ディック・パウエル主演のノワール、個人的にはたぶん5作目の鑑賞。
ヤング&ヘルシーなミュージカル・スターだった彼が時に無精髭を生やし、暗い情熱に突き動かされる姿は何度観ても新鮮。
しかし本作のキャラ…
'23 4/24ジャケ写掲載していただきました。
エドワード・ドミトリク監督による、妻殺しへの【復讐ノワール】。
米軍パイロットの(ディック・パウエル)は、収容所より奇跡的に生還。
レジスタン…
「影を追う男」
本作はエドワード・ドミトリク監督が1945年に監督した作品で、ブロンドの殺人者に続いて同じキャストとスタッフで作られた人間の内面に迫る異色フィルムノワールだった。舞台が南米だったり…
影の使い方とか地下鉄の轟音にかき消されながらの会話とかいかにも胡散臭い巨漢の男とか悪くないのだけど、舞台が南米になって「黒い罠」みたいな熱気と湿気がムンムンの空気感になるかと思ったけど室内シーンばか…
>>続きを読む妻を殺した戦犯を追って遠く南米を訪ねるノワールフィルム。
すごいのは、
・1945年12月の時点とかなり初期。
・モサドかナチハンターみたいなひとがもういる。
・基本はナチの残党狩りなんだけど、これ…
入り組んだ話。南米ナチ残党狩りの最初期のものか?
顔も思い出せない妻に替わって復讐するため、あちこちつついてははめられ、殴られる。最後は勢い余ったかのように殴り殺す。悲哀と徒労が張り付いたパウエルの…
運命の女神
妻を殺害された男が、怒りに身を任せて犯人であるジャルナックを追い続け復讐を果たす話。
とんとん拍子にジャルナックに近づいていくが、別の理由でジャルナックを追っている組織とも絡んでいく…
「エドワード・ドミトリク監督のノワール映画」というので期待したのだが、登場人物が多くて物語もやたらと込み入った内容で、「もうちょっとシンプルに出来なかったのか?」と思ってしまう映画だった。
妻を殺…