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【旅の手引き】パスポートの作り方を解説!必要書類から申請方法まで

更新:2024/03/12

卒業旅行

パスポートの作り方 必要書類 申請方法

大学生になってから、卒業旅行などで初めて海外旅行に行く人も多いのではないでしょうか。海外旅行で欠かせないのは何といってもパスポート。

「パスポートの作り方はどうすればいいの?」「どんな書類が必要?」など分からないこともたくさんあるでしょう。

そこで今回は、パスポートの基礎知識や、申請から受け取りまでの手続きについて徹底解説。パスポートの作り方をマスターして最高の旅をスタートさせましょう!

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パスポートとは?

パスポートとは?

日本人であることを証明し、渡航先の国に対して「この人は日本人です。怪しいものではありません。しっかりと保護してやってください」とお願いする公文書がパスポート。

空港でパスポートを提示するのは、自分は日本人です、その国に入らせてください、滞在中は安全でいさせてくださいとお願いしているわけです。しっかりまじめな顔でお願いしておきましょう。

日本国内であれば運転免許証や学生証など身分を証明するものがたくさんありますが、海外においてはそれらは身分証明書として通用しません。

パスポートが海外ではほとんど唯一、自分の身分を証明するものとなります。紛失したり、盗難にあったりしないよう、しっかりと管理しましょう。

5年パスポートと10年パスポートの2種類ある

日本で発行できるパスポートは有効期限が5年のもの(色が紺色)と、有効期限が10年のもの(色が赤色)があり、発行手数料は次のとおりです。

・有効期限 5年-11,000円
(内訳:収入印紙9,000円、収入証紙2,000円)

・有効期限 10年-16,000円
(内訳:収入印紙14,000円、収入証紙2,000円)

現在18歳未満の方は5年パスポートしか選択することができませんが、成年年齢である18歳以上ならばどちらか好きなほうを選択することができます。

有効期限が切れてしまったパスポートはもちろん使用することができず、再度申請をする必要があります。手続きがめんどうだと感じるなら10年パスポートを選択することをおすすめします。

パスポート申請に必要な書類

パスポート申請に必要な書類

パスポートの申請は、従来の「紙用紙による窓口申請」のほか「オンライン申請」も始まっています。この2パターンそれぞれに必要な書類について解説します。

注)ここでは国内での申請を想定して解説しています。国外から申請される方は詳細が異なりますのでご注意ください。

紙用紙による窓口申請に必要な書類

1.一般旅券発給申請書/1通
(パスポート申請窓口で入手して記入)

2.戸籍謄本/1通
(発行後6カ月以内のもの)

3.住民票/1通
(発行後6カ月以内で、本籍地の記載があるもの)
住民基本台帳ネットワークシステムの運用を開始した都道府県の申請窓口で申請をされる方は原則不要

4.写真/1枚
(6カ月以内に撮影したもの)
縦4.5cm×横3.5cm(縁なし)で正面、肩口から上、無帽、無背景(薄い色)のもの。写真の裏面には氏名を記入しておきます。

5.申請者本人に間違いないことを確認できる書類
マイナンバーカードか運転免許証ならば、1点の提示でOK。健康保険証の場合は、学生証・会社の身分証明書など写真のあるものと2点必要となるため注意しましょう。

オンライン申請に必要なもの

オンラインによるパスポートの新規申請は、都道府県によってはまだ対応していないところもあります。対応状況については、各都道府県のホームページで確認することができます。

1.マイナンバーカード
(署名用電子証明書用パスワードの6~16桁が必要です)

2.マイナポータルアプリ

3.マイナポータルアプリ対応のスマートフォン

4.現在有効なパスポート
(新規ではなく更新や、記載事項変更の場合)

5.戸籍謄本
(更新の場合は不要、新規は必要)

