日本の産業構造が変化、これまでの仕事が変わってしまうことは、これからもあること。
瀬戸内海の小島で石船をやっていた一家が、船の老朽化を機会に街に出て給与生活になる。
倍賞千恵子と井川比佐志が夫婦で笠…
山田洋次作品を観ると大抵頭の中に「普遍」というワードが自分の場合は思い浮かぶが、今回はより明確にフォントサイズ72位でしかも太字のものを打ち出してきた。
あえて記号的にして抽象度高めて獲得する類の…
山田洋次監督の「家族」に続く民子三部作の2作目
「家族」につづき、リアリズム調の作品
70年代の公害問題や過疎化の問題
素晴らしい故郷の海や空を見せていながら社会派の監督のメッセージが前面にでてきて…
シリアスな物語は、寅さんファミリーが織りなす演技と役者の温度感がハートフルな感動を与えている。昭和の時代は過酷でもあったが、それでも人との距離感や生業を大切にしてきた。日本人という生き物が山田洋次監…
>>続きを読むHome from the Sea:山田洋次監督、脚本、原作、宮崎晃脚本、倍賞千恵子、井川比佐志、笠智衆、前田吟、渥美清出演、佐藤勝音楽、高羽哲夫撮影、1972年作品。「民子3部作」の第2弾。
瀬…
瀬戸内海、呉市の小島で砂利運搬船で生計をたてている夫婦。面白い映画ではない。佐藤勝の音楽も嫌いだが、山本直純よりはマシだと我慢した。この頃の山田洋次は、「同胞」とか「学校」とか、退屈な作品ばかりだっ…
>>続きを読む先日「家族」を観たのもあり
民子3部作と聞いて拝見
雰囲気はガラッと違うが
切なく涙が出そうだった
70年代半ば生まれの私には
当時の人々の雰囲気、街並み、
今では違和感を感じてしまう
家父長制ま…
「家族」とほぼ同じキャスト、ほぼ同じ話なんだけどこっちの方はテーマ性があっていいな。
瀬戸内海の島で石船を生業とする家族。山を切り崩して出た石を船に乗せ、海に捨てに行く仕事。過酷で危険な仕事。賃金…
松竹株式会社