すべての人とすべての物質が静止したようになる現象『重加速』が世界中で同時多発的に勃発した!後に“グローバルフリーズ”と名付けられた大事件は徒党を組んだロイミュードという人工生命体が引き起こした人類に対するテロ、破壊活動だった。それから半年後。グローバルフリーズで悲劇を経験した刑事・泊進ノ介は『重加速』に対応するために 警視庁が設置した新部署・特殊状況下事件捜査課(通称:特状課)で日々ダラダラと時間を過ごしていた。自分を「やる気のないただの腑抜け」と言い切る進ノ介。しかし、その前に言葉をしゃべる車が現れさらに『重加速』を伴った殺人未遂事件が発生して―――。
『連続赤色化殺人未遂事件』は、まだ終わっていなかった。ドライブの活躍により一度は赤色化した人々が元通りになったものの、新たな被害者が出てしまう。ドライブへの変身を遂げ、ロイミュードを倒した進ノ介だったが、まだ心の中に引っかかる何かを感じていた。「ドライブは誰にでもなれるものじゃない!」と、その使命と責任を説く霧子に対しても、ハッキリと応えられない進ノ介。だが、答えを見つけようと向かったその先で、進ノ介の警察官としての本能を揺さぶるものに出会う。脳細胞はトップギア! 本当の意味での解決に向けて、再び事件が動き出す!!
女性ばかりが突然姿を消す不可解な事件が頻発していた。特状課ネットワーク研究家の西城の調べで、“幽霊アトリエ”と噂される画家・浅矢宅を訪れた進ノ介と霧子だったが、明らかに怪しい浅矢のしっぽをつかむことができない。そんな中、霧子の前にペイントロイミュードが現れ、霧子を糸のように分解し始める。霧子の脳裏にグローバルフリーズの夜に起きた忌まわしい過去の記憶が甦って―――。
ドライブを死神が襲った! ロイミュードの番人である魔進チェイサーが、ペイントロイミュードを監視している最中に遭遇したドライブに猛攻を仕掛けたのだ。一方で、女性の連続行方不明事件への関与の容疑が高まる浅矢のアトリエからは、女性たちを描いた絵画が消えてしまった。「盗まれた…」と白を切る浅矢に対して「お前は俺が裁く!」と宣言する進ノ介。ところが、ペイントロイミュードとの対決の中で、またしても霧子がペイントの術にかけられてしまい ―――。
輸送トラックばかりが次々と襲撃される事件が発生した! 現場に急行したドライブはクラッシュロイミュードと対峙する。そもそも今回の襲撃事件を察知できたのは、警視庁・公安部の桐原警視が事件の捜査協力をしてくれたからだった。「ようやく存在価値を認められた」と喜ぶ特状課の一同。しかし、客員物理学者のりんなだけが、いつの間にか桐原警視と行動を共にするようになっていた。特状課はバラバラになってしまうのか? そして、ロイミュードが輸送車ばかりを狙う目的とは? 謎を追う進ノ介の前に魔進チェイサーが現れて―――。
フォントアール社が爆薬を密輸していた!市民に裏切られた進ノ介はショックを受け止めきれず、タイプワイルドに変身することができなかった。失意の進ノ介に追い打ちをかけるように、特状課にたちまち暗雲が立ち込める。公安部の桐原とりんなが特状課を凍結、メンバーを締め出してしまったのだ!一方、さらなる爆薬を狙うクラッシュロイミュードは、フォントアール社の工場に向かって―――。
口笛を吹きながらカメラを構える男。その目の前の高層ビルが突如として崩落する。男は、ここぞとばかりシャッターを切って―――。不審なビル崩落事故が連続して起きていた。重加速反応が見られないことから、半信半疑のまま捜査を進める特状課。そんな進ノ介のもとに新聞記者・高杉が現れ「仮面ライダーのことをスクープしたい!」と接近する最中、崩落事故の現場にロイミュードが出現! ビル崩落はやはりロイミュードが関与していた“事故”ではなく“事件”だった!?