なお、未成年のオンライン申請は年齢により「代理提出」あるいは法定代理人の「同意書」が必要となりますのでご注意ください。

パスポートの申請方法

パスポートの申請方法

まず、窓口によるパスポートの申請方法は次のような流れです。

1.住民登録してある都道府県のパスポート申請窓口へ行き申請

申請を済ませると、受け付けされたことを示す受理票(受領証)を渡されます。
場所はこちらで確認!→ 外務省パスポート担当窓口一覧表

2.指定された交付日以降に、もう一度申請(交付)窓口へ

代理人ではパスポートを受け取ることができないので、必ず本人が次の持ち物を持って行くようにしましょう。

・申請の際に渡された受理票(受領証)
・発行手数料/10年旅券…16,000円 5年旅券…11,000円

パスポートを申請して1週間~10日間かかって晴れてパスポートをGETすることができます。

そしてオンライン申請の場合は、マイナポータルアプリの「パスポート申請」から申請が可能です。まずアプリにログインし、画面の指示に従って進みましょう。

顔写真や署名は、アプリ内で撮影あるいは既存データをアップロードすることができます。手数料の支払いは、クレジットカードによるオンライン納付となります。

そしてオンライン申請後に、案内に従って戸籍謄本を窓口に郵送(簡易書留)するという流れ。パスポートが発行されたら、受け取りについては窓口に出向く必要があります。

パスポートが必要な場面とは?

パスポートが必要な場面とは?
パスポートが必要となる場面は意外に多いもの。主な使用シーンをご紹介しましょう。

1.空港で警備員に提示

空港の入り口で警備員の人に「パスポートを見せてください」と言われることがあります。用もないのに怪しい人が空港に入らないかどうかチェックしています。

2.航空会社のカウンターで提示

空港について自分のツアー名を掲示板で確認し添乗員(または旅行会社の人)と合流。航空チケットを受け取り各航空会社のカウンターでチェックインするときに提示!

3.出国出口で出国管理官に提示

荷物もあずけ、いよいよ出国。出国出口のボックス内の出国管理官に航空チケットと一緒に提示!

4.外国で入国管理官に提示

飛行機が到着! 入国管理官がいるボックスまでまっしぐら。

飛行機の中でフライトアテンダンドから渡されたイミグレーションカードと一緒に提示!「旅行の目的は?」「sightseeing!」。そして入国の証のスタンプが押されます。

5.ホテルのフロントに提示

ホテルに着いて自分でチェックインをしなければいけない場合は、フロント係に提示!

添乗員付きツアーの場合は、添乗員がみんなのパスポートを集めてチェックインを代行してくれることがほとんどなので、しばらくロビーで待った後部屋のキーを渡してもらえます。

※ 帰国の場合も行きと同様
帰る場合も行きと同様に2と3を経た後、日本の空港に着いて日本の入国管理官にパスポートを提示して日本に帰国となります。

番外編:ビザ(査証)を申請するとき

滞在日数が多い旅行など、一部の国と条件によりビザが必要になることもありますが、ツアーなら旅行会社から案内してもらえます。その際、一時的に旅行会社にパスポートを預けることも。

番外編その2:外国で警察官などから身分証明書の提示を求められたとき

よほど妙な行動をしない限りまずありえない状況です。ただし、外国人が珍しい場所に行った場合などは、物珍しさから掲示を求められることもあります。

まとめ

パスポートの基礎知識や申請の際の必要書類、申請方法などを解説しました。最近ではオンライン申請もできるようになり、便利になってきています。

また、パスポートが必要となる場面は意外にたくさんあることも分かりました。大切な書類だからといってカバンの奥にしまいこまず、すぐに取り出せるようにしておく工夫も必要ですね。パスポートを安全に所持しながら楽しい旅を!

その2:出入国の仕方を確認しよう

その3:現地で困らない為の3つの確認事項

その4:知っておきたい!海外でのトラブル対処法

(学生の窓口編集部)

学生の窓口編集部

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