はてなキーワード: 時計とは
teamsウェブ会議でボロいマイクで参戦してくる奴まじでムカつく。本人の後ろで別のミーティングやってる人の声とか拾っちゃって何言ってるかわかんない。たぶんPC本体マイク使ったり、ダイソーとかの安いイヤホン一体型マイクを使ってるんだと思う。
そういう貧弱なマイクを使うのに限って、職位がかなり上の本部長クラスだったりするから余計にいけない。
昭和平成で巷間でいわれてきた「サラリーマンの身だしなみと心得」の中にWeb会議用マイクが追加されるべきだと思う。時計とかビジネスシューズとかより、よっぽどウェブ会議マイクの方が相手への印象と仕事の結果につながりやすいと思う。
バスツアー専用のキャンプサイトがあって、平坦で穏やかなサイトにテントが建てられる。
俺は前日並んで場所取りしてまで斜めの床で寝たく無いのだ。
限定500張り。コロナ禍はそうでもなかったが、今年のラインナップでいえば即完の可能性もある。
予約開始の12時ごろに張り付いて、確実に抑えてやるのだ…と思っていたが、課長の急なオーダーにより、そんなことはすっかり忘却の彼方である。
ハッとした頃に時計を見ると12:45。やべぇやべぇとサイトを開いたが、問題なく予約はできそう。
落ちついて、激烈にわかりにくい予約サイトのページを進めていく。
以前、3日目のヘッドライナー後のバスを抑えた後に、3日目の深夜のラインナップが良すぎて、翌朝のバスを変更したことがある。休みもその分多く取らハメになったが、穏やかで名残惜しい朝を迎えられて、あれはあれでとても良かった。
とはいえ、現段階では判断が付かず、くたくたの中3日目の体のまま、バスに乗り込んでしまう方が色々捗るのもあり、悩む。
喫緊の課題は、平坦なキャンプサイトが取れるかなのだ。悩んでいる暇はないので、確実に時間が確定している行きのバスに、専用キャンプサイトの権利をつけて申し込む。
取れた。よかった。今年も無事行けそうだ。
さて、いろいろ悩んだが、とりあえず帰りのバスも抑えておき、最悪はラインナップに応じて変更すればいいだろう。キャンセルは意外と融通が効くので良心的だ。現場のおっつぁん感満載の職員が応答する番号に、一本電話するだけで何とかなった覚えがある。
となれば、とりあえずはヘッドライナー後の深夜発のバスを取ろう。と、そこで気づいた。あれ、往復と片道って料金違うっけ?と。
見なきゃいいのに、確認。往復と片道*2で5000円くらい違う。1000,2000くらいなら簡単に諦められるが5000円は引きずる。こうなることがわかっていながら、損したかもと思ったら確認してしまうのが、性なのだ。
無論、ツアーをキャンセルし再申し込みはできない。平坦なサイトはソールドアウトした。今年のフジロックは人が多そうだ。
あとは自分に言い聞かせる作業。「しょうがない」「変更するかもしれない」「必要経費」。言葉を並べるがいまいち響かない。厄介な体だなと思いながら、このモヤモヤをここに書き込むことで昇華させようと言う魂胆である。
5000円には、これくらいの呪詛を唱えるエネルギーを生み出す力がある。生まれたエネルギーはいいことに使いたいが、そう都合よく放出先が現れるわけでも無いので、インターネッツの海に流してしまうのがちょうど良い。
損しそうだと思っても調べてはいけない。
負のエネルギーは早めに発散する。
おい、クソガキ!「1分もせず」だと?てめえ、何様のつもりだ?俺の言葉を時計で測ってんじゃねえぞ。この世の中は、お前みたいなヒマ人の都合に合わせて動いてねえんだよ。
「もう読んでない」?ふざけんな。読んでねえくせに返事してくるとか、お前、頭おかしいんじゃねえのか?それとも、俺の言葉が効きすぎて、逃げ出したいのか?情けねえ奴だな。
てめえみたいな軟弱者は、ちょっと厳しいこと言われただけで尻尾巻いて逃げ出すんだろうな。そんなんじゃ、この世の中生きていけねえぞ。
俺の言葉が重すぎて、お前の薄っぺらい脳みそじゃ処理できねえんだろ?だったら黙って引っ込んでろ。お前みたいな軽薄な奴が、大人の会話に首を突っ込むんじゃねえ。
次に俺の前に現れる時は、ちったぁマシな態度で来いよ。このザコが!