魔進チェイサーの放った攻撃が一直線に霧子に向かった! 進ノ介を守るため、仁王立ちの霧子に迷いの表情はない。一方、東都タイムスの記者・高杉は再び特状課に接近していた。やはり仮面ライダーについて知りたいという。だが進ノ介は既に気付いていた。高杉は最初からこの事件の真相を知っていたのだ、と。だとすると執拗に進ノ介に接触を試みる高杉の目的とは一体何なのか? カメラマン・久坂の最後の標的が明らかになる時、事件の点と点がつながり始めて ―――。
都内で連続する放火事件が起きた!地域は絞られているものの火元は不明、さらに発生現場各地で“どんより”の報告がされていた。特状課のメンバーは火災現場に向かうが、そこに不審な黒い服の男たちが現れる。即座に後を追う進ノ介と霧子の前で重加速を起こす男たち。さらにそこに自由自在に電気を操るボルトロイミュードが現れて―――。
突然、都内の至るところで停電が発生した!さらにその停電をキッカケにして不審人物の目撃情報が次々とあがる。その人物の姿は、前回ドライブが倒したはずのボルトロイミュードと酷似していた。さらに調べを進めた特状課はボルトロイミュードの顔から、ボルトがSF作家・美波護郎をコピーしたことを突き止める。そして美波の著作『暗黒の聖夜(イブ)』を読んだ進ノ介と霧子が驚愕して―――。
ハートがデッドゾーンと呼ばれる自制不可能の危険な力を発動した。タイプテクニックで太刀打ちする進ノ介だが、それは彼自身の命を懸けることを意味していた。一方で、姿を取り戻したボルトは『暗黒の聖夜(イブ)』なる野望を密かに進めていた。どこで何をしようとしているのか、全く手掛かりがつかめない特状課は焦燥感に包まれる。“都市型大停電という異常事態がクリスマスイブの夜に起こる……。”そのことだけが判明している危機的状況。果たして逆転できるのか!?
とある屋敷の主が殺害され、現場から黄金像が盗まれた。現場では“どんより”の目撃情報もあることから、進ノ介は追田警部補とともに現場検証に向かう。その現場で、進ノ介の前に不審なカメラマンが現れる。急に「どっちが先に犯人にたどりつくか競争しよう!」と勝負を持ちかけられ、動揺する進ノ介。そんな進ノ介をよそに、そのフリーカメラマンは次々と捜査に有効な証拠写真を見せつけてきて―――。
ド派手な登場と名乗りをかまして仮面ライダーマッハに変身したのは、なんと霧子の弟・詩島剛だった!アメリカでの訓練から勝手に抜け出し、日本に帰ってきてしまったというのだ。寝耳に水の話に怒りを露わにする霧子だったが、剛は真面目にとり合わず、進ノ介と霧子を“お似合いの2人”と冷やかす始末。そんな中、前の事件同様、重加速を起こすバンドを使った強盗団が犯行予告をネットで配信する。事件はまだ終わっていなかった。捜査を開始する特状課と共に、「警察じゃない俺だからこそできることをやる」と単独捜査をスタートする剛。こうして進ノ介VS剛の捜査対決の第2ラウンドが始まる。
超人気女優・七尾リラが特状課に駆け込んできた。なんでも彼女のことを付け狙うストーカーがいるというのだ。重加速にも襲われたことから、そのストーカーがロイミュードである可能性が高い。リラのことを護衛することになった特状課の面々と剛の前に、黒いマントに身を覆い長い爪をもったロイミュードが出現した!そのロイミュードはリラではなく、何故かリラのファンの男を襲う。一方、霧子のあとをつける黒い影……。霧子が鋭い視線を飛ばしたその先には、チェイスが立っていて―――。
