有識者
有識者(ゆうしきしゃ)とは、ヒト目ヒト科の哺乳類。特定の知識に特化したニュータイプをさす。
概要[編集]
有識者とは大昔にギリシャでアリストテレスが発見されたのを皮切りに、世界中で発見報告が相次いでいる生物である。人間には得ることの出来ない大量の知識を持ち(ただし分野には個体によって大きな偏りが確認されている)ノーベル賞をとったりしている。また人間に教えを請われることも多い。日本人で例を出せば卑弥呼が最初に確認された有識者である。
有識者はその姿かたちが人間に非常によく似ており、見分けるのは至難の業である。しかし有識者はその他の人間と違い、卓越した知識をもてあましていて研究者ぐらいしか適合する職業が無いため、レベルの高い大学に行けば結構いるもんである。また有識者たちも自分が有識者であることを隠す気も無いため、本人たちに聞けばあっさり教えてくれる。最近では有識者の亜種である自称有識者(批評家)が増殖しているので、有識者を探す諸君らには注意が必要だ。
また、一般的にヒトには理解しにくい問題や、ぶっちゃけ同意しがたい問題(例:福祉行政についての問題や、受信料問題等)なんかを、権力を持つ一部のヒトの目論見通りの結果を、さも民主的で、広く社会に有益であるかのように見せかけた上で議決し、ヒトの社会に多大な悪影響を与えてしまう存在としても、ヒトの社会の中では認知されている。
生態[編集]
有識者の一日は自分の知識の反芻、つまり人間でいう朝食から始まる。有識者は総じて消化器官が弱いため、朝一番に新たな知識を得ると胃もたれなど起こすためである。その後はおのおの仕事に就き、時々間食(新たな知識を得ること)と排泄(知識を人間に向けぶちまけること)をしながら過ごす。
ちなみに人間と同じような外見を持ちながら食物をとることは無い。これは知識を得ることに熱中しすぎて忘れているためだという説が有力である。そのため当然だが人間と同じような排泄も無い(その点はアイドルと一緒である)。それらの行為をしている有識者もまれにいるが、これは周りに合わせる気遣いの出来る個体であり日本で多く確認される。有識者の研究をする学者の中には「有識者は睡眠の必要が無い」と唱えるものもいるが、まだ仮設の段階である。
亜種との区別方法[編集]
有識者から得られる知識は上質でありその恩恵も大きいが、亜種からの情報は時に小学生と変わらないレベルであるため、以前から亜種との区別方法の確立が叫ばれてきた。米国ハーバード大学の発表した「有識者区別のガイドライン」は以下の通り。
- テレビに出演しているか
- テレビに出演している有識者を自称している生物は亜種である可能性が高い。イギリスでの調査ではテレビに出演している有識者を名乗る生物が亜種だった割合はなんと100%であった。