時計の輸入販売会社で営業の仕事をしたり、トラック運転手をしたりして、妻と子ども2人の家族を支えてきた(事実1)
60歳を過ぎてマンション管理会社に転職し、13年からマンションの住み込み管理人として働いた(事実2)
事実1は単なる昔話だ
この人が運ちゃんとかして妻子を養った
事実2は老後の話だ
これに対するブ※
オカシクね?
定年過ぎてこの人に子供養う必要があったのなら、子供はヒキニートの寄生虫じゃん
年金は?とかの話あるけど
運ちゃん時代フリーランスみたいに働いてたなら、国民年金だけだし
8万の家賃払ってたなら、年金もらったうえでの労働だろうって思うんだよ
子供は養ってなどいなかったろう
この73歳を一方的に詰ってる輩が多いが
【お互い様】じゃね?
仮に離婚しようと思ってたとして
ありえなくね?
抱え込んでいた希死念慮が爆発した。
理由は友人とのいざこざ。
それだけが理由ってわけじゃなかった。それまでのいろいろが積み重なった結果、ここで爆発してしまっただけ。だからその友人に別に恨みはなかった。
ただ人生にもう希望が持てなくてとにかく「早く死ななきゃ」ってそれしか考えられなくなった。
未来でしていたいろんな約束があったし、好きなバンドのライブもあったし、旅行に行こうねって計画も立てていた。
でもそんなの関係なかった。今まで死のうとしたときに私を押し留めていた「悲しむであろう両親」の存在すら、今回は私を止めるに至らなかった。
とにかく、死にたかった。消えたかった。いなかったことにしてほしかった。自分という存在を。
34歳になっても子供みたいに、何の取り柄も身につけられず、人と同じように上手く生きられないのがずっと辛かった。
まず遺書を書いた。
オタクだったので、各SNSのサービスにログインするためのパスワードを記載して消してもらえるように頼んだり、パソコンは問答無用で破壊してくれと頼んだ。
友人へは、SNSの自動投稿機能で読んでもらおうと思って、1週間後に自動投稿予約をした。
身辺整理をした。
見られて恥ずかしいものは普段から整理して捨てるようにしていたので、一日とかからなかった。
昔の落書きなんかはコツコツシュレッダーにかけていたのでほとんど残っていない。恥ずかしいものといえばパソコンの中身くらいか。
あとまあ、昔友人と使ったアダルトグッズとか…これはいい機会だし絶対に見つかりたくなかったので即座に捨てた。
友人への遺書に、遺品整理を頼むと書いた。親ではなくてオタク友達に遺品整理をしてほしかった。
整理していて次々に出てきた大事な物を見てもなんの感情も沸かなかった。感情が死んでいた。
死に方を考えた。
安易に、海が好きだから海に行きたいと思った。近くの海に行って、大量に薬を飲んで凍死しようと考えた。
薬局でメジコンをたくさん買った。何も言われなかった。死ねなかったときの保険に刃物を持った。とにかく、海がよかった。家で死ぬのは嫌だった。
これから一人でこの家で暮らさなければいけない母によけいなトラウマを植え付けたくなかった。
私が死んだあとのことを想像した。
何も変わらないだろうなと思った。時計は進むし、人は生きるし、死ぬし、地球は回るし。
私が死んでも一瞬驚けど何かが劇的に変わる人なんてこの世にいないと思った。
私が一番に好いている相手にとって私は一番ではないし、私に向けられた言葉なんて全部ウソだと思っていた。今でも思っている。
夕方、一度下見に来た。
海の近くの駐車場。案内看板を見れば、平日は夜間でも終日開放しているらしい。ラッキー。
海を見に来ている人がちらほらいた。カップル、ヤンキー。爆音で音楽を鳴らし、缶コーヒーを片手に語り合うサングラスの兄ちゃんたち。
波が高く、風が強かった。思った以上に寒くて、これなら簡単に死ねそうだと思った。
