3年)は新型コロナウイルス感染症の流行に伴い、2年連続で中止となった[4]。
懸念
[編集]久居市は市町村合併により現在の津市の一部(久居地域)となったが、津市にも大正時代から続く伝統の津花火大会があるため、「サマーフェスタ イン ひさい」の花火大会が中止されるのではないかとの懸念の声が、旧久居市民のみならず、観光客からも上がっている。また、年を追うごとに観光客が増えているが、お祭り費用の捻出が年々厳しくなってきている。2008年度の「サマーフェスタ イン ひさい」の際には、青年会議所や観光協会が中心となり、費用の窮状を訴える文書と寄付金の振込用紙を各家庭に配布(旧久居市民が主な対象)し資金提供を呼びかけた結果、例年通りの開催に漕ぎ着けたが、今後も予算面での課題が大きくのしかかってきている。
脚注
[編集]- ^ a b “第58回久居花火大会”. 津市政策財務部広報課 (2019年8月7日). 2021年11月14日閲覧。
- ^ “第57回サマーフェスタインひさい”. 津市政策財務部広報課 (2018年8月14日). 2021年11月14日閲覧。
- ^ “久居花火大会(旧名称:サマーフェスタインひさい)”. レッ津ゴー旅ガイド. 津市観光協会. 2021年11月14日閲覧。
- ^ “津花火2年連続で中止 久居花火も 新型ウイルス拡大受け”. 伊勢新聞 (2021年2月11日). 2021年11月14日閲覧。