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電気羊

すべてが変わった日の電気羊のレビュー・感想・評価

すべてが変わった日(2020年製作の映画)
3.9
うーむ。これはなかなかの胸糞映画。

主人公は元保安官のケビン・コスナーと元馬の調教師のダイアン・レインの老夫婦。
二人には愛する既婚の息子夫婦と孫がいたが、息子は落馬して死亡する。シングルマザーになった嫁は孫を連れ家を出で再婚する。

二人は孫会いたさに、元嫁がいる再婚相手の男のいる田舎町へと訪れるが、再婚相手の一家は暴力的な母親に支配されたとんでもないDQN家族だった。
孫が再婚相手から暴力を受けていることを知り、老夫婦は孫を引き取りたいと申しでるが、それがDQNいっかの逆鱗に触れることに。
モーテルで一泊しているところに押しかけたDQN一家は、もう自分たちに係るなと警告のためケビン・コスナーの指を四本斧で切断する。

病院に入院することになった老夫婦の元へ、訪ねてきた地元の保安官は、DQN一家から、突然、老夫婦が孫を奪いに来たため争いになり、指は落馬で負傷したものだという主張を全面的に支持する。

アメリカではどこでもそうらしいが、厄介ごとを持ち込むよそ者は出て行けという習わしにより、老夫婦は指を切断されたにもかかわらず、町から追い出される。

ケビン・コスナーはこのままでは孫が暴力に支配された悲惨な人生を送ることを想像し、単身ライフルで武装し、DQN一家の家に放火。
元嫁と孫をDQN一家の家から連れ出そうとするのだが。

途中でDQN一家に見つかり、再び暴力沙汰に暴力的な母親は拳銃を暴発させ息子を射殺、母親を助けにきた息子たちもケビン・コスナーが銃を奪い射殺という修羅場に。

夫を心配してDQN一家の家に駆け付けたダイアン・レインはそこで銃弾で負傷した夫を発見、助け出そうとした刹那、暴力母親が拳銃で銃撃してくる。妻をかばった夫は死亡。妻は夫のライフルで暴力母親を射殺する。

かくして夫の命と引き換えにDQN一家を全滅させ、妻は嫁と孫を取り戻すことができたのであった。

人間、話せば分かるなんてのは嘘なんだよ。
電気羊

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