このレビューはネタバレを含みます
アベンジャーズ最強クラスのワンダと、ある意味最強のストレンジが対決。
ヘラりすぎてスカーレット・ウィッチと化したワンダの形相や恐怖演出がちゃんとホラーで好きだし、ワンダの下半身はずっとエロかったし、ウルトロンから続いてた彼女の結末がアレなのは切ないね。
無駄にドリームチーム組んでるヘンテコなイルミナティとか、制御できてるウルトロン軍団?とかも瞬殺してたのは笑っていいのかしら。
さすがはサノスとタイマンなら勝てたかもしれない女。
にしてもアメリカの名前はどうにかならんかったのか。
ストレンジたちとの追いかけっこシーンはワンダとの距離感が絶妙でハラハラした。
いろいろ言われてるマルチバース要素だけど、作中では意外と否定的というか、基本的には関わらないほうがいいってスタンスなのかな。
結局は自分の世界で生きるしかない。
MCUピーターは別宇宙のスパイダーマンをすぐに受け入れて自分は孤独じゃないと救いを見出し、友達と彼女と潔く距離を取っていたからワンダとはめちゃくちゃ対比的だな。
自分でメスを握らないと気が済まなかったストレンジは最終的にアメリカを受け入れたりウォンへの敬意を形にしたりと何かが確実に変わったのだ。
綺麗なオチにできたと思うけど最後にシリーズ関係の臭わせを入れないといけないのが残念だねぇ。