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砂の女の作品情報・感想・評価

砂の女1964年製作の映画)

上映日:1964年02月15日

製作国:

上映時間:147分

ジャンル:

4.1

『砂の女』に投稿された感想・評価

Rina
3.5
このレビューはネタバレを含みます

YouTubeで野田クリスタルさんが原作を紹介していたので、読んでから映画を見た!

原作での言い回しが古くて細かい箇所がよく分かってなかったが案外頭でイメージしていた風景に近かったことが判明した。…

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画面いっぱいに映し出させれる砂。スクリーンにヒビが入ったからと錯覚する。砂が崩れていく様はまるでスクリーンが山津波の如く観客に襲い掛かるかのようだ。男が砂の穴から逃れようとスコップで砂肌を削る場面は…

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るい
3.3

イタリアの哲学者ジョルジョ・アガンベンは近代が権利として確立してきた自由の中で、「移動の自由」が最も根源的なものだと言う。
使命感によって家を守る女は、近代以前の信仰のメタファーだと思います。彼女は…

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あみ
3.8
このレビューはネタバレを含みます
小説読んで頭の中で想像してた感じの映像になってたし音楽もあってめっちゃよかった、冒頭の身分証羅列するところ好きだ
4.0

60年以上も前の作品だが、扱うテーマは現代の我々にも十分突き刺さる、普遍的な内容を扱っている。自由とは何か、生きるとは何か、労働とは何か、日常とは何か、孤独とは何か、隣人や同僚、男や女とは何か、性と…

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えり
4.4
このレビューはネタバレを含みます
砂があっての生活の営み。
そこに住む理由、家の役割とは一体何か。
まとわりつく砂が、そこから逃げられないことを暗示している。
だお
4.5
原作を読み終えてから映画を見ようと思っていたけど、どうしても観たかったので観た。
素晴らしかった。
迷い込んだ砂の穴。そこに住む謎の女。
暑いし砂はいくら掘っても落ちてくる
地獄
ユロ
5.0
たぶん世界で最もエロい映画。
露骨な性描写を多用するより、状況や芝居の間で表出されたエロの方が俄然くる。
射精のメタファーとしての砂の表現が印象的。
この作品自体掴もうとしても砂みたいに流れていく夢だった気がする
見たくない夢の部類
今年は勅使河原作品制覇したい
安部公房色に染まりたい