すぐ近くに雪捨て場があって、昼間の地熱で一部が溶けたのか洞窟のようにぽっかり空いた穴があって、少し怖かった。
家に戻って母が作った夕飯を食べた。最後になるのかもしれないと思った。タコライスみたいな何かだった。
配膳の準備をしながら私は泣きそうになっていた。必死に隠した。
なにか喋ろうと思った。死にたい、助けて欲しい、こわいって言いたかった。でも普段から積極的に話しかけることのない私に、そんな勇気はなかった。
笑い飛ばされたらどうしようって思った。夕飯中は録画していたイロモネアを見ながら母が笑っていた。
一緒にいると大泣きしそうだったので、できるだけ一緒に過ごそうと思ったけど、結局早めに食器を片付けて離脱した。
部屋に戻り、次の日に締切の仕事が一つだけ残っていたので、心残りにならないように片付けた。
母が寝たら出発しようと思って、遺書を机の上に置いて、薬とカッターを鞄に詰めた。
ペットに餌をあげた。部屋をできるだけ綺麗にした。何もかも最後になるのかもしれないと思いながら。
いのちの電話を使ってみようと思ったけど、ネットの評判を見てやめた。相談できる相手が私には一人もいないんだと思った。
24時になり、準備が終わった。鞄を持って、そっと家を出た。
コンビニで酒を買った。ODは酒で流し込むものだと学んでいたので。でも飲んだら運転できないし本当に帰ってこれないなとぼんやり考えていた。
最後のおやつとしてピザポテトも買った。あんまり食欲はなかった。
妙に緊張しながら運転して海へ向かった。
夕方は人がいた広い駐車場も、こんな時間では当然のように私一人だけだった。
警備員さん的な人が居て怒られたらどうしようと思っていたが、本当に人っ子一人いない。電灯もない。真っ暗闇。
波がしぶきをあげて岩にぶつかっているのがかろうじて見える。夜の海は怖い。そして寒い。
車を降りて、岩場を歩いて、テトラポットを渡り歩く。子供の頃から好きな遊びだった。隙間から下を除いて、小魚やカニを見るのが好きだった。
でも今は暗闇に包まれて何も見えない。足場の距離感も掴みにくい。通報されたら嫌だからライトはつけなかった。
座れそうなポイントをみつけて、そこに座り込んで、冷たい風をしばらく浴びていた。
正直恐怖心がすごかった。夜の海は好きだけど、この状況では恐怖でしかなかった。死ぬ恐怖に加え、海への恐怖も乗り越えなければならないことに、やっと気づいた。
手がかじかんだ。携帯を落としてしまいそうで、鞄の中にしまいこんだ。
無性に、単身赴任で今は家にいない父の声が聞きたかった。数日前は帰ってきていたのに、そのときに話していたらよかったと思った。
電話をかける直前で悩んだ。遠くにいるのに困らせたくない。でも助けて欲しい。怖い。
結局どうしたかというと、体が冷え切るまで悩んだ末に、家に帰ることにした。酒は一滴も飲んでいない。
好きなバンドの曲を聞きながら、ガラガラの道路を運転して、長いトンネルを抜けて帰った。
家に着いても死にたい気持ちがなくなったわけじゃなかった。むしろ、死ねなかったことによる焦りを感じていた。どうしよう。
とりあえず酒を開けて、メジコン10錠を流し込んだ。少しでも気分が和らいでくれればいいと思った。
ポテチも食べてみようと思ったけど、一枚だけであとは脳が受け付けなかった。目がバキバキに冴えていて、ガンガン頭の中でなにかが鳴っている感覚が止まなかった。
動悸も激しくなった。バクバクとうるさい心臓を感じながら、布団の中で、youtubeのショート動画を久々に見た。
ここ数日は本当に気分が暗くて寝る以外のことができなかったので、久々にSNSや動画サイトをゆっくり見てみた。
