カンタル県
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カンタル県 Cantal | |
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カンタル県章 | |
位置 | |
概要 | |
県番号 | 15 |
地域圏 | オーヴェルニュ=ローヌ=アルプ |
県庁所在地 | オーリヤック |
郡庁所在地 |
モーリヤック サン=フルール |
郡 | 3 |
小郡 | 27 |
コミューン | 260 |
県議会議長 |
ブリュノ・フォール |
統計 | |
人口 国内92位 |
(2011年) 147,577人 |
人口密度 | 26人/km2 |
面積¹ | 5,726 km2 |
¹ 「French Land Register data」(1平方キロ以上の湖沼、エスチュアリー、氷河などの水面積除く。 |
カンタル県(カンタルけん、Cantal, オーヴェルニュ語:Cantau / Chantal / Chantau)は、フランスのオーヴェルニュ=ローヌ=アルプ地域圏の県である。名称は、中央高地の中西部にあるカンタル連山(fr、火山性で県内最高峰)に由来する。
歴史
[編集]フランス革命後の1790年3月4日、1789年12月22日の法令施行によりオーヴェルニュ州(オート=オーヴェルニュとも)から分割されて誕生した(バス=オーヴェルニュと呼ばれた地域が、現在のピュイ=ド=ドーム県となった)。
モンターニュ=ドーヴェルニュ(ルエルグ山地の反対側)、オーリヤック、カルラデスといった幾つかの管轄区を持つ。
地理・気候
[編集]県は、北からコレーズ県、オート=ロワール県、ピュイ=ド=ドーム県、ロゼール県、南をアヴェロン県、ロット県と接している。ガロンヌ川の盆地やロワール川流域を含む。
カンタル県は3つの気候帯に分けられる。西部は準海洋性気候、中央の山岳気候、東部は準海洋性気候と準大陸性気候の混合である。
人口統計
[編集]1801年 | 1831年 | 1841年 | 1851年 | 1856年 | 1861年 | 1866年 |
---|---|---|---|---|---|---|
220,304 | 258,594 | 257,423 | 253,329 | 247,665 | 240,523 | 237,994 |
1872年 | 1876年 | 1881年 | 1886年 | 1891年 | 1896年 | 1901年 |
231,867 | 231,086 | 236,190 | 241,742 | 239,601 | 234,382 | 230,511 |
1906年 | 1911年 | 1921年 | 1926年 | 1931年 | 1936年 | 1946年 |
228,690 | 223,361 | 199,402 | 196,999 | 193,505 | 190,888 | 186,843 |
1954年 | 1962年 | 1968年 | 1975年 | 1982年 | 1990年 | 1999年 |
177,065 | 172,977 | 169,330 | 166,549 | 162,838 | 158,723 | 150,778 |
2006年 | 2007年 | 2008年 | - | - | - | - |
149,684 | 149,056 | 148,737 | - | - | - | - |
参照元:SPLAF[1]および2006年と2007年はINSEE[2][3]
経済
[編集]県経済は、農業と観光が主となっている。サレール種のウシが多く飼育され(2000年には467,000頭)、生産される牛乳(2000年に3,623,000リットル)はカンタル・チーズや、AOC認証を受けたブルー・ドーヴェルニュの原料となる[注釈 1]。チーズは他にサン=ネクテール、フルム・ダンベールも生産されている。
その他に家具製造、プラスチック製造、ガス、薬品や傘の製造がある。
観光
[編集]-
マリー山
-
ヴァル城
-
温泉地ショード=ゼーグの源泉
脚注
[編集]注釈
[編集]- ^ ただし、AOC認証の際にこの品種の牛乳の使用は必須条件ではなくなった。(日仏料理協会 編『フランス 食の事典(普及版)』株式会社白水社、2007年、577頁。ISBN 978-4-560-09202-6。)