衝撃の霧子。チェイスがかつて自分の命を救ったプロトドライブであることが分かったのだ!そのことで、霧子はチェイスの記憶と心が甦るのではないかと思い始める。一方で、ストーカー事件を追う進ノ介のもとに女優・七尾リラをストーキングしていた容疑者・坂木が襲われたとの連絡が入って来る。ロイミュードは坂木をコピーしたロイミュードの他に、もう一体存在する。その正体に気付いたリラが、ようやく重い口を開いて―――。
結婚仲介業者に登録した女性ばかりを狙った詐欺事件が発生した。捜査二課の刑事とともに捜査を始めた進ノ介だったが、犯人である可能性が高い実業家・甘城のシッポがどうしても掴めない。そんな中、甘城が主催するお見合いシークレット・パーティー開催の情報が舞い込み、進ノ介と霧子はそこに潜入することになるが、それぞれが意外過ぎる人物に出会って―――。
その声によって女性たちを虜にし、命令に従わせるというのがボイスロイミュードの能力だった。りんなも婚活パーティーの場所で笹本という男に会って以来、どこか様子がおかしい。特状課の連中から逃げてまで、その男に会いに行こうとするりんな。りんなも笹本の虜になってしまったのだろうか?一方、タイプデッドヒートに振り回された進ノ介も、笹本のことを捜査し始める。やがて、その過去に秘められた真実を突き止めたとき、りんなの本当の目的が明らかになり―――。
自らを“ジャッジ”と名乗り悪人ばかりを襲う極めて珍しいロイミュードが現れた。その事実を知った追田警部補は態度を豹変させ、引退した刑事・橘のもとへ向かう。5年前、橘が現役だったときに追田と共に追っていた事件の犯人も“ジャッジ”と名乗っていた。当時の事件は容疑者死亡のまま迷宮入り。そのジャッジが今になって帰ってきたというのだ。追田の事情を聞いた進ノ介はジャッジが出没しそうな現場に張り込む。果たしてジャッジは5年前と同一犯なのか!?ジャッジの正体が明らかになるとき、事件の迷宮はさらに深まって―――。
ジャッジロイミュードの正体は追田が尊敬して止まない元刑事・橘だった! 理由がわからないまま橘に詰め寄る追田。一方、進ノ介は橘がロイミュードを生み出した感情に並々ならぬ覚悟を感じ取っていた。橘の真意を理解した進ノ介は、もう一度事件現場へと走る。さらに、ネット上には「我こそが真のジャッジ!」と名乗る男のメッセージがアップされたのだが、その犯人の素顔は思いもよらない人物で―――!?
特状課の客員でネットワーク研究家の西城究が、著作のサイン会を行うことになった。その会場に向かう進ノ介たちは、その道中で突然の重加速現象に遭遇する。発生源を突き止めると、そこにはロイミュードがいたのだが、何かおかしい……。結局、闘うこともなく逃げるロイミュード。追った先でたどり着いたマンションの中には、なんと2人の西城究がいて―――!!
都内の別々の場所で5件の殺人事件が発生した。被害者は、それぞれ死因がバラバラなのに死亡推定時刻が同じという不可解な事件。しかし、そのうちの1件の現場の監視カメラの映像に進ノ介の表情が歪んだ。そこにはバイクに乗ったチェイスの姿がはっきりと映っていたのだ! 追田警部補に率いられ捜査に向かう刑事たちの前に、そのチェイス本人が現れる。今や「ロイミュードを守るためなら人の命を奪う」というチェイスを止めるため、ドライブとマッハが駆けつけるのだが、そこにメディックの進化態も現れて―――。
進ノ介のにらんだ通り、発見された死体はロイミュードによってコピーされた人物たちのものだった。まだ試したことのない新タイプに変身し、魔進チェイサーとの死闘を一度は振り切ったドライブは、チェイスにまだ正義の心の欠片でも残っているのかを確かめようとしていた。一方、剛はチェイスがロイミュードである限り悪であり、一刻も早く倒すことを宣言する。そんな時、安置されていたはずの死体数体が特状課の中まで歩いてやってきて―――!!