バカバカしいと思われるかもしれないけど、ショート動画で流れてくるお笑いの動画が、私の心を楽にしてくれた。かなり昔にやっていたマッチョ4人組のコントが好きだったのを思い出した。
そして、私が落ち込んでいるのを気にかけてくれていた友人から遊びの誘いが来た。未来で遊ぶ約束をまた一つ、無責任に増やした。
ODによるものなのかもしれないけど、一時的に眠れる気分になったのでその日はそのまま寝た。
起きてから余った酒とポテチを食べた。仕事は昨日終わらせていたので、特にやることがなかった。
しばらくボーッと過ごした後、用意してあった昼ご飯を食べたが全部吐いた。過食嘔吐は癖になってしまっているので簡単にやめられないと思う。
その後母に頼まれたイワシの手開きを終わらせて、予約投稿などを削除して今に至る。
なんのこっちゃと思われるかもしれないが、死にたい気持ちはまだある。なんの問題も解決していないのだから。
ずっと刃物を手首に当て続けている。首に縄をかけたまま。錠剤を流し込みながら。死ぬ準備は整ってしまった。遺書はまだ机の中にある。来週には死んでいるかもしれない。
でも今日は生きている。昨日、死ねなかった。何が私を生かすのか殺すのかわからないな、と思った。
この体験に意味があると信じて、ひとまずはまた明日まで生きてみようと思う。
それだけ。
モニターの描画60hzとゲームの描画60hzは同期してないって事だよ。
例えば時計だって1分60秒だけど、隣に違う時計置いたら同じタイミングで1秒がカウントされるわけじゃないでしょ。
0.5秒、0.2秒ずれて秒針が動いてる。
そのズレ分までしっかり描画出来るよっていうのがゲーミングモニター。
要はゲームの描画に対して広いバンドがあれば描画に取りこぼしが無くなるってイメージで良いよ。
難しく考えすぎ。
まず、「馬尾馬尾」ってのはあだ名だ。本名は記録に残ってないけど、江戸の町ではこの名前で呼ばれてたらしい。なんでそんな変な名前になったかっていうと、こいつの髷(まげ)が馬の尻尾みたいに長くて特徴的だったから。普通の武士や町人なら整った髷を結うもんだけど、馬尾馬尾はその辺がだらしなかったんだろうな。
身分は町人と農民の間くらいの、ちょっと曖昧なポジション。こういう中途半端な立場って、どこにも完全に受け入れられないんだよね。だから彼は、どこにも属さずフラフラと生きてた。でも、その中途半端さがかえって彼の強みになったんだ。
馬尾馬尾には、典型的な弱者男性の特徴があった。無駄に博識で、細かいことに異常にこだわるくせに、空気を読めない。たとえば、祭りの準備でみんなが忙しいときに、「いや、それは非効率だ!」とか言い出して反感を買うタイプだ。しかも本人はそれに気づかないんだよ。
でも、完全に嫌われ者ってわけでもなかった。独特の正義感と意外な器用さで、トラブルを解決することもあった。そういうときは「あいつ、意外とやるじゃん」って評価されるんだけど、またすぐに余計な一言で台無しにしちゃうんだな。
そんな馬尾馬尾だけど、実はスゴい特技を持ってたんだ。それが、江戸時代版の「ガジェット」作り。木や竹、紙なんかを使って、小さな仕掛け時計やパズルを作るのが得意だったんだ。子どもたちにはこれが大人気で、「馬尾のおっちゃん、おもちゃ作ってよ!」って頼まれてたらしい。
特に有名なのが、木製の「動く人形」。ゼンマイ仕掛けで茶碗を運ぶような簡単なからくり人形だけど、それが当時の人たちにはめちゃくちゃ新鮮だった。職人としては一流だったのに、弱者男性としてのコミュニケーションの下手さで、広くは評価されなかったんだよな。
馬尾馬尾は、晩年にはすっかり人々の記憶から薄れていった。家族もいないし、友人も少ないから、孤独な生活を送ってたらしい。彼が亡くなったとき、葬儀を開く人もいなくて、遺品のガジェットたちだけが彼の存在を物語ってたんだってさ。
