「私は、兵学校という所が全部の生徒を同じタイプに作り上げていくのが、どうも気に入りません。まるで鉛の兵隊人形みたいに…」
いかにも戦後作られた戦争映画という台詞だが、本編は少年兵たちへの悲劇のノスタ…
大映創立80周年 KADOKAWAx名画座連動企画 大映映画を支えたバイプレーヤーたち@ラピュタ阿佐ヶ谷
「この世界の片隅に」と歴史的に被る箇所もあるために観賞
知ってる俳優根上淳だけもどこにい…
戦前、戦中の海軍兵学校は東大よりも難関とされていた超エリート学校。昭和十八年、そこにいた生徒たちの青春群像劇。
さすがは大映のスタッフ。セット・小道具が完璧だった。ミニチュア模型を使ったシーンは微妙…
終戦から14年。
古鷹山に登った石川は感慨深く呟く。
「ああ戦争とは何と虚しいものだろう」
帝国海軍の華と謳われた江田島海軍兵学校。
その第203分隊の生徒たちの起床から就寝まで。
授業風景や、体…
江田島に行く機会があったので、鑑賞した。古い映画ながらも殆ど同じ風景で、旅の思い出を起こさせた。
日本に根付いている可愛がりの風習ばかりで、あまり人間模様が描けていないところと、主人公があっけなく…
ラストシーンを見てると、ハッとさせられる瞬間がある。江田島で学んだことの全てが無為に帰する瞬間がやってきた時、自分の青春を戦争に費やしてしまった人達のやり場のない怒りが自分にも伝播してきた。
なんだ…