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上野修 (哲学者)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

上野 修(うえの おさむ、1951年 - )は、日本哲学者大阪大学名誉教授スピノザホッブズデカルトなどの西洋近世哲学、ラカンドゥルーズなどのフランス現代思想を専門とする研究者。

経歴

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著作

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単著

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  • 『精神の眼は論証そのもの――デカルト、ホッブズ、スピノザ』学樹書院、1999年
    • 『デカルト、ホッブズ、スピノザ――哲学する十七世紀』講談社学術文庫、2011年
  • 『スピノザの世界――神あるいは自然』講談社現代新書、2005年
  • 『スピノザ――「無神論者」は宗教を肯定できるか』シリーズ・哲学のエッセンス:日本放送出版協会、2006年
    • 『スピノザ『神学政治論』を読む』ちくま学芸文庫、2014年
  • 『哲学者たちのワンダーランド――様相の十七世紀』講談社、2013年
  • 『スピノザ考――人間ならざる思考へ』青土社、2024年

共著

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  • 里見軍之、飛田就一編『哲学基本事典――哲学入門』富士書店、1992年
  • 宗像恵、中岡成文編著『西洋哲学史〔近代編〕――科学の形成と近代思想の展開』ミネルヴァ書房、1995年
  • 工藤喜作、桜井直文編『スピノザと政治的なもの』平凡社、1995年
  • 入江幸男松葉祥一入不二基義大島保彦共著『哲学者たちは授業中』ナカニシヤ出版、1997年
  • 村上勝三編『真理の探究――17世紀合理主義の射程』知泉書館、2005年
  • 小泉義之、鈴木泉、檜垣立哉編『ドゥルーズ/ガタリの現在』平凡社、2008年
  • 永井均、入不二基義、青山拓央共著『〈私〉の哲学を哲学する』講談社、2010年
  • 神崎繁、熊野純彦、鈴木泉編『西洋哲学史Ⅲ――「ポスト・モダン」のまえに』講談社、2012年
  • 酒井潔、佐々木能章、長綱啓典編『ライプニッツ読本』法政大学出版局、2012年
  • 西日本哲学会編『哲学の挑戦』春風社、2012年
  • 上野修、米虫正巳、近藤和敬編『主体の論理・概念の倫理――二〇世紀フランスのエピステモロジーとスピノザ主義』以文社、2017年

翻訳

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  • ライプニッツ『スピノザとの往復書簡とスピノザ注解』『哲学書簡――知の綺羅星たちとの交歓』工作舎 2015年 ISBN 978-4-87502-463-7
(酒井潔、佐々木能章監修、山内志朗ほか共訳『ライプニッツ著作集』第Ⅱ期・第1巻)
  • 『スピノザ全集 3 エチカ岩波書店 2022年(全6巻)
  • 『スピノザ全集 5 神、そして人間とその幸福についての短論文』、2023年
  • 『スピノザ全集 4 政治論』、2024年

脚注

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外部リンク

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