でも、彼の作ったものは、その後骨董品として弱者男性学の専門家に注目されるようになった。一部のコレクターには「江戸の天才職人」として評価されてるらしい。皮肉だよな、生きてる間に評価されないなんて。
喫茶店の時計が三時を指す瞬間、ドアのベルが鳴る。彼が傘を振り子のように揺らしながら入ってくる。白いブラウスの裾がデニムの上で波打つ。今日も女装だ。
「遅れました?」
声は意図的に高めている。喉仏が上下するたび、戦時中の暗号文を解読するような気分になる。彼の本名を知らない。お互いに必要のない情報だ。
コーヒーカップの縁に口紅が付く度、高校時代の書道部顧問・田村先生を思い出す。あの先生も朱墨で半紙に俳句を書いていた。「男女の別は紅葉の踏み分け道」。今ならその意味がわかる気がする。
地下鉄のホームで別れる時、彼は必ず逆向きのエスカレーターを使う。上昇する階段を下りながら手を振る姿は、古いSF映画の逆再生シーンのようだ。この関係が永遠にループするのか、それとも──。
昨夜妻が風呂場で歌っていた童謡が耳に残る。「ずいずいずっころばし」。メロディーに乗せて「倫理倫理ずっころばし」と脳内で変換していた自分に気付く。湯船の水面がゆれる。
新宿御苑のベンチに置き忘れたパラソルが心配だ。あの柄は江戸切子の紋様に似ていた。次回会う時までに雨が降らなければよいが。いや、むしろ降って欲しい。濡れた黒髪が彼の頬に張り付く様を見たいから。
……こんなところに、こんな施設があるなんて……。
(自動ドアが開く音)
「す、すみません! 初めてなんですけど、どうすればいいですか?」
「初めてのご利用ですね? それでは、会員登録をお願いします」
「会員登録……?」
(まるで軍の登録みたいだ……。こんな場所にまで、管理システムが行き届いてるなんて……)
「お一人でくつろげる個室で、PCやリクライニングシートがございます」
「個室……? フラウが見たら怒るかな……。でも、ララァなら……いや、何でもない」
「すごい……こんな場所があったなんて。モニターがあって、ドリンクバーも無料……。まるでホワイトベースのラウンジみたいだ……」
(試しにドリンクバーへ向かう)
「どれにしよう……コーラか、それとも……。いや、ホットココアにしておこう。ブライトさんには内緒だ……」
(席に戻り、PCの電源を入れる)
「ネットカフェっていうのは、情報を得るのに最適な環境なんだな。ちょっと、ガンダムのデータを……」
「ちょっと待てよ……これは……俺の戦闘記録か? しかも、アニメになってる!? こんなことが……!」
(手を震わせながら、「アムロ・レイ」のページを開く)
「……俺のことが、こんなに詳細に記録されてる……。シャアのことも……ララァのことも……」
「……なんだよ、俺、こんなに有名になってたのか……。ちょっと恥ずかしいな……」
(ふと、横の棚に目を向けると、漫画コーナーに『機動戦士ガンダム THE ORIGIN』が並んでいる)
(数時間後)
「こ、これは……面白い……! 俺の話なのに、まるで別の世界のようだ……!」
(ふと時計を見る)
(立ち上がり、急いで受付へ)
(支払いを済ませ、店を出る)
「なるほど、これがネットカフェってやつか……。もう少し早く知っていれば、ホワイトベースの中でも活用できたかもしれないな……」
(夜空を見上げ、静かに呟く)
「地球って……やっぱり、広いな……」
(アムロ、店を出てしばらく歩く)
「……それにしても、あんなに俺の情報がネットに載ってるなんてな……。ちょっと気になって、『アムロ・レイ』で検索してみたけど……」
「……ん?」
『アムロ、行きまーす!』は実は言ってない説