都内で連続した爆破予告事件が発生した! しかも警察の事前の捜査にも関わらず、予告通り爆発は起きたのである。どんよりの反応は無いのだが、ロイミュードにしかできないと思われるような不可能犯罪。ドライブとマッハは次に爆破予告を受けている遊園地の捜査へと向かうが、結局爆弾は見つからない。ところが、予告時刻にマッハが突然爆発! 一方、ドライブに敗れたチェイスのもとには、人知れず霧子が現れて―――。
前回の戦いでミサイルを撃ち込むシュートロイミュードを撃破したものの、爆発事件は終わらなかった。事件の容疑者で高校生の茂木拓郎の周囲でふたたび不可解な爆発事件が頻発したのだ。しかも、今度の爆発は拓郎自身を狙っているらしい。証拠不十分で拓郎を釈放せざるを得なかった進ノ介だったが、拓郎の周りを捜査していた。爆発が始まり驚愕する進ノ介に対して、拓郎はついに真実を吐露する。一方、シュートロイミュードにベルトを破壊されてしまった剛は、りんなにマッハのパワーアップを懇願する。そんな中、シュートロイミュードがふたたび現れたとの一報が舞い込んで―――。
突然、特状課に捜査一課長の仁良が乗り込んできた。仁良は特状課に“役立たず部署”のレッテルを貼り付け、潰してしまおうと考えているらしい。闘争心を掻き立てられた進ノ介は「刑事で、仮面ライダー」であることを世間に公表できれば特状課も必要部署として認められる、と分かっていながらも言い返せない。そんな中、囚人たちを乗せた護送車がロイミュードの襲撃を受ける事件が発生。囚人のひとりに目を付けたロイミュードは、赤いバイラルコアを使い、人間と融合し新種のロイミュードとなって―――。
進ノ介がドライブであることが世間に知れ渡った。特状課の課長・本願寺がマスコミにリークしたらしい。「敵に先手をうった」という本願寺。ロイミュード001が動き出した為、仮面ライダーを公の戦士と謳った方が得策だというのだ。しかも、001が進ノ介の父親の殉職に関係しているという話も浮かびあがってくる。一体001とはどんな能力を持ったロイミュードなのか……? 一方、一度は仮面ライダーに手を貸したチェイスだったが、未だに迷っていた。自分は一体何を守り、何のために戦うべきなのか。悩み続けるチェイスの元に、進ノ介とハートが同時に現れて―――。
とある新興住宅地で住人たちが次々と仮死状態になる事件が起きた。捜査一課と初めての合同捜査に臨んだ特状課だったが、仁良捜査一課長が今回もチクチク嫌味を言ってくる。怒りを露わにした進ノ介。だが次の瞬間、その頭の中は真っ白になる。なんとブレンが能見と名乗り、ロイミュードの識者として合同捜査に合流したのだ! 警察組織内に広がる、ロイミュード関与説が真実味を帯びてくる。一方、剛の前には「弟を怪物にさらわれた」という女性が現れる。チェイサーが仮面ライダーになったことで霧子と大ケンカをした剛は、霧子をはじめとする特状課の面々とは別行動でロイミュードの事件を追うことに。ところが、剛が行った先の住宅地で住人たちが暴れ始める非常事態が発生! しかも、進ノ介は能見に詰め寄ったことで謹慎処分となり、出動が許されず―――。
剛はロイミュード開発者・蛮野博士の息子だった! 今まで剛がロイミュード討伐を焦っていた理由を理解した進ノ介は、その衝撃の真実に言葉を失う。一方で、ロイミュードが起こしている今回の集団仮死事件の最終的なターゲットが、実は剛自身なのではないかという推測が特状課の中で立ち始める。剛が父親のことを告白するまで追い詰められた原因は、チェイスが仮面ライダーになったことではなくロイミュードの能力にあるのか? 剛を必ず助けることを霧子に誓う進ノ介だったが、仁良捜査一課課長から受けた謹慎処分のためにドライブに変身できないまま……。剛を引き止めるために駆け付けるチェイスにも剛は再び牙をむいて―――。
都内で銀行強盗事件が頻発していた。特定の銀行ばかりが狙われていたが、ロイミュードが絡んでいる形跡は今のところない。が、この日起きた銀行強盗は違っていた。武装した犯人が突然ロイミュードに融合進化したのだ。進ノ介は警視庁の命を受けて緊急出動、ロイミュードを追い詰める。しかし、現場で女の子を助けている隙にロイミュードを取り逃がしてしまった……。そして、その後の捜査会議で驚愕の事実が明らかになる。今回ロイミュードとなった根岸という男こそ、12年前に進ノ介の父親・英介を銃殺した張本人だったのである! 怒りに震える進ノ介だが、仁良捜査一課長には捜査を許してもらえない。それどころか、ロイミュードを倒そうとする進ノ介の前にロイミュードの手先となった剛が現れて―――!!
仮面ライダーマッハの妨害によって、進ノ介は自分の父親殺しの容疑者を逃がしてしまった。マッハは敵になってしまったのか!? さらに進ノ介は真実を知りたいばかりに人の救命を優先できなかった自分を省みる。それと逆に、剛の裏切りを目の当たりにした霧子が事件解決に焦り、急にとり乱し始める。剛がロイミュードについたのは001と関係があり、001と今回の事件は深い関わりがあるとにらんだからだ。一方で、チェイスが霧子に依頼していたプロトドライブの記憶データ復元が完了。その記憶には驚愕の事実が残されていて―――。
001の正体が国家防衛局長官・真影だとわかった。ブレンを呼び出して真影に接近しようとする進ノ介だったが、再びマッハの妨害、仁良捜査一課長の横やり、さらにベルトさんの反対に合い、なかなか真影に近づくことができない。そんな中、男性の失踪事件が発生する。特状課に捜査を依頼する青年が言うには、失踪したのは自分の父親。ただ不可解なのは、自分以外の人間が誰も父親のことを覚えていないのだという。いなくなったことにさえ……。すぐに001の記憶改ざんの能力と“つながった”進ノ介は、真影との対決の決意を固くする。しかし、そんな進ノ介に容赦なく001の氷の針が撃ち込まれて―――!
