黒沢清作品は『CURE』と『クリーピー』しか見てないけど「刺さりそうで刺さらない」という感想を抱きがちで、今回もそんな感じだった。元がドラマだったからか画面がテレビドラマ的で、軽い印象を受けたのも原…
>>続きを読むヴェネチア銀獅子賞のハイスペフィルム。
偶然国家機密を知ってしまった男と、その妻を主人公とした物語で、重いテーマでありながらも、サスペンスやメロドラマの枠組みを利用して、幅広い観客が楽しめる娯楽作品…
フィルムが映し出されるシーンはまさにお見事だった。優作は聡子をただ守ろうとしただけなのか否か。
優作の死亡報告書のあとに聡子が渡米するのは偽造を見破ったのか、優作が生存している確信があったからだと思…
普通
朝ドラ過ぎる。
なぜNHK製作になるだけでこんなに朝ドラ感が出るのだろうか。
朝ドラすぎて、4回に分けて観た。
「お見事」以外は特にとっかかりがなくて、記憶に残らないかも。
女性が男社会…
黒沢清監督、ベルリン映画祭銀獅子賞受賞作
重厚で重層的な脚本、奥行きのある深み画作り。
重い強さがあり、最も骨太な黒沢作品。
歴史、サスペンス、狂気、愛、正義。
どの側面から切り取っても映画の魅…
“あなた方の普通が誰かにとっては批判や攻撃や主張と映る。今はそういう時代です”
“私は正義よりも幸福を取ります”
時は、正義の変わり目。ソレは確固不動。あなたは、狂っているの。それは絶対に、そう…
想像をはるかに上回る壮大なスケールの歴史のIFの物語だった。
NHK制作ということもあり黒沢清監督作としては珍しく枠組みのきっちりした作品だった。
エンディングの海辺の慟哭シーンは正にTVの2時間ド…
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