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はるさんの映画レビュー・感想・評価

はる

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映画(1567)
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アニメ(0)

ドクトル・ジバゴ(1965年製作の映画)

3.8

ロシア革命が舞台。医師で詩人のジバゴと二人の女性との愛の物語です。

路面電車のシーンが気に入りました。
ジバゴとラーラが同じ車両に乗りあわせています。車窓から外の景色を見る仕草がシンクロしていて、パ
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西部に賭ける女(1960年製作の映画)

3.4

場面ごとに衣装を変えるソフィア・ローレンがすごくおキレイ。
でも、キレイなお顔よりウエストにばかり目がいってしまった。
あの細さ、どうやって維持してるんだろ?
マーガレット・オブライエンだってキレイな
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幕末純情伝(1991年製作の映画)

3.2

沖田総司が女だったという設定で、土方歳三と坂本龍馬との三角関係を描いた幕末時代劇。

登場人物のイメージが誇張されていて笑えます。岩倉具視はやり過ぎでは?😄
真面目に見る作品じゃないから、まぁ、これで
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スピリット スタリオン・オブ・ザ・シマロン(2002年製作の映画)

3.8

良いアニメでした✨
西部開拓時代をイケメン野生馬の視点で描いています。
白人に屈しない馬のプライドに感動しました。
マット・デイモンの名前が無ければ絶対に見ていないかったわ。

馬が主人公なのに、ディ
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フルメタル・ジャケット(1987年製作の映画)

4.3

自尊心を壊して絶対服従を洗脳させる訓練所での前半パートが長い!
もう見ていられないのに、延々と見せつけられて、イヤでも狂気の世界に引きずり込まれます。
訓練兵はみんな坊主頭で同じ服装。白人か黒人か、眼
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サブウェイ123 激突(2009年製作の映画)

3.5

頭が良くて誠実そうに見える主人公、デンゼル・ワシントンが実は完璧な正義じゃないかも?ってところが面白いですね。
ある容疑をかけられて降格処分を受けた運行司令官でした。この容疑がクロなのかシロなのか、気
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アラジン(1992年製作の映画)

3.5

まともに見るのは初めてかも。原作の『アラビアンナイト』もほとんど覚えていないんだけど、ジーニーってあんなキャラだっけ?
原作がどんなだったか気になってきました。
ディズニー版は、なんと言ってもあの曲、
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地獄の英雄(1951年製作の映画)

4.2

『クライマーズ・ハイ』の主人公、悠木(堤真一)がジャーナリストに憧れるきっかけになったと語っていて気になっていた作品です。

主演はカーク・ダグラス。
サスペンダーとベルトを両方身につけている落ちぶれ
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ライトスタッフ(1983年製作の映画)

4.2

アメリカ初の有人宇宙飛行計画「マーキュリー計画」の飛行士に選ばれた7人のアメリカ人の物語。
今の私たちの安全な暮らしが、こういった命がけの挑戦で成り立っているのかと思うと感動もひとしおでした。
3時間
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FLEE フリー(2021年製作の映画)

4.0

アフガニスタンからデンマークへ亡命したアミンがベットに横になりながら、当時を振り返って語っています。トラウマと向き合う姿が胸に響きました。

登場人物の安全を守るためにアニメーションで制作されています
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リトル・マーメイド(1989年製作の映画)

3.6

アンデルセンの童話「人魚姫」を読んで育ったので、この結末には違和感を感じます。
でも、今の時代はこれでいいのかも。

先日の保護者会で、「やりたいことが見つからないから進路がなかなか決まらない」って話
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エル・スール(1982年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

内戦の敗北者としての父親の謎が解き明かされないまま終わったという印象。
本来描かれるはずだった、エストレリャが南に行ってからのパートが気になります。
南の地で電話番号の主は見つかったんだろうか?
南に
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レンタネコ(2011年製作の映画)

3.4

東京近郊?神奈川辺りかな?古いけど資産価値は高そうな庭つき一戸建てに住んでいる独身一人暮らし女性サヨコ。
リヤカーに猫たちを乗せ、焼き芋屋みたいに拡声器で「レンタ〜ネコ」と呼びかけて営業活動を行ってい
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毒娘(2024年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

ちーちゃんだけ野放しになっているのはなぜ?
未成年だから?それでも裁ちばさみ持って家宅侵入はダメでしょ。
みんなどこかおかしいけど、モラハラ夫が一番ヤバいですね。毒娘の元凶は毒親でした。
本人が異常さ
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禁忌島(2024年製作の映画)

2.8

承認欲求の成れの果て、といったところでしょうか。
大波を求めてポリネシアの未開の地に足を踏み入れた美女4人組が、現地の謎の集団に襲われるという、フランスホラー。

かつてフランスが行った核実験と、その
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愛を耕すひと(2023年製作の映画)

3.6

メロドラマっぽいタイトルですが、愛を耕すまでの経緯が過酷でした。

王さま肝いりの開拓プロジェクトなのに、領主の悪事が王に届かないのが歯がゆかった。
デンマークにもこんな歴史があったんですね。
領主の
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ストーリー・オブ・マイライフ/わたしの若草物語(2019年製作の映画)

3.7

マーチ家の施しの精神や女性の自立など、今までに触れてきた『若草物語』とだいたい同じでしたが、こっちは女性の自立について、より現代風に強調されているように感じました。

ジョーと編集者とのやり取りから始
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ポセイドン・アドベンチャー(1972年製作の映画)

3.8

アカデミー賞の追悼コーナーを毎年しんみりして見ているんですが、明日はあのコーナーにジーン・ハックマンも加わるのでしょうか😢

悪役が多いイメージですが、このジーン・ハックマンは頼もしくてかっこいい牧師
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目撃(1997年製作の映画)

