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太夫(こったい)さんより 女体は哀しくの作品情報・感想・評価

『太夫(こったい)さんより 女体は哀しく』に投稿された感想・評価

5.0
記録映画と劇映画の間で上手くいっている作品。美術はもちろん、なによりも女優陣の演技がすごい。田中絹代なんて自然過ぎてドキュメンタリーに見える。
3.9

オフリミッツも有名無実化しつつある島原。現地ロケを多用した、手をかけた映像が見られる。歴史ある建造物、座敷や道中の華やかさと、生活の身もふたもなさや、鉄道やガスタンクが迫る環境が対比されている。

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◎名女優競演 滅び行く島原 売春街の本質と虚飾

1957年 宝塚映画 東宝配給 カラー 113分
スタンダード *コマ飛びあり、褪色少なめ

ラストシーンまで観て、どうも見覚えがあったので、たぶん…

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4.1

京都の遊郭で働く女性たちの暮らしを描く。

素人目に見ても一着一着の衣装へのこだわりを感じる。

あざとい猫かぶりだった扇千景が他の店に移った途端本性を見せるギャップにやられた。

派手な才女役が多…

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北條秀司の原作を八住利雄が脚色、稲垣が監督した。京都島原を舞台にした遊女の悲哀。
4.0

こったいさん…初めて聞くワードだったわ…けど、これは日本映画の名作と言えると思う。

アホだののーたりんだのワードセンスが最高(!)だから今はこんな映画絶対撮れないだろうし、貴重だわ。

京都の昔の…

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このレビューはネタバレを含みます

2024/8/8
ストーリーそのものより、時代背景、戦後の昭和の世界が垣間見れてとても面白かった。
大阪弁がはびこるなか、京都言葉がふんだんに聞けるところも良かったな。
淡路恵子ってあんなボケキャラ…

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ラスト世の中から男が残らず姿を消してしまわなければ、私たちは助かりようがないとする乙羽信子を、そんなことになれば商売ができないと否定する扇千景。こういう意見対立は現代でも残っていますね。

太夫と言ったら江戸時代では花魁の一握りトップだった庶民には高嶺の花、時は移り戦後3年廃れた島原遊郭の花街を舞台に老遊郭の女主人(田中絹代)やそこで働く訳あり人生の芸妓たちの人間模様。溝口健二独壇場の…

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