遂にロイミュード001との直接対決の幕が上がった! 進ノ介の父親と001との間の因縁を知った進ノ介は、必ず001を倒すことを決意する。しかし、001との戦いにまだ前向きになれないベルトさんと真っ向から対立してしまう。一方で、001に連れ去られ存在すら消された人々の事件はさらに謎を増していく。被害者は一人ではなかったというのだ。この事件の捜査の先にある、001の目的とは一体何なのか? それを達成される前に阻止しようと、決意のドライブが001の前に立ちはだかる! ところが進ノ介の決意とは裏腹に、戦いに霧子の絶叫が響き渡って―――。
超進化を遂げたロイミュード001の攻撃によって、ドライブは息の根を止められてしまった……。事態を受け入れきれない特状課の面々。仮面ライダーがいなくなった今、特状課は解散するしかない。一方で、チェイスは剛奪還に動き始める。失意のドン底にある霧子にとって救いがあるとすれば、剛が戻ってくることだからだ。001の超進化に沸くロイミュードたちの真っただ中に単身で飛び込んでいくチェイス。しかし記憶を戻す薬も無効にされてしまい、絶体絶命を迎える。その時、仮面ライダーマッハに変身した剛が驚くべき行動をとって―――。
復活を遂げ、タイプトライドロンでロイミュード001を撃破した進ノ介だったが、001の最期のセリフが気になっていた。“父の仇を討てたと信じて喜ぶおまえは滑稽だ。”真影は進ノ介の父親殺しの犯人ではなかったのか……? そんな中、警視庁・科学捜査研究所が謎のロイミュードに襲撃される事件が発生する。現場付近でシフトカーたちに発見されたロイミュードと戦闘となるドライブだが、あと一歩のところでブレンの邪魔が入り逃してしまう。ところが、ロイミュードは科捜研から盗んだと思われる、ある事件の重要な証拠を残して去った。その事件とは、12年前に進ノ介の父親が殺された銀行強盗事件のものだった―――!!
12年前、進ノ介の父親を殺した真犯人は警視庁・捜査一課長の仁良だった。しかも、仁良はブレンと結託して、唯一の証拠品である凶器の拳銃を奪って逃走した。ロイミュードに魂を売った仁良は、すぐに次なるアクションを起こす。記者会見を開き、特状課がロイミュードと協力しているというデマを流布、特状課と仮面ライダーを追い詰めたのだ。さらに仁良の作戦は進ノ介にも襲いかかる! 特状課に進ノ介を誘導し立てこもり、進ノ介に銃を突きつけた! 果たして仁良の真の目的とは何なのか? そして進ノ介は仁良を逮捕することができるのか!? それとも―――?
仁良が特状課にろう城した目的は、進ノ介を罠にはめる為だった。正当防衛により、進ノ介を抹殺しようと企んでいたのだ。仁良とブレンのあまりに狡猾な作戦に驚愕する進ノ介だったが、身動きできない。一方で、剛のもとには蛮野を幽閉したタブレットを取り戻すためにハートが襲撃。その異様なまでの気迫に気圧されてしまう。超進化したブレンに成す術のなかったチェイスもまた、罠に翻弄されていく。ブレンの毒牙にかかった少女を救おうと奔走するが、マッドドクターを使っても彼女を救うことができない。八方ふさがりの仮面ライダーたちは、果たして仁良とブレンの“嫉妬の壁”を突破することができるのか―――!?