3.6

ジーン・ハックマンが死後9日もたって発見されたという、ショックな訃報を聞きました。

まだレビューしていなかった作品があったので思い出しながら書いております。

『目撃』はクリント・イーストウッド監督
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波止場(1954年製作の映画)

3.9

主人公は八百長をやったことでゴロツキに落ちぶれた元プロボクサー。
波止場の荷役作業を牛耳るマフィアの下っ端ですが、ヒロインの兄の死に関わってしまったことがきっかけで、マフィアから足を洗い良心を取り戻そ
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すうぷ(2024年製作の映画)

3.5

豚骨ラーメン誕生秘話。(ボールペン流通秘話も同時進行で進む)

うっかり煮込みすぎて失敗したスープを、試しに飲んでみたら美味しかった、というエピソードは聞いたことがあったんですが、そこにはあんな背景が
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ウィル・ペニー(1967年製作の映画)

3.6

字が書けなくて、クリスマスソングも知らないけど、カウボーイとしては一流。
ずっと孤独に生きてきた男が旅の途中の母子に出会い、家庭の温かさを知るという、哀愁漂う西部劇でした

ウィル(チャールトン・ヘス
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アプレンティス:ドナルド・トランプの創り方(2024年製作の映画)

3.8

驚くような目新しい情報は特になかった。トランプの生い立ちとしてはNHKのドキュメンタリーの方がよっぽど面白い。だけどトランプを演じたセバスチャン・スタンのなりきり具合は楽しめました。後半にはもうトラン>>続きを読む

ミツバチのささやき(1973年製作の映画)

4.0

『フランケンシュタイン』の怪物に魅了された少女アナの純真無垢な瞳に心が清められる気分でした。
偶然にも、私も昨年末から『フランケンシュタイン』の小説や関連作を見てとりこになっているので、不思議な縁を感
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スター・トレック BEYOND(2016年製作の映画)

3.6

宇宙基地ヨークタウンの未来的な町並みがすごくキレイでした。コクーンタワーみたいなビルがいっぱいそびえ立っていて、公衆電話ならぬ公衆転送器もありましたね、ちょっと行ってみたくなりました。

サイモン・ペ
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スター・トレック イントゥ・ダークネス(2013年製作の映画)

3.6

パラレルワールドが複雑化していたらどうしようかと心配していたけど、1作目よりも更に分かりやすい内容でホッとしました。

どこに行っても宇宙服なしで呼吸できるのが良いですね。表情がよく分かる。
それと、
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スター・トレック(2009年製作の映画)

3.6

ストーリーがシンプルで分かりやすいところが私向きでした。
(スター・ウォーズは何度も途中離脱してる😅)
昔のTVシリーズでは、トンガリ耳とあの前髪がどうしても受け付けなかったんだけど、このスポックには
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夜になるまえに(2000年製作の映画)

3.5

カストロ政権下、キューバ出身の作家レイナルド・アレナスの自伝小説の映画化。
男性の裸がやたら出てくると思ったら、同性愛者だったんですね。どんどん雰囲気が女性っぽくなっていました。
幼少期の自分を「不幸
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15時17分、パリ行き(2018年製作の映画)

4.0

2015年8月、実際に起きたタリス銃乱射事件の伝記映画。
犯人逮捕に貢献した3人の青年が本人役で出演。脚本にも彼らの名前が連なっているので、リアリティ性の高さはピカイチです。
演技経験ゼロの彼らでした
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ミツバチと私(2023年製作の映画)

4.3

自分の性自認に悩む8歳の男の子、アイトール。
心の中では女の子になりたいと願っているんだけど、それを口に出さない。というか、出せないんだろうね。
口にすると、大人が困る事をきっとこの子は知っている。
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スミス都へ行く(1939年製作の映画)

4.6

こんな映画を作っちゃって、政界に怒られなかったんだろうか?と心配になるほど政治批判に振り切っていました。
クライマックスは目を見張って息をのむような勢い。フランク・キャプラ監督がつくりあげた映画の力を
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メイ・ディセンバー ゆれる真実(2023年製作の映画)

-

実話ベースの事件の容疑者グレイシーをジュリアン・ムーアが演じる。そしてそのグレイシーを今度はナタリー・ポートマンが演じるという、入れ子方式が面白い。
事件そのものの映画化ではなく、エリザベス(ナタリー
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オペラハット(1936年製作の映画)

4.2

『或る夜の出来事』の男女逆パターンですね。
主人公は、会ったこともないおじの莫大な遺産を受け継ぎアメリカ一の大富豪になった男、ディーズ。
身分を隠してスクープ目当てでディーズに近づくのが女性記者のベネ
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或る夜の出来事(1934年製作の映画)

4.0

結婚を反対されて家出中の富豪の令嬢エリーと、特ダネ目的でエリーに近づく崖っぷち新聞記者ピーターの逃避行。
ラブコメ映画の元祖で『ローマの休日』や『卒業』に影響を与えたと言われる名作。

「私に構わない
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赤毛のアン/完全版(1986年製作の映画)

4.5

昔、世界名作劇場のアニメで見たっきりでしたが、、、
ブローチ紛失事件や赤毛を染めた日のこと、屋根から落ちたお転婆ぶりなど、色んなエピソードを覚えていました。
再放送とかで何回も見ていたのかな?
マシュ
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ヤング・アダルト・ニューヨーク(2014年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

40代夫婦はベン・スティラーとナオミ・ワッツ。
子宝に恵まれず、子育て中の同年代夫婦との距離感を感じ始めている。
20代夫婦はアダム・ドライバーとアマンダ・サイフリッド。不便を楽しむという彼らの価値観
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