伊豆・平津港に帰郷した二人の男、大室と船越は、大陸での兵役を終え、帰国の船の中で親しくなったが、二人は反目しあう渡世人一家のそれぞれの代貸だった。平津の中西一家と湯の沢の石黒一家は滝ヶ瀬温…
>>続きを読む父の病気のため、仲間より2年遅れて北海道から横浜港にやってきた船乗り志望の良夫。先に着いていた親友・玄一の行方がわからず途方に暮れていた彼は、玄一のことを知る少女みどりと出会う。やがて玄一…
>>続きを読む子分である増川の伯父を殺害し、女房のおしまをかどわかした3人組を追って、清水次郎長が祭りで賑わう秋葉神社に乗り込んだ。あと1歩のところで彼らに逃げられた次郎長一家は安五郎のもとを訪れるが、…
>>続きを読む森の五郎を斬って逃げた山梨の周太郎。次郎長は子分たちを引き連れ、国太郎を捕らえるべく追っていた。だが黒駒の勝蔵の差し金で、猿屋勘助は周太郎を逃がそうと画策する。仁義にもとるその非道ぶりに次…
>>続きを読む我が子、高松藩主・松平頼常が狂気との噂を聞いた水戸黄門一行は、高松へ向かう。道中、山賊に襲われるも、窮地を乗り切った水戸黄門は事件の裏に陰謀ありとにらみ、頼常の狂気が真実なら自ら我が子を手…
>>続きを読む荒神市では暴力団・大岡組と荒神川砂利採取権を持つ小塚組が争っていた。そんななか、東京から汚職刑事の藤丘が市警察に左遷されてくる。彼は着任早々大岡組のキャバレーでNo.1の女給・サリーを争っ…
>>続きを読む網走刑務所で7年の刑を務め上げた速水は、懐かしさを抑え切れずに昔の町へ帰ってきた。そこは闇屋上がりの本間組が牛耳る荒んだ暴力街と化していた。速水は世話になった田島親分の許へ挨拶がてら顔を出…
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