突然、街で男が暴れ出した! 男はロイミュードに変貌を遂げたかと思うと、発火しながら街を破壊し始める。駆けつけたドライブはロイミュードを容赦なく攻撃する。父親の事件のことが解決し「あとはロイミュードを全力で撲滅する」と、進ノ介の心に迷いはない。ロイミュード発火の現場のあとには、燃えた案内状のような紙切れが落ちていた。拾い上げる進ノ介は、首をかしげる。一方、剛とチェイスのもとには新たなるロイミュードの幹部が襲撃してきた! 蛮野を幽閉したタブレットを狙うためだ。ロイミュード側の攻撃、作戦もさらに活発さを増しているらしい。さらに、捜査を始めた進ノ介たちをメディックが見張っていて―――。
激突したドライブとハートロイミュード。その末に、進ノ介はハートに追い詰められた。ところが、ハートが進ノ介に語り始めたのは意外な内容だった! 揺れる進ノ介の心。ドライブとロイミュードの宿命の対決はどうなってしまうのか? 一方で、メディックは超進化のためにクックロイミュードに黄金のソース作りを進めさせる。一流レストラン・シュプレムのスタッフの中にクックロイミュードがいることは間違いない。シュプレムを張り込む特状課のメンバーの前で、黄金のソースを抱えたロイミュードが逃亡して―――。
遂にロイミュード008が動き始めた! 超進化を目指し、車に乗った女性ばかりを誘拐し始める。ドライブたちも追跡をするが、動きが速くなかなか捕えることができない。そこで囮捜査をすることになる特状課。車に乗ったカップルを装って008をおびき寄せようというのだ。車というキーワードにチェイスが反応する。なんでもチェイスは現在、四輪免許の取得試験中だという……。一方、ハートからライダーたちを守った蛮野の存在にベルトさんが気付き、剛を問い詰める。「そろそろ頃合い」と言う蛮野は、ベルトさんに正体を明かした上、ついに霧子にも父親だと自ら宣告して―――。
蛮野とクリムが協力すれば、きっとロイミュードを撲滅できる。そう信じた剛自身を攻撃してきた正体こそ、蛮野その人だった。さらに攻撃を食らったドライブは、謎のロイミュード004にベルトを奪われてしまう。失意の進ノ介と剛に、ハートが重い口を開く。蛮野とハートの過去に何があったのか、そのルーツを話し始めたのだ。一方、トルネードロイミュードにさらわれた霧子を追うチェイスもまた、トルネードの強力な攻撃の前に倒れて―――。
とある病院で女性ばかりが次々と倒れ、意識不明となる事件が発生する。原因は不明だがどの女性も倒れる寸前に同じ言葉を発した。「会いたいよ、ショウ……。」進ノ介を含めた特状課は、この奇怪過ぎる事件に駆り出される。しかし、現場には重加速反応も認められず、科学的な異常は見つからなかった。ところが、その病院の個室に隔離された女性の顔を見た進ノ介たちの表情が凍りつく。その女性の顔がメディックそのものだったからだ―――。
進ノ介は戦いの途中で変身を解き、メディックに事件を引き起こした真意を問いかける。「ハートに対する真実の愛とは一体どんなものなのか?」 その答えを見つけられず超進化できないメディックは、進ノ介の質問に初めて重い口を開くのだった。メディックから語られたのは1年前のグローバルフリーズの日の真実。羽鳥美鈴の姿をしたメディックが誕生した日の出来事だった。一方、ゴルドドライブへと変身を遂げた蛮野は再びメディックを狙う。約束の数とは超進化態が四体。超進化態と同じ力を持つゴルドドライブを数に入れると、あとはメディックが超進化態になれば揃うのである。メディックを超進化態にするため、蛮野も動き始める―――。
街でロイミュードが暴れ、現場に残された遺留品から破壊活動を企んでいる痕跡が見え始める。「第二のグローバルフリーズを起こそうとしているのではないか?」警察内ではそんな憶測が飛び交うが、そんな中、進ノ介は別件に心を揺さぶられていた。チェイスに「霧子のこと愛しているのか」と単刀直入に問いかけられたからだ。驚きを隠せない進ノ介だったが、今はとにかくロイミュードの事件を解決することが先決とチェイスの質問をしりぞける。しかし、心の中では―――。一方で、ゴルドドライブはグローバルフリーズ実現のため、逃亡したブレンを探し始める。ゴルドドライブ、ハート、メディックとブレン。超進化態四体が揃えば、第二のグローバルフリーズは成る。そして、ゴルドドライブと共に思いもよらない人物がブレンを追い詰めて―――。
第二のグローバルフリーズを起こすため、ゴルドドライブとロイミュード004に追い詰められたブレン。そのブレンを守ったのはドライブだった。ブレンに逃げるよう促すドライブだったが、その闘いの中で霧子が負傷してしまう。霧子に対する想いに気付いた進ノ介は複雑な心境で霧子を助けるのだが―――。一方、追手から逃れたブレンはメディックの異常について調べていた。そして、正気を失ったメディックに埋め込んだ自分の爪を遠隔操作し、メディックのシステムの謎を突き止めたブレンは、態度を豹変させる。なんと命からがら逃れたはずのゴルドドライブのもとに自ら戻ったのだ!
