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Ŭ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
Ŭŭ Ŭŭ
ラテン文字
Aa Bb Cc Dd    
Ee Ff Gg Hh    
Ii Jj Kk Ll Mm Nn
Oo Pp Qq Rr Ss Tt
Uu Vv Ww Xx Yy Zz
  • 太字で表した字は母音である。

ŬŭはUにブレーヴェを付した文字である。

エスペラント語

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Uから派生した「ウォー」(ŭo) という名前の26番目(UとVの間)の文字であり、音価は /u̯/(つまり、子音扱いでこれのみでは音節となれず、アクセント位置にもならない)。

母音の直後にのみ用いる。I から派生した J と同様に、この文字は U の異音を表しており、語根の au、eu という綴りにおいて u はこの音で発音し、aŭ、eŭ と表す。例外は主に非ヨーロッパ語からの借用語や固有名詞である。-aŭ で終わる語根は基本的な副詞であることが多い。

子音のŬ

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エスペラントの基礎』によれば、二重母音の一部ではなく通常の子音として用いる例外は、文字名(ŭo)と擬音語のみである。借用語や固有名詞を含めて Ŭ で始まる言葉はごくわずかであり、擬音語を除けばいずれも U や V で置き換えられた正式な単語がある。

代用表記

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英文タイプライターや文字コードの対応問題などで表示できないときは、単に U/u とする(H-方式)か、Ux/ux(X-方式)と表記する。 あまり用いられないものの、Wやほかのダイアクリティカルマーク付き文字(úùûũůǔū)を代わりにする方法もある。

その他の言語

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以下の言語ではラテン文字表記においてŬが使われることがある。

ISO 9における翻字体系において、キリル文字Ў に対応するラテン文字として用いられる。

ブレーヴェは短音記号とも呼ばれ、ラテン語で短い母音をマークするために使用されることがある( 例:stătŭs(単数)、stătūs(複数))。

符号位置

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大文字 Unicode JIS X 0213 文字参照 小文字 Unicode JIS X 0213 文字参照 備考
Ŭ U+016C 1-10-62 Ŭ
Ŭ
ŭ U+016D 1-10-68 ŭ
ŭ

詳しくはHelp:特殊文字を参照のこと。

その他の文字コード

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点字 モールス符号
・・--

関連項目

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