屋敷への接近に始まりズームアウトで終わる、癲癇男と幻聴に悩む女のメロドラマ。ズームや水面からのフェード然り、編集点のスムーズさが早くも卓越している。あと無声映画みたいなアイライトも良く、特にR・レー…
>>続きを読む波での繋ぎや目のズーム、家へのズームで始まり異様な迫力の後退で終わる凄まじさ。しかしながらズーム多様のぎこちなさやショットの持続時間の短さ、台風の勢いのなさなども欠点として挙げられる。序盤のズーム…
>>続きを読む全く悪くないけどシーゲルにしては若干味が薄く感じる。癲癇持ちのロナルド・レーガンと死んだ夫の声が聞こえると話すヴィヴェカ・リンドフォース。ニューロティックで死者の声=幽霊の存在感も大きい脚本だけど決…
>>続きを読むやはり冒頭の屋敷にズームインしてヴィヴェカ・リンドフォースがレーガンと出逢うまでを長回しで収めた最初のカットが印象的。リンドフォースはレーガンと一緒にいるときの幸せな表情から、ラストの彼と運命を共に…
>>続きを読むこれはシーゲルの中でも別格。怖くて切なくて逞しい愛の映画だ。冒頭の海辺を写したカメラのパンからヒロインがかつて旦那と住んでいた家への前身移動撮影にただならぬ映画の予兆がある。ヒロインを演じるヴィヴェ…
>>続きを読むオープニングの館に近付いていくショットの長回しは良かった。そのショットのせいで、その後の登場人物たちも性格や経歴に何かあるのではないかと不穏な雰囲気たっぷりな感じが漂ってしまう。漂うのはとても良いこ…
>>続きを読むへんな映画……。てんかん発作に怯える生化学者レーガンは療養のためフロリダへ。そこで死んだ夫の声が聞こえるという女から屋敷を借り受ける。ヒューマニストの画家、姉に嫉妬する快楽主義の妹、なんか気の利く医…
>>続きを読む死んだ夫の声が聞こえるという女と精神を病む科学者の男が海辺の古屋敷を舞台に惹かれ合うという二ユーロティックサスペンスなのだけど、登場人物のキャラがみんな最初から最後まで同じで、途中で意外な事実が明か…
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