中村清造
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中村 清造(なかむら せいぞう、1871年5月9日(明治4年3月20日)[1] - 1932年(昭和7年)7月21日[2])は、日本の実業家、醸造家、政治家。衆議院議員。
経歴
[編集]筑前国宗像郡上西郷村(現:福岡県福津市)で、酒造家・中村清作の長男として生まれる[3][4][5]。1889年(明治22年)県立中学校を卒業[2]。日清戦争、日露戦争に従軍した[2]。
上西郷村長、津屋崎町長、宗像郡会議員、同参事会員、福岡県会議員、同参事会員などを歴任[2][3][4]。その他、福岡県地方森林会議員、全国酒造組合連合会評議員、宗像郡酒造組合長などを務めた[2][3]。
1920年(大正9年)5月、第14回衆議院議員総選挙に福岡県第9区から立憲政友会所属で出馬して当選[2]。第15回総選挙でも当選し、衆議院議員を連続2期務めた[2]。この間、立憲政友会福岡県支部幹事長となる[4]。
家業の酒醸造については、原料の精選、改良を加えて良酒を生み出し販路を拡大した[3]。
脚注
[編集]参考文献
[編集]- 深田豊市『福岡県官民肖像録』博進堂、1913年。
- 人事興信所編『人事興信録』第6版、1921年。
- 加藤紫泉『新代議士名鑑』国民教育会、1924年。
- 衆議院・参議院『議会制度百年史 - 衆議院議員名鑑』大蔵省印刷局、1990年。