Gemini for Google Cloud の概要

Gemini for Google Cloud は、デベロッパーやデータサイエンティストなどの幅広い Google Cloud ユーザーに、生成 AI を活用したアシスタンスを提供します。統合されたアシスタンスのエクスペリエンスを提供するために、Gemini for Google Cloud は多くのGoogle Cloud プロダクトに組み込まれています。

Gemini for Google Cloud モデルを使用して独自の生成 AI アプリケーションを作成する場合は、Vertex AI での生成 AI の概要をご覧ください。

次の表に、Gemini for Google Cloudで利用可能な生成 AI アシスタンスの種類と、プロダクトの概要情報へのリンクを示します。

プロダクト	アシスタンスの種類	タスク
Gemini Cloud Assist	クラウドアプリケーションを設計、最適化、運用します。	クラウドアプリケーションを効率的に管理します。リソースの迅速な作成、最適化、トラブルシューティングを行います。リソースのセキュリティ構成を管理します。
Gemini Code Assist	コードの開発、デプロイ、トラブルシューティングを行います。	コードを生成してデバッグし、単体テストを生成します。コードの最適化に関する提案を行います。 Salesforce などのエンタープライズアプリケーション、MySQL などのデータベース、Pub/Sub などのイベントドリブンシステムを接続する統合を構築します。
Gemini in BigQuery	データを準備して分析します。	データキャンバスを使用して、データを検出、変換、クエリ、可視化します。データインサイトを使用して、データパターン、品質、統計情報を調べます。 SQL と Python のコードの生成、補完、説明を行います。分析用のデータを準備するための推奨事項を取得します。
Gemini in Colab Enterprise	Colab Enterprise ノートブックで Python コードを生成します。	コードセルに入力しているときにコード補完の候補を生成します。コーディングサポートツールを使用してコードを生成します。
Gemini in Looker	データを分析してエクスポートします。	カスタム Looker 可視化を生成します。 Looker（Google Cloud コア）と Looker（オリジナル）で利用できます。 LookML モデリングパラメータを生成します。 Looker（Google Cloud コア）と Looker（オリジナル）で利用できます。データに関する質問をします。 Looker（Google Cloud コア）、Looker（オリジナル）、Looker、Looker Studio で利用できます。カスタムデータエージェントを構築します。 Looker Studio で利用できます。計算フィールドを作成します。 Looker Studio で利用できます。レポートの可視化を Google スライドにエクスポートします。 Looker Studio で利用できます。
Gemini in Security Command Center	検索クエリを簡素化し、ケースを解釈します。	自然言語の質問から脅威調査用の UDM 検索クエリを生成します。セキュリティの問題に対して開かれたケースを要約し、問題を解決するための手順を提案します。

他の Google プロダクトでの Gemini の AI アシスタンス

Gemini の AI を活用したアシスタンス機能は、Gemini for Google Workspace でも利用できます。

次のステップ

最新の機能強化と修正をリリースノートで確認する。
Gemini for Google Cloud がデータを使用する方法を確認する。
Gemini for Google Cloud の料金を確認する。
Google Cloud コンプライアンスについて確認する。