仮面ライダー3人とハート、メディックに容赦ない攻撃を与えたゴルドドライブは、真の”約束の地”へと赴く。さらに死神ロイミュードたちをドライブピットへ遣わせ攻撃、特状課も不能にしてしまう。第二のグローバルフリーズを起こし、目的を果たすための蛮野の準備がついに最終局面を迎えたのだ。一方、大打撃を負ったドライブたちだったが、何とかゴルドドライブの居場所へと向かう。ついに始まったゴルドドライブとの最終決戦の最中、チェイスが信じられない行動をとって―――。
ゴルドドライブの攻撃から剛を守り、チェイスは命尽きた。剛は、チェイスを失って初めて、その存在の大切さに気付く。絶叫する剛。その前に再び現れたのは、チェイスが最後の攻撃を浴びせたはずのゴルドドライブだった! 一方、進ノ介はハートとメディックと共に特殊状況下防衛センタービルの最上階を目指す。そこにゴルドドライブが残した人類をデータ化してしまう装置があるからだ。が、3人が上に向かおうとしたその時、グローバルフリーズが起きて―――。
メディックの助けで負傷から立ち直った進ノ介は、ハートと共に再びシグマとの戦いに身を投じていく。最後の力を振り絞った2人の攻撃が、シグマに炸裂して―――。
ロイミュードを撲滅し、ベルトさんが進ノ介のもとから去って数日。世の中には、平和な日々が戻っていた。特状課の片づけに戻った進ノ介だったが、最後にもう一つだけ気になる事件の捜査を始めていた。1年半前にグローバルフリーズが起きた日、相棒の早瀬刑事と追っていた反政府組織・ネオシェード。奴らがまた動き出したのだ。実は1ヶ月ほど前にもネオシェードとロイミュードのつながりを突き止めていた進ノ介。ところがロイミュードが滅んだ今になっても、ネオシェードが動く理由とはいったい何なのだろうか? その謎の鍵は、奴らが盗み出した不思議な物体が握っていた。それは眼魂(アイコン)と呼ばれるものだった―――。
もう10年も前なのか。
時が経つのが早い。あの時はまだ中学生だったか。
とにかく、とにかく熱い作品だったと思う。
最終的には仮面ライダー&ロイミュードVS蛮野な構図がシンプルで面白い。
敵との戦闘…
面白かった
刑事もの好きなので嬉しい
刑事として解決するところと仮面ライダーとして解決するところのバランスが良い
究ちゃんが二人いる回好きだった
仲間たちに仮面ライダーだとバレる回、それまで積み上げ…
捜査パート・謎解きパートがあったり熱血展開があったりと、ちゃんと刑事ものしてた。
途中まで強化フォームの出し方がワンパターンすぎるなぁと思ってたけど、最終フォームの回はめっちゃ良い。
剛の強化フォ…
警察官の泊進ノ介はグローバルフリーズという人類の敵ロイミュードが起こす時間の流れが異様に遅くなる現象で相棒を撃ってしまい怪我をさせたショックから生きる気力を失って抜け殻のように過ごしていた
ある日…
2014〜2015 地上波
2024 12 28〜
2025 1 8 9 10 11 12
“start our engine!”
チェイスが1番
無機質なチェイスくん最高にいい 「誰も聞かな…
竹内涼真と内田理央目当てで観た
一つのドラマとしてすごく面白かった!
展開がいろいろありすぎて、めっちゃ裏切られた。
刑事ものだから子どもには難しい話だとは思うけど
大人も子どもも楽しめるってまさ…
「耳の裏を見せろ」
史上初、車をメインの乗り物とする仮面ライダー。
序盤がまあつまらない。平成二期ライダーにありがちなマンネリが今作でもしっかり見られる。中でも刑事のカン回は平成クソエピソード5…
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