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SyonLさんの映画レビュー・感想・評価 - 4ページ目

フォーエヴァー・モーツアルト(1996年製作の映画)

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部分→全体もしくは全体→部分といくから、我々は声のありかや位置関係を自然と
認識できるわけであって、そういったことを意図も容易く、涼しい顔で壊してくるのは脱帽以外の何物でもない。

バグダッド・カフェ 4Kレストア(1987年製作の映画)

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普通は車も列車も通り過ぎる辺鄙な土地。
だからこその出会いと別れと出会い。
冒頭のカクカク、スローでの魔法瓶。

海街diary(2015年製作の映画)

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例えば花火ど船が重なるところや自転車の広瀬すずさんといったハッとする場面が他にも観られた。

悪の法則(2013年製作の映画)

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振り返ると冒頭の白さの不気味さ。
基本会話調。決して逆張りでは無いが、最新作よりも出来栄えはいい方だと思う。

曽根崎心中(1978年製作の映画)

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正確には数えていないが、ラスト10数ショットの高尚さと美しさ。
二人を見守る木々、仏様。

ワン・フロム・ザ・ハート リプライズ ‐4Kレストア版‐(1982年製作の映画)

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「ブレードランナー2049」の看板みたいなシーン。ピンクの服。ナターシャの身体性は「まわり道」を彷彿とさせる。中盤のドンチャン。窓の使い方。

クラブゼロ(2023年製作の映画)

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最後の晩餐、切り返し少なめ、ゆっくりと接近しゆっくりと離れる。

アタメ(1989年製作の映画)

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赤やら青やら緑やらモリコーネやら。
寝ているふりをしめいる時の目つき。

それから(1985年製作の映画)

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ゆったりとしたカメラ移動。
一人だけ花火をしない、月を仰ぎ見ない。
扇風機の首が動かない。

血煙高田の馬場(1937年製作の映画)

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いつまでも色褪せない。流石は阪妻。オーディエンスの熱狂ぶり。

いれずみ半太郎(1963年製作の映画)

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妻の一歩引いた佇まい。
走る、走る、走る。
指を噛む。

江戸の悪太郎(1959年製作の映画)

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傘の向こう側の顔、群衆を分け入る、大勢の盛り上がり。

劇場版ドクターX(2024年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

絶対に失敗しないこと。そのためには手段を選ばないことの一貫性。
何だかんだで手術シーンの緊迫感。
しっかりとした映画仕様。
過去が余り明らかにならずに安堵。大門には過去も未来もなく、あるのは目の前の患
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剣鬼 4K版(1965年製作の映画)

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真ん中だけ消える。素振り、花、響く木霊、砂埃。

ギフト(2000年製作の映画)

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時間が経てば経つほどに精巧なつくりに感服。森、ハンカチ、水、血、超常現象、時計。

告白(2010年製作の映画)

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空、誰もいない廊下、ミラー、メール画面の挿入。モザイク消せるワタナベとウェルテル懐かしい。

緋牡丹博徒(1968年製作の映画)

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実際に刺されていないのに赤くなる高倉健。赤色、スローモーション

ゴンドラ(2023年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

斜面を捉えた冒頭。
すれ違いを見事に利用したコメディー。
寡黙という饒舌。そしてその豊かさ。

山逢いのホテルで(2023年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

靴の音。
ホテルの帰り→スカーフをとる
息子との別れ→腰の辺りの紐を解かれる

さや侍(2011年製作の映画)

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30〜50分のあたりでは相当の辛抱が必要。橋での省略。これまでよりかはマシ。

エネミー・オブ・アメリカ(1998年製作の映画)

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カクカク、ビル群、ヘリコプター、時間、場所、衛星からのアングル。
盗聴シーンがカンバセーション。そしてハックマンさえも。

秋刀魚の味 デジタル修復版(1962年製作の映画)

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あるものではなく無いものを描く。
低重心固定ショットによる奥行き。
もくもく、軍艦マーチ、鏡、階段、同窓会。この作品最大の出来事であるはずの娘の結婚が意外とさらりとしている。