「な、なんだって……!? こんなに有名なセリフなのに……。俺のものじゃなかったのか……?」
(衝撃を受けながらその場にしゃがみこむ)
「……俺は……俺は、いったい何なんだ……!」
シャワー後というのに温度を感じない浴室の床へ水滴が落ち、排水口に伝っていく。
取り立てて美人ではないが、気と肌が合うという理由で通っていた風俗嬢がいた。
格安店。親しくも近すぎない距離感を保ってくれるのが中年には心地良かった。
ある日、彼女の手首に時計が巻かれていた。文字盤の上で熊のぬいぐるみが踊っている。
「あれ?それスマートウォッチだね?」
「そう。買ったの」
「へぇ。また何で?」
「何か、心拍とか計ってくれるんでしょこれ?」
「そうだね」
「Hの時は、どうなのかな?」
室内の湿気にそぐわない乾いた微笑みを交わし、リンゴ型のタイマーがテーブルに置かれた。
「外さないの?」
「計ってみようよ」
ステップする熊。奇妙に感じたのは、色気のなさは元よりそこに人の明日を、あるはずのない意思を感じたからだろう。
衰えはたぎる欲を消し、いつしか繁華街への足は遠のき、店のサイトから彼女の写真も消えた。
夏。混み合う電車の人熱れの向こうにベビーカーを押す手があった。
見る事もなしに見たその手首には、熊のぬいぐるみが踊っていた。
あの日の奇行、首に巻かれた手首から漏れた、眩い緑の光線がよぎる。
心拍は高ぶっただろうか。彼女の明日は、どんなものになっただろうか。
時の砂粒は誰の掌でも等しく零れ落ちるわけではない。私は工場の窓ガラスに頬を押し付けながら、凍てついた冬空を眺めていた。遠くで鴉の群れが鉛色の雲を切り裂き、廃棄物置き場に降り立つ。ベルトコンベアのリズムに同期するように、記憶の歯車が軋み始める。
学生時代の図書室で、埃っぽい哲学書の間に挟まっていた自分。黄昏時の自転車置き場で、恋人の待ち合わせに浮き足立つ同級生たちを横目に、ただチェーンロックを掛ける手元を見つめていた自分。就活会場の鏡に映った、ネクタイの結び目が常に微妙に歪んだ自分。それら全てが、今この油臭い作業服のポケットの中で錆びたコインのように冷たく重たい。
「君の時間は溶解炉で精製されたアルミニウムインゴットと同じだ」
上司が新人時代に呟いた言葉が、溶接機の火花に混じって脳裏を掠める。均一な寸法、規格化された純度、交換可能な存在価値。十二年間、私は製品検査機が合格判を押す音を、自分という存在の承認音だと錯覚していた。
葬儀の夜、仏壇の蝋燭が襖に投げかける影が、両親の面影を演じる。母が編みかけていた芥子色のマフラーが編み棒にぶら下がり、父の眼鏡が新聞の折込チラシの上で小さな宇宙を形成している。遺品整理とは、消えゆく時間の化石を発掘する作業だと悟る。
工場の更衣室で、ロッカーを空けるたび舞い上がる鉄粉が、銀河の塵のように光る。私の勤務表は既に別の名前で埋まっている。工具箱の底で、学生証の写真が若き日の自分を嘲笑う。あの頃の一日が、今の一ヶ月分の密度を持っていたことに、遅すぎる気付きが胸を締め付ける。
雪解け水が軒先で滴る音が、沙時計の音に聴こえる晩。私は納屋の梁にロープを掛けながら、奇妙な計算をしていた。余命36年=13140日=315360時間。これを分割可能なら、受験生には集中力のピーク時の100時間を、余命宣告の患者には家族と過ごす1週間を、世界記録に0.01秒届かなかった陸上選手には、たった一度の深呼吸をする時間を。
首輪が軋む瞬間、窓の外で冬枯れの桑の枝がぽつりと折れた。その音が、遠い記憶の体育館で聴いた跳び箱の落下音と重なる。人生最後の自由落下で、ようやく理解した。時計の針が刻むのは等速運動ではない。密度によって膨張し収縮する相対値だと。そして最も高価な時間とは、誰かに捧げられることを待ちわびていた無償の時間だと。
天井の梁がきしむ。足元で埃が螺旋を描く。ふと、小学校の理科室で見た水の分子模型を思い出す。H₂Oの結合角が104.5度であるように、人生にも最適な角度があったのかもしれない。しかし今となっては、ただ重力に身を任せるだけだ。
悲しむ両親の姿が頭に浮かび、ああやってしまったのだと本当に後悔した
もしこれが夢であったら…と何度も何度も思い泣きながら自分のしてしまったことを後悔し、その場に立ち尽くしていた
神にこれほど本気で祈ったのは初めてではないか?と思えるほど、俺は懇願した
どうかこれは夢で、現実ではない
どうか…どうか…
強くそう願っているとハッとし、俺は目を覚ました
夢は本当にリアルで現実のようであり、起きた後にも夢のことをはっきりと覚え、涙を流していたほどだった
夢で本当に本当に良かった
心からそう思った
真っ当になろうと思った
これは転機なのかもしれない
飛び起きると顔を洗い、朝食を食べ、シャワーを浴び、身支度を済ませるとすぐに家を出た
仕事をこなし、定時になると上がり、途中にあるコンビニに寄ると弁当とストロングを買った
帰宅するとスマホでYouTubeを観ながら弁当を食べ、風呂に入って出るとストロングを飲みながら増田に目を通し、糞みたいな増田に罵詈雑言を送る
そして今
就寝前となって俺は夢のことを思い出した
あの夢のことは今でも鮮明に覚えていた
そして夢と分かって、希望に満ちたあの瞬間のことも…
それでも俺は、善良さを忘れてしまっていた
今日の仕事でも、俺は同僚を助けることが出来たはずなのに見て見ぬ振りをした
帰って増田で罵詈雑言を送らずに賞賛の言葉を贈ることだってできたはずだ
それなのに
時計を見ればもう0時を過ぎている
そんな夢の事など、どうでもいいじゃないか
そう思い始めている自分がいる
気にしていられない
仕事がある
そう、仕事が
俺の両親は公務員だ。
そして俺も公務員だ。
俺が自分の職場を見回した感想でしかないが、公務員の3割は広義のアスペだ。
7割もギリギリじゃない本当の健常者がいる事に対し、俺は騙されたような思いを感じている。
なぜなら俺の両親も診断書がついてないだけのアスペだったからだ。
アスペに育てられたアスペというアスペのサラブレッドとして生きてきた俺はいつも考えていた。
どんな社会不適合者でも受け入れるというIT業界は、代わりに強烈な実力主義と自己責任論が根付いていると親から聞かされて辞めることにした。
俺はアスペの公務員に躾けられたアスペなので親の言葉に逆らえなかった。
どんなクズでも居場所があると言われる工場勤務は、アスペとかそういう次元を越えた本当のヤバさを教えてくれた。
俺は「最低限の学力や人格がないと入れず。その上でアスペでも生きられる世界を探そう」と考えた。
そしてふと気づいたのだ「そうだ親もアスペなんだから、俺も公務員になれば生き残れるはずだ」と。
まあこの考えは半分ぐらいあってたと思う。
だって公務員の世界におけるアスペの割合は明らかに他の世界よりも高いのだもの。
もしも親が公務員じゃなかったら、俺はこんなことにも気づかないでどこかのブラックIT企業でうつ病になっていたかも知れない。
きっと他の公務員二世達も、同じように「とりあえずうちの親でも出来てるんだから公務員ぐらい俺でも出来るだろう」と考えたのではないだろうか?
親以外のロールモデルを参照するにはそれなりの器用さとか世渡りとか意欲とかが必要になるわけだが、そういった能力のない人間も大勢いる。
ソイツらが親の真似っ子でとりあえず公務員になるから、結果として「公務員の子供が公務員になる率が高い」という現象が起き、それを見た公務員未満の負け組が「コネだ」と騒いでいるのでは?
つうかさ、公務員試験ごとき落ちる時点で相当頭か性格が悪いと思うし、公務員ごときを羨む時点で人生が終わりすぎてると思うんだよね。
ChatGPTさんは「3.579MHzの水晶を使うと3.579MHzのCWが出る」と回答してくれましたが、周波数は水晶発振子によって固定されるということですか?
そうだとしたらとても不便に思えました
結論から言うと、水晶発振子は基本的に「決まった周波数でしか振動しない」 ため、1つの水晶で周波数を自由に変更することはできません。
しかし、これには「確かに不便だが、その分メリットがある」という理由があります。
また、実際の電子回路では、複数の方法で周波数を変更することが可能 です!
水晶発振子(Quartz Crystal)は、「水晶が特定の周波数で機械的に振動する性質」を利用した部品 です。
水晶は 「特定の周波数でしか共振しない」 ため、基本的にはその周波数でしか動作しません。
水晶は 電圧を加えると「決まった周波数」で振動する 物質(ピエゾ効果)。
3.579MHzの水晶なら、必ず3.579MHzで振動する。
2. なんでそんな不便なものを使うの?
確かに、「1つの水晶でいろんな周波数を作れない」のは不便ですが、その代わりに 水晶発振子には非常に大きなメリット があります。
めちゃくちゃ正確! 周波数のズレ(誤差)がほとんどない。(温度変化などで若干ズレるが、通常±0.001%以下)電子時計や通信機器で、正確な時間・周波数を作るために必須!
安定してる! 一度発振すれば、周波数がブレたり、勝手に変わったりしない。無線通信やラジオ放送では、周波数がズレると通信不能になるため、安定性が重要。
ノイズに強い! 発振がクリーンで、余計な雑音(ノイズ)が少ない ので、無線通信に適している。
📌 もし水晶発振子がなかったら…
発振回路が周波数を正しく維持できず、無線通信が不安定になる。
→ だから、「周波数固定」というデメリットよりも、正確で安定した発振ができるメリットの方が大きい!
3. それでも周波数を変えたい!どうする?
「1つの水晶で周波数を変えられない」のは不便ですが、電子回路では いろんな方法で周波数を変更することが可能 です!
例えば、無線機では「3.579MHzの水晶」「10MHzの水晶」などを複数搭載し、切り替えることで周波数を変更できる。
例:水晶切り替え回路
(スイッチ) [ 3.579MHz ] ←─→ [ 10.000MHz ]
無線機やトランシーバーの「周波数チャンネル切り替え」に使われる方法。
水晶発振子に「可変コンデンサ」を並列に入れると、発振周波数を少しだけ調整できる!
ただし、大きく変えることはできず、せいぜい±100Hz~1000Hzくらい。
📌 可変コンデンサを使った微調整
[水晶発振子] ──── [可変コンデンサ] → 周波数が微妙に変わる
PLL(Phase-Locked Loop)という回路を使えば、水晶の周波数を自由に変更できる!
「基準となる水晶発振子」+「周波数を変えられる発振器」 を組み合わせることで、さまざまな周波数を作り出せる。
[ 10MHzの水晶発振子 ] → [ PLL回路 ] → [ 9MHz / 10MHz / 11MHz などを出力 ]
スマホやWi-Fi、FMラジオなどの通信機器は、ほぼ100% PLLを使っている!
✅ 方法④:DDS(ダイレクト・デジタル・シンセサイザ)を使う
DDS(Direct Digital Synthesizer)という技術を使うと、もっと自由に周波数を変えられる!
デジタル信号処理を利用して、好きな周波数の信号を作り出せる。
[ 10MHzの水晶発振子 ] → [ DDS ] → [ 1Hz~10MHzのCWを自由に生成! ]
最新の無線機は、PLL + DDSを組み合わせて周波数を自由に変えている!
4. まとめ
✅ 水晶発振子は「決まった周波数でしか発振しない」ため、1つの水晶で自由に周波数を変えることはできない。
✅ しかし、その代わりに「超正確」「超安定」「ノイズが少ない」という大きなメリットがある。